4/6に、京都・山科へ行くことがあり、琵琶湖疎水や毘沙門堂へ、桜見物に行ってみました。
最寄り駅は山科駅で、京都駅からJR琵琶湖線・湖西線で約5分、大阪から新快速で約35分、神戸・三ノ宮から新快速で約55分で行くことが可能です。
その山科駅から、琵琶湖疎水や毘沙門堂は北へ歩いて10分ほど。
山科の琵琶湖疎水、満開の桜。菜の花とのコラボも。菜の花も見ごろに。

今年は3月に寒い日が続き、開花が遅れていましたが、3月末からの1週間で気温が上がり、一気に開花、そして満開へと進んでいました。
疎水の満開の桜。

桜の花びらにズームイン。

琵琶湖疎水では、菜の花も見頃で、菜の花や琵琶湖疎水船と桜とのコラボも見どころです。
疎水と菜の花。

復活した琵琶湖疎水船

琵琶湖疎水は、明治の時代に田辺朔朗や北垣国道が中心となり、琵琶湖の水を京都市に送る水路を建設することで、水力発電などの水源を確保した上で、東京遷都で衰退した京都の復興を目的として、建設されたものです。現在では日本遺産や国の史跡にも指定されています。
かつては、この琵琶湖疎水は舟運にも活用され、旅客や貨物とも舟運にも大いに使われていた時期もあります。鉄道や自動車の発達により、琵琶湖疎水の舟運は姿を消しましたが、その後、京都・大津両市で観光資源としての活用や地域活性化などを目的に、復活の声が高まり、2018年に67年ぶりに琵琶湖疎水船が復活した、と言う経緯があります。
この琵琶湖疎水船、今年の運航も始まっています。南禅寺や蹴上の方から、この山科を経て、滋賀の大津までを結んでいて、疎水船からは蹴上や山科、大津の三井寺近辺など、桜の名所も多く、この桜の時期は予約で満席になっていました。個人的にも、一度は乗船してみたいものです。
ここも外国人の見物客が多く、最近は京都でも定番の観光地や桜の名所である、東山や嵐山を避けて、山科などで見物する観光客も多くなっているように思えます。
琵琶湖疎水を経て、毘沙門堂へ行くと、毘沙門市も開かれていました。
毘沙門市

毘沙門堂は紅葉の名所でもありますが、枝垂れ桜も見事なものです。
毘沙門堂内の枝垂れ桜

毘沙門堂は2011年の秋に、JR東海の”そうだ京都、行こう”キャンペーンの舞台となってから、首都圏での知名度が向上し、それとともに観光客も多くなっているように思えます。やはり、”そうだ京都、行こう”のCMは、首都圏と言う膨大な人口を誇る、巨大なマーケットから、京都へ新幹線で出かけることを趣旨としたものですが、その効果は計り知れないものがあることに気づかされます。
JR東海・”そうだ京都、行こう”、2011年秋のキャンペーンで舞台となった毘沙門堂のポスター。

画像は下記のリンクより
ただ、山科駅から毘沙門堂へ行く道は狭く、車と人が集中して混雑が目立ちます。この毘沙門堂周辺に関しては、特にマイカー規制などがされておらず、さらに駐車場は無料と言う、観光客のマイカーが侵入し放題な状況です。東山や嵐山等、京都市内の観光地周辺に言えますが、マイカーの観光客には高速インター近くに大規模駐車場を造って、パーク&ライドを促し、観光地への車の乗り入れ禁止を本気で考えることでしょう。ここ山科に関しては、近くに京都東インターがあることから、京都東インター近くに大規模駐車場を造って、そこから山科駅までシャトルバスを運行することです。一方、地元住民や事業所に関しては、日常生活に支障が出ることを考慮し、許可制で車を認める形がふさわしいでしょう。
毘沙門堂へ向かう道は狭く、歩行者と車で混雑する(昨年秋に撮影したもの)

最寄り駅は山科駅で、京都駅からJR琵琶湖線・湖西線で約5分、大阪から新快速で約35分、神戸・三ノ宮から新快速で約55分で行くことが可能です。
その山科駅から、琵琶湖疎水や毘沙門堂は北へ歩いて10分ほど。
山科の琵琶湖疎水、満開の桜。菜の花とのコラボも。菜の花も見ごろに。

今年は3月に寒い日が続き、開花が遅れていましたが、3月末からの1週間で気温が上がり、一気に開花、そして満開へと進んでいました。
疎水の満開の桜。

桜の花びらにズームイン。

琵琶湖疎水では、菜の花も見頃で、菜の花や琵琶湖疎水船と桜とのコラボも見どころです。
疎水と菜の花。

復活した琵琶湖疎水船

琵琶湖疎水は、明治の時代に田辺朔朗や北垣国道が中心となり、琵琶湖の水を京都市に送る水路を建設することで、水力発電などの水源を確保した上で、東京遷都で衰退した京都の復興を目的として、建設されたものです。現在では日本遺産や国の史跡にも指定されています。
かつては、この琵琶湖疎水は舟運にも活用され、旅客や貨物とも舟運にも大いに使われていた時期もあります。鉄道や自動車の発達により、琵琶湖疎水の舟運は姿を消しましたが、その後、京都・大津両市で観光資源としての活用や地域活性化などを目的に、復活の声が高まり、2018年に67年ぶりに琵琶湖疎水船が復活した、と言う経緯があります。
この琵琶湖疎水船、今年の運航も始まっています。南禅寺や蹴上の方から、この山科を経て、滋賀の大津までを結んでいて、疎水船からは蹴上や山科、大津の三井寺近辺など、桜の名所も多く、この桜の時期は予約で満席になっていました。個人的にも、一度は乗船してみたいものです。
ここも外国人の見物客が多く、最近は京都でも定番の観光地や桜の名所である、東山や嵐山を避けて、山科などで見物する観光客も多くなっているように思えます。
琵琶湖疎水を経て、毘沙門堂へ行くと、毘沙門市も開かれていました。
毘沙門市

毘沙門堂は紅葉の名所でもありますが、枝垂れ桜も見事なものです。
毘沙門堂内の枝垂れ桜

毘沙門堂は2011年の秋に、JR東海の”そうだ京都、行こう”キャンペーンの舞台となってから、首都圏での知名度が向上し、それとともに観光客も多くなっているように思えます。やはり、”そうだ京都、行こう”のCMは、首都圏と言う膨大な人口を誇る、巨大なマーケットから、京都へ新幹線で出かけることを趣旨としたものですが、その効果は計り知れないものがあることに気づかされます。
JR東海・”そうだ京都、行こう”、2011年秋のキャンペーンで舞台となった毘沙門堂のポスター。

画像は下記のリンクより
ただ、山科駅から毘沙門堂へ行く道は狭く、車と人が集中して混雑が目立ちます。この毘沙門堂周辺に関しては、特にマイカー規制などがされておらず、さらに駐車場は無料と言う、観光客のマイカーが侵入し放題な状況です。東山や嵐山等、京都市内の観光地周辺に言えますが、マイカーの観光客には高速インター近くに大規模駐車場を造って、パーク&ライドを促し、観光地への車の乗り入れ禁止を本気で考えることでしょう。ここ山科に関しては、近くに京都東インターがあることから、京都東インター近くに大規模駐車場を造って、そこから山科駅までシャトルバスを運行することです。一方、地元住民や事業所に関しては、日常生活に支障が出ることを考慮し、許可制で車を認める形がふさわしいでしょう。
毘沙門堂へ向かう道は狭く、歩行者と車で混雑する(昨年秋に撮影したもの)










