※はじめに・・・体調を崩していたことなどもあり、ブログ更新が久しぶりとなりました。今後も、過去に更新できず、たまっている話題なども取り上げながら、随時ブログを更新し、記事更新の頻度を上げてまいります。
JR東日本が新たな夜行列車の計画を発表。
まず、このニュースを聞いた、個人的な感想ですが、新たな夜行列車誕生と言うことで、素直に喜ばしいと思います。
かつては北海道へ、ほぼ毎日のように走っていた、”カシオペア”がツアー列車としても、完全に運行終了が公表され、このままではクルーズトレイン四季島だけとなってしまう、JR東日本の夜行列車でしたが、”カシオペア”が完全に運行終了の直前で、今回このように新たな夜行列車の計画が発表されました。クルーズトレイン四季島は料金もかなりの高額で、正直手軽に乗れる列車ではありません。
今となっては懐かし、札幌駅で撮影した”カシオペア”。ツアーも含めて、まもなく完全に運行終了。

他方、JR西日本では、既に2020年より、新快速等で活躍した117系を改造したWEST EXPRESS銀河が、クルーズトレイン・トワイライトエクスプレス瑞風とは異なる、手軽に乗れる夜行列車・観光列車としてデビュー、これまで大阪発を中心に、南紀方面、山陽方面、山陰方面と各地に運転されているところです。
京都駅で撮影、WEST EXPRESS銀河

JR東日本においても、東北・信越方面に広大な路線網があることから、WEST EXPRESS銀河の東日本版とも言える、手軽に乗れる夜行列車が待ち望まれていたところでしたが、今回このような形で実現すると言えます。既に、JR東日本では、中央線で夜行特急”アルプス”が、新潟~秋田・青森方面へ”海里”の車両を使用した夜行列車が、時々臨時列車や旅行商品で設定されるなどしていましたが、これらは今回の新たな夜行列車に向けての布石だったと言えるでしょう。
しかも、改造する車両が、常磐線の特急”ひたち””ときわ”で現役バリバリで活躍中、デビューから10年少々のE657系と言うところは、少し意外なところもありますが、車齢が若いと、その分運行期間も長く見込めそうなところがあると言えます。一方で、JR西日本のWEST EXPRESS銀河は117系の車齢を考えると、そんなに長く運行できるとは思えず、今後どうなるのしょうか?奇しくも、WEST EXPRESS銀河も、今回のJR東日本の新たな夜行列車も、外観がかつてのブルートレインをイメージしたカラーとなっている点は共通です。
常磐線、特急”ひたち”E657系(今回1編成が改造)、仙台駅にて

車内に関しては、フェリーなどでも、そうですが、近年は防犯面やプライバシーなどを重視し、開放型の寝台車・座席車や雑魚寝タイプのシートは少なくなり、個室主体となってきていますが、今回の新たな夜行列車も同様に、全てが個室となり、しかも全てがグリーン指定席の個室です。
また、リリースには触れられていませんが、下記のJR東日本社長会見の動画では、ラウンジカーには簡単な飲み物やスナック等を販売する自販機の設置も言及されています。近年は車内販売を廃止した上に、代わりの自販機すらも設置しない列車が多くなる中、長距離・長時間走る以上は、トイレと並んで、飲み物等の自販機は必須と言えます。
料金としては、既にJR東日本には”サフィール踊り子”と言う、全車グリーン車またはグリーン個室と言う列車が存在するので、これの料金がベースになると考えられます。JR東日本社長会見の動画を見ると、東京~青森の場合、現在の東北新幹線のグリーン車またはグランクラスに+α程度と述べられています。
そして、主な運行区間は首都圏~北東北方面とのことで、個人的な予想になりますが、新幹線が通らず、三セク区間も通過することなく、全てがJR東日本の路線のみとなる、日本海側になるのでは?、と予想します。つまりは、首都圏から酒田・秋田・大館等を経由して、青森まで行く、かつての”あけぼの”のようなものを目指しているのでは?、と思います。そして、首都圏側の始発駅も単純に考えたら、かつては東北方面の多くの夜行列車のターミナルとなった上野と予想しますが、この10年は上野東京ラインができたことから、上野東京ラインを活用して、東京・品川・横浜方面発着も可能で、需要を開拓する可能性もあり得る話です。
②夜行列車復権の時代となるのか?
