2024年に入り、2月と3月に2度北陸へ行ってきました。
目的はズバリ、最後の金沢直通・特急サンダーバード乗り納めの旅と、能登半島地震からの北陸復興応援の旅。

京都駅にて撮影、683系特急サンダーバード・金沢行きの表示。2024年3月16日以降は見れなくなる。
IMG_20240312_082204_372

既にJR西日本等からのリリースで公表されている通り、2024年3月16日に北陸新幹線金沢~敦賀が開業し、これと同時に特急サンダーバード・特急しらさぎが敦賀止まりとなり、敦賀から先、福井・金沢方面へは北陸新幹線へ強制乗換となります。
当ブログでも一度、ダイヤ改正の話題で取り上げているところです。


よって、特急サンダーバードで金沢へ直通で行けるのは、今しかできないことであり、2024年の2月と3月に2度にわたって行くこととしたものです。それと同時に、元日には能登半島地震が発生し、能登半島では甚大な被害が発生していることはニュース等でも報道されていますが、直接の被害はほとんどなかった金沢・加賀・福井・富山等では、観光客のキャンセルが相次ぎ、間接的な被害も大きくなっていることもあり、今こそ最後の金沢直通の特急サンダーバードに乗って、北陸応援の旅をすることにしました。

個人的には、過去に岩手・宮城・熊本などで、地震後にボランティア等の経験もあり、当初は能登にも足を運び、現地でボランティア等も計画しましたが、今回は半島に突き出た特殊な立地条件が災いし、インフラ等の復旧が遅れていて、宿泊やボランティア等の受け入れが極めて限られている状況を見て、能登へ行くことは断念しました。


まず最初は大阪駅と京都駅で、上記の金沢行きの車両の表示と合わせて、2024年3月16日以降は決して見ることができなくなる表示を集めました。

金沢行きの車両側の表示をズームイン
20240311_195342

大阪駅にて、北陸方面の案内。金沢駅での乗り換え等の案内。
20240310_153754

大阪駅の発車案内表示。金沢の行先表示と敦賀~金沢の停車駅案内は見れなくなる。
20240310_153743

ホーム上の乗車位置案内。金沢とともに、自由席の表示も見れなくなる。
20240310_154302

英語版
20240310_154258

京都駅にて、1日1本だけ存在する、サンダーバード・和倉温泉行きの車両側の表示。今後、和倉温泉へは敦賀・金沢と2度の乗り換えが必要になる。元日の地震により、七尾線が不通となり、もう和倉温泉まで直通で行けなくなるのでは、と思われたが、関係各所の尽力により、最後の1か月間、和倉温泉直通が復活。
20240305_111220

京都駅にて、0番のりばの発車案内表示。今後、金沢と和倉温泉の表示は見れなくなる他、羽咋・七尾と言った、停車駅案内も今後見れなくなるものが揃う。
20240305_110629

次の記事から、実際に乗車した特急サンダーバードや北陸の観光地などへ行った様子を、随時アップしていきます。