3月15日に迫っているJRグループ等のダイヤ改正、当ブログでは取り上げていませんでしたので、概要と既に判明している時刻等を含めながら、私見も交えて取り上げます。
まずは私の地元であるJR西日本:京阪神・近畿エリアから。新幹線に関してはここでは取り上げません。別に取り上げる予定です。
2025 年3月15日 ダイヤ改正を実施します ~大阪・関西万博開催に合わせて列車を増発します~ 2024.12.13
2025 年3月15日 ダイヤ改正を実施します ~大阪・関西万博開催に合わせて列車を増発します~ JR西日本近畿エリア 2025.12.13
万博関連への対応と、有料座席車両の拡大などが主なところで、他に変化は少ないように思えます。

▲大阪環状線323系、万博ラッピング車両。万博関連のイベントで日頃は来ることのない京都駅で撮影。
新大阪~桜島直通の快速”エキスポライナー”。これが今回のダイヤ改正の一番の目玉と言えますが、これは万博だけでなく、新大阪~ユニバーサルシティも直通で行けるようになることから、新幹線で新大阪に到着してから、USJへ行く場合にも便利と言え、案外使われるのではないでしょうか。ただ、ダイヤや車両面の問題でこれまで実現していなかったのかもしれません。大阪駅にも停車するので、梅田エリア~USJ・万博への移動にも使えますが、大阪駅はうめきた地下ホームに発着する点と、西九条を通過する点は要注意でしょうか。
使用車両の画像を見て、大阪環状線・ゆめ咲線用の323系でしょうか。この車両が淀川をっ越えて新大阪まで走ること、大阪駅(うめきた地下ホーム)から貨物線を通って、ユニバーサルシティまで通過することなど、何かとこの期間に、この列車でしか体験できないことも多いです。

▲奈良線・みやこ路快速221系、奈良線では全ての快速が”うれシート”の対象

▲”くろしお”用287系、”らくラクやまと”等でも使用

▲昨年10月に”うれシート”を、JR神戸線・奈良線へ拡大することを告知するポスター
快速”うれシート”、個人的には着席保証以外は付加価値が全くなく(リクライニングやテーブル、Wi-Fi、コンセントなどは一切ない)、正直微妙なところを感じます。車両改造等のコストがほとんど掛からず、失敗したらすぐに廃止すればいい、と言った感じで始めたように思えますが、これだけ拡大している状況を見ると、着席保証だけでも十分に利用が見込めると判断されたのでしょうか。本音はAシートの拡大を望みたいところですが。
特に、奈良線は全ての快速で”うれシート”設定の対象となったのは意外なところですが、4両の快速への設定は勘弁して欲しいと感じるところです。他に奈良関連では、特急”まほろば”に専用の車両の登場の他に、奈良線には国鉄時代以来となる有料特急”いにしえ”の運行も公表されていますが、その件は別途取り上げる予定です。
あと、通勤時間帯の特急に関しては、停車駅を増やし過ぎの感がありますが、停車駅を増加させて、こまめに着席ニーズを拾っていく作戦でしょうか。特に、”らくラクやまと”に関しては快速通過駅である八尾・柏原に停車、また特急”こうのとり”は中山寺・西宮名塩に停車と、何とか利用を増やそうとする作戦ですが、上記の”うれシート”と同様、改札内で指定券等を買える券売機がなかったりなど、近くを走り、有料座席が長年浸透している近鉄等と比べても、中途半端な感が否めません。利用拡大には改札内の券売機も必要と言えます。
まずは私の地元であるJR西日本:京阪神・近畿エリアから。新幹線に関してはここでは取り上げません。別に取り上げる予定です。
2025 年3月15日 ダイヤ改正を実施します ~大阪・関西万博開催に合わせて列車を増発します~ 2024.12.13
2025 年3月15日 ダイヤ改正を実施します ~大阪・関西万博開催に合わせて列車を増発します~ JR西日本近畿エリア 2025.12.13
万博関連への対応と、有料座席車両の拡大などが主なところで、他に変化は少ないように思えます。
万博対応
◎新大阪~桜島を直通する、快速”エキスポライナー”を運転。新大阪発7時台~19時台の14本、桜島発11時台~22時台の12本。運転期間は3/15~10/13。途中停車駅は大阪・ユニバーサルシティ。
◎大阪環状線・ゆめ咲線、平日朝夜・土休日に増発
◎阪和線、平日朝に快速を増発

