2023年7月26日(水)~7月28日(金)に、福岡へ。
22年ぶりに、日本・福岡で開催された、世界水泳。これをぜひ生観戦してみたいと思い立ったことでした。世界のトップ選手が日本に集まり、生で観戦できる機会は、そうそうあることではありません。この機会を見逃したくなかったことと、東京オリンピックで競泳のチケットが当選していたのに、無観客に追い込まれ、生観戦が幻になったことをリベンジしたいと思ったこともありました。
世界水泳2023福岡、公式サイト
行きはフェリーを利用して船中泊し、翌日にマリンメッセ福岡で世界水泳を生観戦し、福岡市内で一泊。帰りはJTBの”トクトクひかり・こだま”を使い、山陽新幹線”こだま”で帰ってくる、2泊3日の予定にしました。
7月26日(水)夕方、神戸六甲アイランド発の阪九フェリーに乗船することにし、まずは六甲アイランドへ向かいます。
阪九フェリー公式サイト
大阪方面から阪神電車で魚崎駅へ。魚崎駅には全列車が停車します。梅田や三宮はもちろん、快速急行で難波や奈良からも直通で行くことが可能です。魚崎の北隣の住吉駅にはJRの快速が停車しますが、ここ阪神の魚崎には、JRには真似できない、難波直通のPRが目立ちます。
魚崎駅を発車する近鉄車両。最近は多くの快速急行が8両に。

難波直通のPR

魚崎駅からは六甲ライナーに乗り換え、途中橋を渡って、六甲アイランドに入り、アイランド北口駅へ。
アイランド北口駅にて、六甲ライナーの車両。E6系”こまち”などと同じ奥山デザインの新車両に置き換わっている。

アイランド北口駅からは無料の連絡バスに乗り、阪九フェリー乗り場を目指します。ここにはタクシー乗り場はない点は注意が必要。このバス、阪神御影駅・JR住吉駅・阪急御影駅からも出ていますが、これら3駅からの乗車は有料です。途中、大分行きの”さんふらわあ”の乗り場も経由するので、降り間違いのないよう、注意です。
連絡バス

阪九フェリー乗り場

フェリー乗り場に到着し、あらかじめネットで予約&決済を済ませているので、スマホでQRコードの画面またはプリントアウトしたチケットのQRコードを乗船口にて、見せてすぐに乗船します(QRコードはルームキーにもなります)。ネットで予約すると20%引きになります。ただ、それほど頻繁に乗る訳でもないのに、会員登録しないといけないのは面倒くさいなあ、とも思います。予約や決済を済ませていない場合は、乗船前に窓口で手続きが必要です。
徒歩乗船の場合を紹介していますので、乗用車やトラック、バイク、自転車などを載せて、乗船する場合は、乗船方法が異なりますので、ホームページを参照してください。
阪九フェリー予約方法
QRコードの入った、e乗船券(一部加工済)

フェリー乗り場の待合室にて、ふねこと日付の入った、記念撮影パネル

乗船したのは阪九フェリー”せっつ”。
二段式ベッドのスタンダード洋室を予約しました。カプセルホテルと同じような感じで、カーテンを閉めて、プライベート空間は確保できます。ベッド内には貴重品のロッカーに、電気スタンド、コンセントがあります。指定されたのは下段でしたが、この時は誰も乗って来なかったので、上段をベッドとして使用し、下段を荷物置き場として使いました。
船内にて、”せっつ”の写真と、子どもの撮影用の制服

