鉄道・運輸機構が、「鉄道災害調査隊」の創設し、自然災害等により被災した鉄道施設等の早期復旧を支援を発表。

公式リリース
鉄道・運輸機構、「鉄道災害調査隊」の創設、~自然災害等により被災した鉄道施設等の早期復旧を支援~

鉄道・運輸機構(JRTT)は、新幹線の建設等で培った技術力を活用して、自然災害等により被災した鉄道施設等の早期復旧を支援するため、被害状況の 調査など技術的支援を行う「鉄道災害調査隊」を発足。

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▲公式リリースの別紙①

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▲公式リリースの別紙②


今日のような、台風や前線による大雨の影響により、各地で大きな影響がでていますが、近年は毎年のように、台風や大雨による災害により、鉄道路線にも甚大な被害が発生し、長期運転見合わせになるような事態が起きることが、毎年のように発生していると言ってもいい状態です。近年であれば、熊本の肥薩線や、青森の津軽線、新潟・山形の米坂線のように、復旧に長期間を要している例も。また、工事費用や採算性などから、気仙沼線・大船渡線、日田彦山線のように鉄道廃止を廃止し、BRTのバスへと転換した例もあります。

災害復旧時には、治水関連など、鉄道事業者だけでは、どうにもならないことも多く、早期復旧には国や自治体の協力も欠かせない点もあります。そう言った状況の中で、このような鉄道災害調査隊の創設により、災害時の早期復旧へとつながればと考えるところです。