かつては日本全国あちこちで走っていた、ブルートレインとも呼ばれる夜行列車。新幹線や航空機と言った、高速移動手段の誕生や車両の老朽化、車内設備が時代に合わないなど、様々な理由から廃止が進み、現在日本国内で毎日走る夜行列車は”サンライズ瀬戸・出雲”のみです。
世界を見ると、特にヨーロッパの場合、かつては日本と同じく、高速列車の発達などもあり、夜行列車は廃止・縮小の一方でしたが、近年は環境問題などから、見直される傾向にあり、オーストリア国鉄のナイトジェットを中心に、年々運行区間が拡大されるなど、夜行列車が再び脚光を浴びる時代へとなってきています。
これは日本においても、環境問題などを考えると、夜行列車が再び必要なのでは?、と個人的には考えていたところでした。夜行列車のメリットと言えば、まさに夜寝ている間に移動でき、新幹線や飛行機では到着できない、朝早くの時間帯に到着できること、などと言えます。現在でも夜行バスが盛況な状況を見ると、夜間移動の需要は多く、やはり夜行列車の必要性を感じていたところです。特に、昨今のバス運転士不足を考えると、なおさらです。
もちろん、夜行列車を運転するにしても、線路の保線の問題に、駅の営業時間の問題、乗務員の深夜時間帯の労働問題など、たくさんの課題があり、簡単には行かないことも、また事実であります。これに関しては、民間会社のJR任せでは何ともできないことであり、国を挙げて考える必要があると言えます。
正直、個人的には法律等を変えた上で、JR貨物に運行委託した方が夜行列車は運転しやすいのでは?、と思えます。これは現在でも機関車牽引列車を運行している上に、旅客会社を跨いで走る貨物列車も、三セク区間を経由する貨物列車も当たり前のように走っていて、障壁は少ないと思えるからです。逆に、とにかく新鮮な魚等を早く運びたい、と言うことであれば、JR貨物から新幹線を運行する旅客会社へ委託する、と言うこともありだと思えます。
最後に、今回JR東日本から発表された、新たな夜行列車が成功し、JR西日本のWEST EXPRESS銀河とともに、日本においても夜行列車復権の時代が来て欲しいと思う他、自社のエリアに限らず、積極的に他社にも乗り入れて、日本全国を走ること、また他のJRも夜行列車を走らせて欲しい、と個人的には思います。そして、私は関西在住でありながら、実はまだWEST EXPRESS銀河に乗ったことがなく、これも近いうちに乗車するとともに、このJR東日本の新たな夜行列車も、デビューしたら、ぜひ乗車したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
JR東日本が新たな夜行列車の計画を発表。
発表された主な内容
JR東日本:新たな夜行特急列車を導入します ~運行を通じて地域の皆さまと新たな観光需要を創出します~
▲外観イメージ、上記リリースより
◎運行開始時期:2027年春
◎運行エリア:首都圏~北東北エリア
※時期によって変更あり
※詳しい運行区間やダイヤ等は今後決定
◎E657系10両1編成を改造
◎全車グリーン車指定席(個室)、定員120人程度、個室は1~4人
◎エクステリアデザイン:夜行列車(ブルートレイン)の記憶を受け継ぐ明るい青「メモリアルブルー」と、真夜中から夜明けへと向かう時の流れを象徴する濃紺「ミッドナイトホライズン」の2色で、それらをつなぐ白いラインによって夜明け前の一瞬の輝き「ブルーモーメント」を描き出し、かつての夜行列車の旅の楽しさを受け継ぎながら、地域のみなさまとともに新しい未来を切り拓く
▲車両編成イメージ、上記リリースより
◎インテリアデザイン:「シンプルでありながら上質な移動空間」をコンセプト。全席をグリーン車指定席の個室タイプ。一部はプレミアムグリーン個室。一人利用の他、二人以上の利用も想定した複数のタイプの部屋を用意。他に、ラウンジスペースや販売スペースも予定。
▲プレミアムグリーン個室のイメージ、上記リリースより
▲グリーン個室のイメージ、上記リリースより
▲4人用グリーン個室のイメージ、上記リリースより
▲ラウンジのイメージ、上記リリースより
ここからは私見、取り上げる主な内容①WEST EXPRESS銀河の東日本版とも言える、手軽に乗れる、新たな夜行列車が誕生。E657系を改造。
①WEST EXPRESS銀河の東日本版とも言える、手軽に乗れる、新たな夜行列車が誕生。E657系を改造。
②夜行列車復権の時代となるのか?