予約した、二段式ベッドのスタンダード洋室

18時30分、定刻に出航。
関西~九州の移動に、フェリーを何度も使っていますが、船旅の魅力は何と言っても、夜間にリーズナブルな値段で移動できて、広い船内で横になって寝ることができ、レストランでの食事や大浴場での入浴が楽しめることです。
さらに、明石海峡大橋・瀬戸大橋・しまなみ海道、瀬戸内の島々の夕焼けや夜の景色などの眺望を見ながら、移動できるのも魅力です。特に、出航後まもない、明石海峡大橋の通過は注目の的であり、船内放送でも案内があり、多くの人が展望デッキに出ていました。明石海峡大橋の真下を通過できるのは船旅だからこそ。
関西~九州の移動は、フェリーの路線がいくつかある他、新幹線や飛行機もあるので、夜行列車は全廃となったほか、夜行バスもほとんどが廃止になっています。このフェリーの快適さを実感すると、夜行バスに乗りたいとは、とても思えないでしょう。
展望デッキへ

出航後、夕焼けを背景に、神戸港付近を航行

夕焼けの明石海峡大橋

動画:19時30分頃、明石海峡大橋通過
ロビーにある航行マップ、明石海峡大橋を過ぎたところ

明石海峡大橋を過ぎてから、レストランで食事をし、大浴場で入浴を済ませ、売店にも立ち寄り、ロビーでゆっくりしながら、瀬戸大橋の通過を待ちます。
レストラン

レストランで食べたカレー

売店

ロビー(テレビあり)

大浴場(QBハウスのように、中の混雑状況が信号の表示でわかる)

動画:22時40分頃、瀬戸大橋通過
運良く列車が通ってるところが見れて、銀河鉄道のような光景が見れたら、と思いましたが、そう簡単には通りませんでした。ここもまた、橋の真下を通れるのは船旅ならでは。夜の島々を眺めることが可能です。
瀬戸大橋を通過後は、明日に備え、就寝することにします。
翌朝、7月27日(水)の5時半過ぎ頃に目が覚めると、山口県周防灘付近を航行中でした。
周防灘付近を航行中。やや煙っている。

洗面などを済ませ、荷物の支度をし、下船の準備をすることにします。
朝7時00分、定刻通り、新門司港に到着。
夜行バスで12時間乗ったら、確実に疲れますが、同じ12時間でもフェリーは広い船内で充実した設備もあり、快適であっと言う間でした。
新門司港から先は、次回につづく。
22年ぶりに、日本・福岡で開催された、世界水泳。これをぜひ生観戦してみたいと思い立ったことでした。世界のトップ選手が日本に集まり、生で観戦できる機会は、そうそうあることではありません。この機会を見逃したくなかったことと、東京オリンピックで競泳のチケットが当選していたのに、無観客に追い込まれ、生観戦が幻になったことをリベンジしたいと思ったこともありました。
世界水泳2023福岡、公式サイト
行きはフェリーを利用して船中泊し、翌日にマリンメッセ福岡で世界水泳を生観戦し、福岡市内で一泊。帰りはJTBの”トクトクひかり・こだま”を使い、山陽新幹線”こだま”で帰ってくる、2泊3日の予定にしました。
7月26日(水)夕方、神戸六甲アイランド発の阪九フェリーに乗船することにし、まずは六甲アイランドへ向かいます。
阪九フェリー公式サイト
大阪方面から阪神電車で魚崎駅へ。魚崎駅には全列車が停車します。梅田や三宮はもちろん、快速急行で難波や奈良からも直通で行くことが可能です。魚崎の北隣の住吉駅にはJRの快速が停車しますが、ここ阪神の魚崎には、JRには真似できない、難波直通のPRが目立ちます。
魚崎駅を発車する近鉄車両。最近は多くの快速急行が8両に。

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魚崎駅からは六甲ライナーに乗り換え、途中橋を渡って、六甲アイランドに入り、アイランド北口駅へ。
アイランド北口駅にて、六甲ライナーの車両。E6系”こまち”などと同じ奥山デザインの新車両に置き換わっている。

アイランド北口駅からは無料の連絡バスに乗り、阪九フェリー乗り場を目指します。ここにはタクシー乗り場はない点は注意が必要。このバス、阪神御影駅・JR住吉駅・阪急御影駅からも出ていますが、これら3駅からの乗車は有料です。途中、大分行きの”さんふらわあ”の乗り場も経由するので、降り間違いのないよう、注意です。
連絡バス

