ふしトラ(旅行&交通&まちづくり&バリアフリー)

ブログ記事、随時更新中。日本・関西地区を拠点に活動。これまで世界16か国を訪問。交通やまちづくりに関する研究も活かし、主に世界&日本の旅や交通、まちづくり、バリアフリー等に関する情報を中心に、時には楽しく役立つ記事を、時には将来像や社会提言などを発する記事など、様々な情報を発信。時々、他のことを発信することもあり。コメントやご意見はご自由にどうぞ(誹謗中傷は絶対にお止めください)。

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2024年06月

東京&敦賀①:夜行バスで東京へ

この春ですが、3/30~4/1に、東京で約束があり、東京へ行ってました。

個人的には東京には、年に何度か行くことがあり、特に珍しくはなく、いつもはストレートに東海道新幹線か夜行バス利用ですが、今回は北陸新幹線が敦賀まで開通したこともあり、帰りは試しに北陸新幹線を敦賀まで乗り通し、敦賀乗り換え等を体感することにしました。


まず、3/30夜に京都駅から夜行バスで、東京・池袋へ向かいます。

今回乗車したのは、近鉄バスの大阪・京都~池袋・大宮を結ぶ、サテライト号。かつては国際興行バスとの共同運行でしたが、最近は近鉄バス単独運行となり、国際興行は首都圏側での運行支援を行うのみとなっているようです。

さすがに、夜行で7~8時間となると、4列シート&トイレなしではキツイので、3列シート&トイレありを選びますが、近年はガソリンの値上げに、ドライバー不足などもあり、値上げと減便が目立つような気がします。実際に、年度変わりで移動が多いせいか、満席のバスが目立ち、何とか1週間前にネット上で確保したものです。
バスのドライバー不足の根本的な問題は、大勢の命を預かる、責任の重い仕事でありながら、それに見合った賃金になっていない点に尽きるでしょう。国を挙げて、日本社会全体がこれに真剣に向き合い、バスドライバーの待遇改善につなげ、バスドライバーを増やすことが必要だと思えます。もちろん、そのためにも、ある程度の値上げ等も受け入れざるを得ないことであり、それに比例して日本全体の賃金上昇も急務と言えるでしょう。


22:53、定刻通り京都駅八条口を発車。

途中0:40頃、滋賀県の新名神高速道路・土山サービスエリアで休憩があり、乗客も外に出ることができます。

近鉄バス、サテライト号(土山サービスエリアで休憩中)
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土山サービスエリア
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最近、JRの新幹線や特急の多くは、食堂車やビュッフェが随分前に廃止になり、さらに最近は車内販売も廃止、車内の自販機も撤去が進み、それに途中駅での停車時間も少ないことが多くて、途中で飲食物の調達が一切不可能と言ったことも少なくありません。そんな中、高速バスの場合、所要時間が余程短い便を除き、たいてい最低1~2回は、途中のサービスエリアまたはパーキングエリアで休憩があることが多く、この時に飲食物の調達ができ、さらに気分転換で外に出ることができる、と言うメリットがあります。

1:05頃、土山サービスエリアでの休憩が終わり、出発。同時に車内は消灯。これ以降、乗客は目的地到着まで外に出ることができません。もちろん、車内にトイレはあるので、トイレの心配はありません。
ただし、途中で乗務員交代や車両点検のために、サービスエリアやパーキングエリアでの停車は何度かあります(乗客が降りることは不可)。

個人的には、この休憩のあとは眠りにつき、途中停車は記憶にありません。目が覚めたのは、朝5時を過ぎて、あと10分ほどで池袋駅到着の車内放送が入った時でした。

定刻より早く、5:25頃に池袋に到着しました。夜行バスの場合、同じ停留所で乗降両方を扱う便はほとんどないため、道路状況に何も問題がなければ、目的地には定刻よりも早く到着できるメリットがあります。

池袋に到着
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早朝の池袋駅
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夜が明けて、薄明るくなった、早朝の池袋。この日は日曜日でしたが、夜通し飲んだり、カラオケで楽しんだりして、少し気怠そうな人が多く、早朝の電車が動きだした駅へ向かう人が多く見受けられました。早朝から多くの人が動き出しているのは、さすがは東京で、日本はもちろん世界でも第2位の乗降客数を誇る池袋だなあ、と思わされます。

京阪、2200系60周年記念企画で旧塗装が復活

京阪が、旧塗装への復元をはじめ、2200系デビュー60周年の記念企画を発表。


2200 系デビュー60 周年記念企画を実施します ~1988(昭和 63)年当時の車体外観に復元~

主な内容
◎リバイバル塗装
 ・2024年7月28日(日)~
 ・車体塗装や車番銘板などの車体外観を1988年当時の状態に復元
 ・対象車両:2216‐⑦‐2262

◎リバイバル塗装編成 ミステリーツアー(ミニ撮影会付き)
 ・開催日:2024年7月27日(土)8:00~14:00頃
 ・定員50名先着順
 ・参加費:22,000円(2200系デビュー60周年記念デザインの大阪・京都1日観光チケット、参加記念品付き)
 ・京阪カード通信サイト「e-kenetマーケット」から申し込み

◎記念ヘッドマーク掲出
 ・2024年7月27日(土)~8月31日(土)の期間、2200系全4編成が対象

◎京阪電車オリジナルグッズ販売会(2200系を中心)
 ・2024年7月27日(土)11:00~14:00、くずはモール・SANZEN-HIROBA

◎記念企画展「高度経済成長期における京阪間の輸送を支えた車両」
 ・在りし日の2200系の写真などを展示
 ・2024年7月27日(土)~11月28日(木)10:00~18:00
 ・くずはモール、SANZEN-HIROBA

