東京メトロと東武鉄道は、有楽町線延伸区間(豊住線)から、半蔵門線経由、東武スカイツリーラインへの直通について基本合意。

公表された主な内容
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▲直通ネットワークのイメージ(上記リリースより)
◎東京臨海部(豊洲等)~東京東部(押上スカイツリー、北千住等)~埼玉東部のアクセス向上(春日部、草加等)
◎豊洲~住吉~押上~東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線と相互直通運転
◎列車編成:10両編成
◎春日部~豊洲が乗り換えなしで約53分
◎日比谷線は7%、千代田線は3%の混雑緩和の効果
◎運行計画は今後、直通ネットワーク各社との協議で決定
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▲半蔵門線8000系。徐々に置き換えが進み、残念ながら今回の計画実現を見ることはない。

ここからは私見
①一旦は副都心線で、東京の地下鉄新線は最後とされながらも、再び本格的に動き出した新線(豊住線と南北線品川延伸)計画の中で決まった、今回の合意。首都圏の鉄道ネットワークが大きく変わる。
副都心線開業の際、「これが東京で最後の地下鉄の新線」、とされていたことがあり、これ以上、東京に新たな地下鉄が開業することはないのでは?、と言った見方が当時はありましたが、近年になってから、この有楽町線延伸の豊住線計画と、南北線品川延伸計画が決まり、具体的に動き出してきました。

東京地下鉄株式会社「有楽町・南北線の延伸」に係る 鉄道事業許可について
有楽町線延伸区間(豊洲~住吉)は、両地点の地名を一文字ずつ取って、”豊住線”とも呼ばれ、有楽町線と半蔵門線をつなげる計画であり、2024年から工事に着手しているところですが、有楽町線と半蔵門線がつながると、どんな運行形態になるか、注目されていたところ、今回、この豊住線が半蔵門線を経由する形で、東武スカイツリーライン等との直通が決まった形となります。
これにより、首都圏の鉄道ネットワークや路線図が大きく変わることは間違いないでしょう。

②どこまで直通する?ダイヤが乱れた時の影響は?
今後、ダイヤに関しては、今後直通ネットワーク各社と協議の上、決まることになっていますが、半蔵門線は東急田園都市線とも、一方で有楽町線は東武東上線・西武池袋線、さらに有楽町線は一部は副都心線と共用し、その副都心線は東急東横線・みなとみらい線・相鉄と直通していることから、ダイヤの調整はかなり複雑となり、ダイヤが乱れた際の影響が大きくなることも課題と言えます。

直通の対象は10両編成となっていて、今回東武スカイツリーライン等との直通は決定したことから、東武側の直通に関しては、主にスカイツリーラインの急行・準急となり、直通範囲も現在の半蔵門線と同様、南栗橋と久喜までとなることは確実でしょう。

一方で、東京メトロ側に関しては、押上~住吉が半蔵門線と共用する形となり、ダイヤ的には渋谷方面の本数を維持したまま、豊洲方面を入れることができるのか、などが課題となりそうです。
また、豊洲に関しては、既存の有楽町線と繋がることになりますが、豊洲を跨いで直通するのか、それともダイヤの問題で直通しないか、これは東武以外の上記の直通先の各社の意向次第とも言えそうな気がします。

③物理的には東上線とも直通が可能になるが・・・
東京都心部から延びる、同じ東武の路線でありながら、スカイツリーラインと東上線は自社の路線ではつながってません(東京メトロや秩父鉄道を介してはつながっていて、中目黒駅では両者の車両を見ることができる)。過去に西板線計画がありながらも未成となり、両者が直通することは現在に至るまで、皆無な状態ですが、東武の両路線を物理的には直通が可能にもなります。
個人的な妄想になりますが、スカイツリーラインと東上線が直通するところを見てみたいところはあります。ただ、これを実現するにしても、途中に東京メトロの路線を挟むことから、東京メトロやその他直通先との調整が欠かせないことから、これらの調整次第でしょうか。

また最近、東上線では新型車両の導入も発表されました。副都心線が東急東横線と直通運転を開始する頃以来となる東上線の新型車両ですが、この車両がスカイツリーラインを走ることはあるのでしょうか。
2026年から東上線に 新型車両90000系を導入します!
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▲東上線新型車両のイメージ(上記リリースより)

今後、どのような計画になるのか、また動きがあれば、取り上げたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。