JR東海・JR西日本・JR九州が、2023年秋から「エクスプレス予約」・「スマートEX」の価格改定を発表。
公式リリース
「エクスプレス予約」・「スマートEX」における価格体系の見直し 及び新早特商品の発売について
参考
JR西日本:2023年4月1日から運賃・料金の一部見直し
例えば、東京~新大阪のEX予約の通常料金は、13,620円⇒14,230円に値上げに。
スマートEXに関しても、山陽新幹線の区間を含む場合に値上げに。東海道新幹線・九州新幹線区間完結の場合は据え置き。
また、28日前までの予約で、お得になる「EX早得28ワイド」を新たに発売することも決定。一例として、東京~新大阪間は12,240円に。
さらに、新幹線と、ホテル・旅先での交通手段、観光プラン等の旅行全体をシームレスに予約・決済できる「EX-MaaS(仮称)」の導入、1年前 からの予約が可能になるなど、一層のサービスの充実も予定。
エクスプレス予約は年会費を支払って会員になることにより、ネット予約で通常よりも安く新幹線に乗れるもの(繁忙期などでも安いなどのメリットあり)。一方、スマートEXは、同じようなネット予約の会員でありながら、年会費不要で気軽だが、エクスプレス予約よりは高く、紙のきっぷより基本的に200円安いだけで、繁忙期なども通常のきっぷとほぼ変わらずと言ったところでしょうか。
鉄道各社とも値上げなどの動きがありながら、東海道・山陽・九州新幹線に関しては、山陽新幹線が一部特急料金の値上げに踏み切る他は、ほぼ動きがなかったですが、ここに来て、やはり社会状況を考えると、エクスプレス予約やスマートEXを含め、東海道・山陽・九州新幹線全体として、EX-MaaS導入とともに、新たな価格体系として、全体的には値上げに踏み切らざるを得なくなった、と言うところでしょうか。
そう言ったことを考えると、エクスプレス予約会員とスマートEXとの価格差がほとんどなくなって、エクスプレス予約会員が安くなるメリットも減ってしまうこと、繁忙期に安くなるメリットも少なくなり、年会費を払ってまでエクスプレス予約会員を維持する必要はなく、スマートEXに切り替える人が続出するのでは、と考えられます(特に年に数回程度しか利用しない場合)。
例として、東京~新大阪の場合、エクスプレス予約会員が14,230円、スマートEXが14,520円と、290円しか変わらないものに。
個人的に気になったのは、1年前から新幹線の予約が可能になることでしょうか。ホテル・宿泊、航空、海外の鉄道などを見ていると、数か月~1年前から予約が可能なことが常識な中、日本の鉄道は1カ月前からしか予約できないのは、国鉄時代から何も変わっておらず、グローバル化の潮流から遅れているのは明らかであった中、ようやく一歩前進することになりました。他の新幹線や在来線特急も急いで追随するべきです。1カ月前からしか予約できなければ、他の手段を選ぶ客もいて、みすみす逃している機会損失は計り知れないと思います。当ブログでも今後、日本の鉄道の問題点を随時取り上げる予定です。
さらに、個人的には東京方面に行く際に、よく利用しているのは、「EXこだまグリーン早得」。座席数限定、「こだま」の本数が少ない、「のぞみ」より時間はかかる、車内販売はない(途中停車時間が長い駅で自販機・売店は利用可能)、変更・キャンセルに制約があると言った、条件はありながらも、普通に「のぞみ」で行くよりも安価で、空いているグリーン車でゆっくり過ごせることもあり、よく使ってますが、こちらに関しては、特に記載がないことから、以前と変わらずでしょうか。

▲N700のグリーン車
公式リリース
「エクスプレス予約」・「スマートEX」における価格体系の見直し 及び新早特商品の発売について
参考
JR西日本:2023年4月1日から運賃・料金の一部見直し
例えば、東京~新大阪のEX予約の通常料金は、13,620円⇒14,230円に値上げに。
スマートEXに関しても、山陽新幹線の区間を含む場合に値上げに。東海道新幹線・九州新幹線区間完結の場合は据え置き。
また、28日前までの予約で、お得になる「EX早得28ワイド」を新たに発売することも決定。一例として、東京~新大阪間は12,240円に。
さらに、新幹線と、ホテル・旅先での交通手段、観光プラン等の旅行全体をシームレスに予約・決済できる「EX-MaaS(仮称)」の導入、1年前 からの予約が可能になるなど、一層のサービスの充実も予定。
エクスプレス予約は年会費を支払って会員になることにより、ネット予約で通常よりも安く新幹線に乗れるもの(繁忙期などでも安いなどのメリットあり)。一方、スマートEXは、同じようなネット予約の会員でありながら、年会費不要で気軽だが、エクスプレス予約よりは高く、紙のきっぷより基本的に200円安いだけで、繁忙期なども通常のきっぷとほぼ変わらずと言ったところでしょうか。
鉄道各社とも値上げなどの動きがありながら、東海道・山陽・九州新幹線に関しては、山陽新幹線が一部特急料金の値上げに踏み切る他は、ほぼ動きがなかったですが、ここに来て、やはり社会状況を考えると、エクスプレス予約やスマートEXを含め、東海道・山陽・九州新幹線全体として、EX-MaaS導入とともに、新たな価格体系として、全体的には値上げに踏み切らざるを得なくなった、と言うところでしょうか。
そう言ったことを考えると、エクスプレス予約会員とスマートEXとの価格差がほとんどなくなって、エクスプレス予約会員が安くなるメリットも減ってしまうこと、繁忙期に安くなるメリットも少なくなり、年会費を払ってまでエクスプレス予約会員を維持する必要はなく、スマートEXに切り替える人が続出するのでは、と考えられます(特に年に数回程度しか利用しない場合)。
例として、東京~新大阪の場合、エクスプレス予約会員が14,230円、スマートEXが14,520円と、290円しか変わらないものに。
個人的に気になったのは、1年前から新幹線の予約が可能になることでしょうか。ホテル・宿泊、航空、海外の鉄道などを見ていると、数か月~1年前から予約が可能なことが常識な中、日本の鉄道は1カ月前からしか予約できないのは、国鉄時代から何も変わっておらず、グローバル化の潮流から遅れているのは明らかであった中、ようやく一歩前進することになりました。他の新幹線や在来線特急も急いで追随するべきです。1カ月前からしか予約できなければ、他の手段を選ぶ客もいて、みすみす逃している機会損失は計り知れないと思います。当ブログでも今後、日本の鉄道の問題点を随時取り上げる予定です。
さらに、個人的には東京方面に行く際に、よく利用しているのは、「EXこだまグリーン早得」。座席数限定、「こだま」の本数が少ない、「のぞみ」より時間はかかる、車内販売はない(途中停車時間が長い駅で自販機・売店は利用可能)、変更・キャンセルに制約があると言った、条件はありながらも、普通に「のぞみ」で行くよりも安価で、空いているグリーン車でゆっくり過ごせることもあり、よく使ってますが、こちらに関しては、特に記載がないことから、以前と変わらずでしょうか。

▲N700のグリーン車