阪九フェリー乗り場

フェリー乗り場に到着し、あらかじめネットで予約&決済を済ませているので、スマホでQRコードの画面またはプリントアウトしたチケットのQRコードを乗船口にて、見せてすぐに乗船します(QRコードはルームキーにもなります)。ネットで予約すると20%引きになります。ただ、それほど頻繁に乗る訳でもないのに、会員登録しないといけないのは面倒くさいなあ、とも思います。予約や決済を済ませていない場合は、乗船前に窓口で手続きが必要です。
徒歩乗船の場合を紹介していますので、乗用車やトラック、バイク、自転車などを載せて、乗船する場合は、乗船方法が異なりますので、ホームページを参照してください。
阪九フェリー予約方法
QRコードの入った、e乗船券(一部加工済)

フェリー乗り場の待合室にて、ふねこと日付の入った、記念撮影パネル

乗船したのは阪九フェリー”せっつ”。
二段式ベッドのスタンダード洋室を予約しました。カプセルホテルと同じような感じで、カーテンを閉めて、プライベート空間は確保できます。ベッド内には貴重品のロッカーに、電気スタンド、コンセントがあります。指定されたのは下段でしたが、この時は誰も乗って来なかったので、上段をベッドとして使用し、下段を荷物置き場として使いました。
船内にて、”せっつ”の写真と、子どもの撮影用の制服

予約した、二段式ベッドのスタンダード洋室

18時30分、定刻に出航。
関西~九州の移動に、フェリーを何度も使っていますが、船旅の魅力は何と言っても、夜間にリーズナブルな値段で移動できて、広い船内で横になって寝ることができ、レストランでの食事や大浴場での入浴が楽しめることです。
さらに、明石海峡大橋・瀬戸大橋・しまなみ海道、瀬戸内の島々の夕焼けや夜の景色などの眺望を見ながら、移動できるのも魅力です。特に、出航後まもない、明石海峡大橋の通過は注目の的であり、船内放送でも案内があり、多くの人が展望デッキに出ていました。明石海峡大橋の真下を通過できるのは船旅だからこそ。
関西~九州の移動は、フェリーの路線がいくつかある他、新幹線や飛行機もあるので、夜行列車は全廃となったほか、夜行バスもほとんどが廃止になっています。このフェリーの快適さを実感すると、夜行バスに乗りたいとは、とても思えないでしょう。
展望デッキへ

出航後、夕焼けを背景に、神戸港付近を航行

夕焼けの明石海峡大橋

動画:19時30分頃、明石海峡大橋通過
ロビーにある航行マップ、明石海峡大橋を過ぎたところ

明石海峡大橋を過ぎてから、レストランで食事をし、大浴場で入浴を済ませ、売店にも立ち寄り、ロビーでゆっくりしながら、瀬戸大橋の通過を待ちます。
レストラン

レストランで食べたカレー

売店

ロビー(テレビあり)

大浴場(QBハウスのように、中の混雑状況が信号の表示でわかる)

動画:22時40分頃、瀬戸大橋通過
運良く列車が通ってるところが見れて、銀河鉄道のような光景が見れたら、と思いましたが、そう簡単には通りませんでした。ここもまた、橋の真下を通れるのは船旅ならでは。夜の島々を眺めることが可能です。
瀬戸大橋を通過後は、明日に備え、就寝することにします。
翌朝、7月27日(水)の5時半過ぎ頃に目が覚めると、山口県周防灘付近を航行中でした。
周防灘付近を航行中。やや煙っている。

洗面などを済ませ、荷物の支度をし、下船の準備をすることにします。
朝7時00分、定刻通り、新門司港に到着。
夜行バスで12時間乗ったら、確実に疲れますが、同じ12時間でもフェリーは広い船内で充実した設備もあり、快適であっと言う間でした。
新門司港から先は、次回につづく。









