3/4、直江津からは別運賃になりますが、8:43発の妙高はねうまラインに乗り換え、北陸新幹線の駅もある、上越妙高駅へ向かいます。
妙高はねうまライン、ET127。雪を被っている。
妙高はねうまラインは、北陸新幹線開通前はJR東日本の信越線だったこともあり、元は新潟地区で活躍していたE127系を転用したET127に乗車します。えちごトキめき鉄道は元の路線がJR東日本・JR西日本と分かれていたのが、三セク化で同じ事業者の路線になると言う、今まで例のない話と言えるでしょう。同じ事業者になったこともあってか、今では一部の普通列車が泊~直江津~新井を直通する列車もできたほどです(元は同じ国鉄だった上に、時代を遡ると、”サンダーバード信越”として大阪~直江津~長野を直通したこともあった)。
引き続き、車窓は一面が銀世界の雪景色の中、上越市内を南下。9:00、上越妙高で下車します。
えちごトキめき鉄道の上越妙高駅ホーム
えちごトキめき鉄道の改札
新幹線改札
まずは駅構内を見て回ります。新幹線と在来線の改札は完全に別々で、金沢方面の北陸新幹線と、新潟方面の特急”しらゆき”との乗り換え駅になりますが、他の駅で見られる新幹線と在来線との乗り換え専用改札はなく、一度改札を出て、乗り換えるしかありません。新幹線改札と在来線改札が同一平面上で、すぐ隣の場所にあり、移動距離はそこまで長い訳ではありませんが、三セク移管によるデメリットも感じられます。
新幹線改札を入る前には、コンビニ・NEW DAYSや土産物屋、飲食店、観光案内所などがあります。
本来はもう少し、駅近辺を散策したかったのですが、吹雪な天候もあり、駅前の銭湯・釜ぶたの湯に入り、ゆっくりして、疲れを癒します。
銭湯・釜ぶたの湯
この駅は元々、脇野田駅と言い、現駅から約120m東側にある、小さな駅に過ぎませんでした。北陸新幹線の建設が決まった際に、ここに新幹線の駅を建設することになり、在来線の駅も移設・改築した上で、現在の駅になっています。以前、駅があった場所は駅前広場となっています。
新幹線の駅が開業してから、ホテルが何軒かできたり、商業施設や釜ぶたの湯ができるなど、徐々に開発が進んでいると言えます。
この駅は妙高市との境にも近いことから、新幹線の駅名を決めるにあたり、両市でなかなか決着がつかなかった点にもなり、最終的には駅が立地する上越と、さらには観光地として知名度も高い妙高の名前をそれぞれ入れて、上越妙高に決まったと言う経緯があります。
駅前広場から妙高山を望む。周囲は雪景色に。雲に覆われ、山全体は見えず。
上越妙高駅の外観。上に新幹線ホーム、下に在来線ホーム。
このあたり一帯は日本ではじめてスキーが始まった、スキー発祥地としても知られ、豪雪地帯に良好で、雪質が豊富なスキー場が多いところでもあります。次はぜひ、スキーやスノボ目的で来たいとも思ったところです。
この駅にも、北陸新幹線で福井・敦賀までつながることを歓迎するポスターに、早期に大阪開通を求めるポスターがありました。
東口のもてなしドームに掲げられた、北陸新幹線の敦賀開通を祝うのぼり
早期の大阪開通を求めるポスター
今回、敦賀・福井~信越方面も、時間的距離が大きく縮まることになることになります。
そして、上越妙高~京都・大阪も、今回乗り換えが金沢から敦賀へと変わることになりますが、新幹線の距離が伸びる分、これまでより30分程度短縮となり、関西~信越の時間的距離も縮まります。ただ、上越妙高には“かがやき”が停車しないことから、上越妙高~福井・敦賀を直通する”はくたか”は日中の5往復のみにとどまり、それ以外は富山や金沢で、“かがやき”か“つるぎ”への乗り換えが発生するのがデメリットです。長野は“かがやき”を含めた全列車が停車し、ほぼ終日、福井・敦賀への直通が存在するのに対して、不便な点が否めません。
それに、関西~信越となると、敦賀駅での特急”サンダーバード”と北陸新幹線”かがやき”・”はくたか”との接続が、必ずしも良い訳ではありません。これに関しては、特急”サンダーバード”が湖西線の強風等で遅れることが多く、”かがやき”・”はくたか”が接続を待つと、その分遅れが首都圏や東北新幹線などへも及ぶことから、関西方面からの特急”サンダーバード”・中京方面からの特急”しらさぎ”との接続や北陸内の移動は、専ら”つるぎ”が担い、北陸~信越・首都圏は”かがやき”・”はくたか”が担う形で、役割を完全に分担していることがわかりますが、やはり関西・敦賀・福井~信越方面は不便な点が否めず、せめて一部の”つるぎ”だけでも長野まで延長が実現すれば、と言うところはあります。これなら、湖西線での強風の遅れが首都圏や東北新幹線にまで波及することは避けられます。
そして、何と言っても北陸新幹線は大阪まで開通してこそ、意味があるものです。大阪まで開通すれば、上越妙高~大阪が2時間半程度と言う、劇的時間短縮での直通が復活することになります。


