◎2200系デビュー60周年記念デザインの企画乗車券の発売
 ・2024年7月27日(土)~2025年3月31日(月)の期間、大阪・京都1日観光チケットと京都1
日観光チケットを本企画デザインで発売。前売りオンライン発売は利用日を7月27日以降で指定。無くなり次第終了。

2010年頃に撮影した旧塗装の外観カラー。京阪線系統では約10年ぶりにこの外観カラーが復活。
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何と言っても一番の目玉は、2200系の車体外観の塗装を旧塗装に復元することでしょう。
個人的にもそうですが、少なくとも20代後半以上の方にとっては、車体外観カラーの上部がライトグリーン、下部がダークグリーンを纏っていた、上記の写真に見られる、”京阪と言えば、やっぱりこの色やなあ”、と思う方も多いのではないでしょうか。
現在の京阪の車体外観の塗装は、2008年の中之島線開業に合わせて、全車両のカラーデザインが一新されることになり、このうち一般車両の外観カラーは、よく三井住友銀行のカラーに似ているとも言われる、現在の塗装に変更されています。 当初は京阪線系統(京阪本線、宇治線、交野線等)のみ塗装変更の対象でしたが、後に大津線系統(京津線・石山坂本線)も塗装変更の対象となり、旧塗装の外観カラーは京阪線系統で見られなくなってから10年ほど、大津線系統でも見られなくなってから3年ほどが経ちます。

そんな中、今回、2200系60周年の企画で、旧塗装の外観カラーが復活することになります。
2200系も60年選手と言うこととなり、この旧塗装への復元は引退を控えた、最後の花道とも言えるように思えます。昭和の京阪と言えば、この車両。6000系でデザインを一新するまでは、この車両のデザインが主流だったと言え、今よりもはるかに利用者が多かった、高度成長期をはじめとした、昭和の時代の京阪を支えた車両とも言えます。多くの関東私鉄であれば、とうの昔に引退している車両とも言えますが、京阪では車両を大事に長く使う傾向にあり、まだまだ昭和の車両も現役で走っていますが、さすがに60年選手となれば、もう寄る年波には勝てないでしょう。

個人的にも、ぜひ旧塗装の車両に乗車して、懐かしさも感じながら、撮影もできれば、と言うところです。もちろんマナーは守った上でです。

ドクターイエローの引退

JR東海・JR西日本は、東海道山陽新幹線の電気設備・軌道設備等を検測する車両、ドクターイエロー(正式には新幹線電気軌道総合試験車)を老朽化により、引退を発表。

JR東海:ドクターイエロー(T4編成)の引退について
JR西日本:山陽新幹線における今後の設備検測について ~2027 年以降を目途にドクターイエローによる検測を終了します~

主な内容
◎JR東海のT4編成は2025年1月で検測終了
◎JR西日本のT5編成は2027年頃に検測終了
◎以降はJR東海の営業用車両N700Sに搭載された検測機器で検測
◎感謝の気持ちを込めた、各種イベントの開催(決まり次第、ホームページなどでお知らせ)
  ・車両基地での撮影会
  ・体験乗車イベント
  ・車体のお掃除イベント
  ・記念グッズの販売、など
米原駅停車中に見かけた、現役のドクターイエロー
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リニア鉄道館に展示中の先代ドクターイエロー
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ドクターイエローは、正式には新幹線電気軌道総合試験車と言う名称で、10日に1回程度、実際の営業路線を走行しながら、電気設備や軌道設備の状態をチェックする車両で、T4編成がJR東海に、T5編成はJR西日本に所属していて、両者が交互に走る形です。以前は初代0系をベースとした車両でしたが、現在は700系をベースとした車両となり、T4編成は2001年から、T5編成は2005年から走行しています。既に新幹線車両の寿命とも言える、20年を経過する頃で、ベースとなった700系も山陽新幹線で主に”こだま”として走行する、”レールスター”の車両が残るのみとなり、去就が注目されていましたが、今回両社から引退が公表された形です。

ドクターイエローが検測走行するダイヤは一般には公表されておらず、なかなか見る機会が限られることから、”見れれば幸せになる車両”とも呼ばれ、メディアでもよく取り上げられ、今回の引退に関しても注目度が高いと言えます。ただ、近年はSNS等で目撃情報がアップされ、それを見て容易に見る機会も増えているのでは?、と言う点もあります。

それに、近年は一般の利用者も、旅行商品等として体験乗車や車内見学ができるイベントも用意されるようにもなってきていて、今回の引退に関してもそのような企画が用意されていますが、過去の体験乗車イベントでは募集開始からすぐに満員になるほどだったと言います。
「ドクターイエロー」体験乗車イベントの開催について
「鉄道開業 150 年キャンペーン特別企画 東海道新幹線 浜松工場へ GO」ツアーを販売します!
EXサービス会員1,000万人記念キャンペーンの実施について

個人的にも、これまで何度か見かけたことがあり、時には自転車に乗っている時に見かけたこともあったりほどです。一番間近で見れて、上手いこと撮影できたのが、上記の写真で、2年前”こだま”に乗車中、米原駅で”のぞみ”の通過待ちの間に対抗列車としてやってきたものです。
また、名古屋のリニア鉄道館に展示中の初代0系をベースとした、ドクターイエローを見たことはあります。

今後、何回見れる機会があるでしょうか。可能であれば、体験イベントにも参加してみたいところですが、かなりの競争率の高さになるでしょう。
また、N700Sに検測機器を取り付けた車両も、どんなものになるのか、気になります。
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