JR東海は新型ハイブリッド車両、HC35形の導入を発表。

主な内容
JR東海:ハイブリッド方式の新形式車両「HC35形」の新製について
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▲投入線区とエクステリアのイメージ、上記リリースより
◎車両形式:HC35形
◎駆動方式:ハイブリッド方式
◎編成数:2両×19編成(合計38両)
◎投入区間:名古屋駅~伊勢市駅・鳥羽駅間(快速「みえ」等で使用) 岐阜駅~下呂駅間、美濃太田駅~多治見駅間
◎投入計画:2028年度~2029年度
◎エクステリア:在来線通勤型電車315系のデザインでも採用されている親近感のある形状・ 色彩をベースとしつつも、快速「みえ」の速達性を表現したデザイン
◎主に快速「みえ」で運用する車両は転換クロスシートとロングシートを1両ずつ、高山線・太多線で運用する車両は2両ともロングシート
◎全編成に車椅子対応トイレを1カ所、各車両に車椅子スペースを設置

同じく、JR東海の最新車両である、特急”ひだ””南紀”のHC85系の一般車バージョン、あるいは中央西線や関西線等で走る最新の一般電車315系の非電化ハイブリッドバージョンとも言える車両でしょうか。
他のJRに先駆けて、国鉄時代や昭和世代の車両置き換えを完了し、近年ではJR初期の世代である、キハ85形や311系も完全に置き換えるなど、JR東海の車両取り替えの速さを感じます。ちなみに、JR東海と言えば、新幹線第一の会社なんて言われることもありますが、このように在来線にもしっかりと新車を入れて、投資していることがわかります。
名古屋近郊の中京圏輸送と言えば、311系と並んで、今回置き換えが決まったキハ75形も、国鉄時代までは名鉄・近鉄が圧倒的優勢だったところを、JR東海がシェアを挽回することに貢献した車両とも言えます。個人的にも名古屋に行った際には何度も乗車した車両でもあります。
置き換えが決まった、快速”みえ”のキハ75形。記録はお早めに。
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特急”ひだ””南紀”のHC85系。同じくハイブリッド車両で、これの一般車バージョン?
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中央西線の315系。これの非電化ハイブリッド車両バージョン?
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既に運転を終了した311系
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今回は指定席の設定がある、快速”みえ”用にはクロスシートが1両入りますが、指定席前提でない車両はロングシートとなります。近年の名古屋近郊の中京圏輸送に関しては、中央西線の315系がロングシートとなり、今回近鉄との競合区間となる、関西線等も指定席以外は基本的にロングシートとなります。

これを見ると、近年は並行する近鉄の運賃値上げにより、名古屋~桑名・名古屋~四日市など、名古屋近郊に関してはJRの方が圧倒的に運賃が安くなり、近鉄からJRに切り替える利用者が増加。それに伴い、ラッシュ時間帯を中心に混雑が激しくなる傾向にありますが、関西線に関しては単線区間も残り、また特急や貨物もある中、快速・普通の増発も容易にできない、さらに編成両数を増やすのもホームの長さを考えると難しい駅もあることを考えると、ロングシートにして少しでも収容力を増やそうとの狙いでしょうか。
少し前までは近鉄との競合もあり、長距離をより快適に移動できることを考えると、転換クロスシートが絶対なところがあましたが、近年はこれが大きく変わり、名古屋近郊の輸送を重視したように思えます。また近年は、バリアフリーへの対応に、インバウンドの増加による大型キャリーバッグを持ち込む利用者の増加、子育て世帯のベビーカーが乗りやすくするなどもあり、クロスシートではやや乗車に難があることも影響していると言えます。

一方の並行する近鉄名古屋線に関しては、20世紀末以降、25年以上も一般の新車が全く入らず、今回ようやく1A系が導入されることになりますが、これもこれとて名古屋線の導入数は決して多い訳でもないので、まだまだ昭和世代の車両が多く走ることを考えると、やはりJR東海の車両取り替えのサイクルは速く、ここでも両社の差を実感します。近鉄名古屋線の急行は快速”みえ”との競合もあることから、基本的にクロスシートが多く、今回の1A系もロング・クロス転換車両となっていますが、ここにも変化はあるでしょうか。

最後に、快速”みえ”に新車置き換えが公表されたと言うことは、今走っているキハ75もあと数年でなくなることを意味しますので、最後になってから慌てるのではなく、記録するならお早めに、と言うところでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。