まず、このニュースを聞いた、個人的な感想ですが、新たな夜行列車誕生と言うことで、素直に喜ばしいと思います。
かつては北海道へ、ほぼ毎日のように走っていた、”カシオペア”がツアー列車としても、完全に運行終了が公表され、このままではクルーズトレイン四季島だけとなってしまう、JR東日本の夜行列車でしたが、”カシオペア”が完全に運行終了の直前で、今回このように新たな夜行列車の計画が発表されました。クルーズトレイン四季島は料金もかなりの高額で、正直手軽に乗れる列車ではありません。
今となっては懐かし、札幌駅で撮影した”カシオペア”。ツアーも含めて、まもなく完全に運行終了。

他方、JR西日本では、既に2020年より、新快速等で活躍した117系を改造したWEST EXPRESS銀河が、クルーズトレイン・トワイライトエクスプレス瑞風とは異なる、手軽に乗れる夜行列車・観光列車としてデビュー、これまで大阪発を中心に、南紀方面、山陽方面、山陰方面と各地に運転されているところです。
京都駅で撮影、WEST EXPRESS銀河

JR東日本においても、東北・信越方面に広大な路線網があることから、WEST EXPRESS銀河の東日本版とも言える、手軽に乗れる夜行列車が待ち望まれていたところでしたが、今回このような形で実現すると言えます。既に、JR東日本では、中央線で夜行特急”アルプス”が、新潟~秋田・青森方面へ”海里”の車両を使用した夜行列車が、時々臨時列車や旅行商品で設定されるなどしていましたが、これらは今回の新たな夜行列車に向けての布石だったと言えるでしょう。
しかも、改造する車両が、常磐線の特急”ひたち””ときわ”で現役バリバリで活躍中、デビューから10年少々のE657系と言うところは、少し意外なところもありますが、車齢が若いと、その分運行期間も長く見込めそうなところがあると言えます。一方で、JR西日本のWEST EXPRESS銀河は117系の車齢を考えると、そんなに長く運行できるとは思えず、今後どうなるのしょうか?奇しくも、WEST EXPRESS銀河も、今回のJR東日本の新たな夜行列車も、外観がかつてのブルートレインをイメージしたカラーとなっている点は共通です。
常磐線、特急”ひたち”E657系(今回1編成が改造)、仙台駅にて

車内に関しては、フェリーなどでも、そうですが、近年は防犯面やプライバシーなどを重視し、開放型の寝台車・座席車や雑魚寝タイプのシートは少なくなり、個室主体となってきていますが、今回の新たな夜行列車も同様に、全てが個室となり、しかも全てがグリーン指定席の個室です。
また、リリースには触れられていませんが、下記のJR東日本社長会見の動画では、ラウンジカーには簡単な飲み物やスナック等を販売する自販機の設置も言及されています。近年は車内販売を廃止した上に、代わりの自販機すらも設置しない列車が多くなる中、長距離・長時間走る以上は、トイレと並んで、飲み物等の自販機は必須と言えます。
料金としては、既にJR東日本には”サフィール踊り子”と言う、全車グリーン車またはグリーン個室と言う列車が存在するので、これの料金がベースになると考えられます。JR東日本社長会見の動画を見ると、東京~青森の場合、現在の東北新幹線のグリーン車またはグランクラスに+α程度と述べられています。