▲大阪環状線323系、万博ラッピング車両。万博関連のイベントで日頃は来ることのない京都駅で撮影。
新大阪~桜島直通の快速”エキスポライナー”。これが今回のダイヤ改正の一番の目玉と言えますが、これは万博だけでなく、新大阪~ユニバーサルシティも直通で行けるようになることから、新幹線で新大阪に到着してから、USJへ行く場合にも便利と言え、案外使われるのではないでしょうか。ただ、ダイヤや車両面の問題でこれまで実現していなかったのかもしれません。大阪駅にも停車するので、梅田エリア~USJ・万博への移動にも使えますが、大阪駅はうめきた地下ホームに発着する点と、西九条を通過する点は要注意でしょうか。
使用車両の画像を見て、大阪環状線・ゆめ咲線用の323系でしょうか。この車両が淀川をっ越えて新大阪まで走ること、大阪駅(うめきた地下ホーム)から貨物線を通って、ユニバーサルシティまで通過することなど、何かとこの期間に、この列車でしか体験できないことも多いです。
有料座席サービス
◎快速”うれシート”拡大
・新規導入:JR京都線・琵琶湖線(大阪~京都~野洲)、JR宝塚線(大阪~篠山口)、嵯峨野線(京都~園部)
・本数拡大:JR神戸線(大阪~三ノ宮~姫路~網干)、奈良線(京都~奈良、全ての快速)
・既存導入:大和路線(JR難波~奈良)、おおさか東線(大阪~新大阪~久宝寺)
※有料エリアは最後部車両の真ん中ドアより後ろ寄り、ただし嵯峨野線は亀岡・園部方車両に固定
※奈良線は全ての快速、その他は一部の快速が対象。新快速での設定はなし。
◎通勤特急”らくラクはりま”増発
◎特急”こうのとり”が中山寺、西宮名塩に停車
◎通勤特急”らくラクやまと”が八尾、柏原に停車

▲奈良線・みやこ路快速221系、奈良線では全ての快速が”うれシート”の対象

▲”くろしお”用287系、”らくラクやまと”等でも使用

▲昨年10月に”うれシート”を、JR神戸線・奈良線へ拡大することを告知するポスター
快速”うれシート”、個人的には着席保証以外は付加価値が全くなく(リクライニングやテーブル、Wi-Fi、コンセントなどは一切ない)、正直微妙なところを感じます。車両改造等のコストがほとんど掛からず、失敗したらすぐに廃止すればいい、と言った感じで始めたように思えますが、これだけ拡大している状況を見ると、着席保証だけでも十分に利用が見込めると判断されたのでしょうか。本音はAシートの拡大を望みたいところですが。
特に、奈良線は全ての快速で”うれシート”設定の対象となったのは意外なところですが、4両の快速への設定は勘弁して欲しいと感じるところです。他に奈良関連では、特急”まほろば”に専用の車両の登場の他に、奈良線には国鉄時代以来となる有料特急”いにしえ”の運行も公表されていますが、その件は別途取り上げる予定です。
あと、通勤時間帯の特急に関しては、停車駅を増やし過ぎの感がありますが、停車駅を増加させて、こまめに着席ニーズを拾っていく作戦でしょうか。特に、”らくラクやまと”に関しては快速通過駅である八尾・柏原に停車、また特急”こうのとり”は中山寺・西宮名塩に停車と、何とか利用を増やそうとする作戦ですが、上記の”うれシート”と同様、改札内で指定券等を買える券売機がなかったりなど、近くを走り、有料座席が長年浸透している近鉄等と比べても、中途半端な感が否めません。利用拡大には改札内の券売機も必要と言えます。
その他その他、新快速・快速・普通に関しては、一部の時刻変更など、小規模な変更に留まっていて、沿線の自治体等からコロナ禍での減便からダイヤを戻す要望も聞きますが、それをするだけの利用者数が戻っていないと判断されたのでしょう。もちろん、個人的には可能な限り、以前のダイヤに戻して欲しいところですが。
◎きのくに線紀伊田辺駅で、昼間時間帯、白浜方面⇒御坊方面の接続時分拡大
◎和歌山線(高野口・笠田・粉河)の発車時刻を下校時間帯に利用しやすいよう変更
◎和田山駅の16時台、播但線⇒山陰線豊岡方面を同一ホーム乗り換え