そして、主な運行区間は首都圏~北東北方面とのことで、個人的な予想になりますが、新幹線が通らず、三セク区間も通過することなく、全てがJR東日本の路線のみとなる、日本海側になるのでは?、と予想します。つまりは、首都圏から酒田・秋田・大館等を経由して、青森まで行く、かつての”あけぼの”のようなものを目指しているのでは?、と思います。そして、首都圏側の始発駅も単純に考えたら、かつては東北方面の多くの夜行列車のターミナルとなった上野と予想しますが、この10年は上野東京ラインができたことから、上野東京ラインを活用して、東京・品川・横浜方面発着も可能で、需要を開拓する可能性もあり得る話です。
②夜行列車復権の時代となるのか?
かつては日本全国あちこちで走っていた、ブルートレインとも呼ばれる夜行列車。新幹線や航空機と言った、高速移動手段の誕生や車両の老朽化、車内設備が時代に合わないなど、様々な理由から廃止が進み、現在日本国内で毎日走る夜行列車は”サンライズ瀬戸・出雲”のみです。
世界を見ると、特にヨーロッパの場合、かつては日本と同じく、高速列車の発達などもあり、夜行列車は廃止・縮小の一方でしたが、近年は環境問題などから、見直される傾向にあり、オーストリア国鉄のナイトジェットを中心に、年々運行区間が拡大されるなど、夜行列車が再び脚光を浴びる時代へとなってきています。
これは日本においても、環境問題などを考えると、夜行列車が再び必要なのでは?、と個人的には考えていたところでした。夜行列車のメリットと言えば、まさに夜寝ている間に移動でき、新幹線や飛行機では到着できない、朝早くの時間帯に到着できること、などと言えます。現在でも夜行バスが盛況な状況を見ると、夜間移動の需要は多く、やはり夜行列車の必要性を感じていたところです。特に、昨今のバス運転士不足を考えると、なおさらです。
もちろん、夜行列車を運転するにしても、線路の保線の問題に、駅の営業時間の問題、乗務員の深夜時間帯の労働問題など、たくさんの課題があり、簡単には行かないことも、また事実であります。これに関しては、民間会社のJR任せでは何ともできないことであり、国を挙げて考える必要があると言えます。
正直、個人的には法律等を変えた上で、JR貨物に運行委託した方が夜行列車は運転しやすいのでは?、と思えます。これは現在でも機関車牽引列車を運行している上に、旅客会社を跨いで走る貨物列車も、三セク区間を経由する貨物列車も当たり前のように走っていて、障壁は少ないと思えるからです。逆に、とにかく新鮮な魚等を早く運びたい、と言うことであれば、JR貨物から新幹線を運行する旅客会社へ委託する、と言うこともありだと思えます。
最後に、今回JR東日本から発表された、新たな夜行列車が成功し、JR西日本のWEST EXPRESS銀河とともに、日本においても夜行列車復権の時代が来て欲しいと思う他、自社のエリアに限らず、積極的に他社にも乗り入れて、日本全国を走ること、また他のJRも夜行列車を走らせて欲しい、と個人的には思います。そして、私は関西在住でありながら、実はまだWEST EXPRESS銀河に乗ったことがなく、これも近いうちに乗車するとともに、このJR東日本の新たな夜行列車も、デビューしたら、ぜひ乗車したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
























