現在開催中の万博。当ブログでも随時、その様子や交通手段、イベント、パビリオンなどを取り上げています。
今回はトルコ・パビリオンです。
トルコは、アジアとヨーロッパの架け橋的な位置でもあり、ボスポラス海峡やダーダネルス海峡などを境にアジアとヨーロッパに分かれます。まさにヨーロッパとアジアの文明の交差点とも言えます。
トルコ・パビリオンは5月に一度入りました。夕方の時間帯に入りましたが、ほとんど待つことはありませんでした。
テーマは「文明の黄金時代」。
以下、写真・動画などを用いながら、取り上げていきます。
エントランス

軍艦エルトゥールル号のインスタレーション。

トルコと日本との関係で忘れてはいけないのは、軍艦エルトゥールル号。これは明治の時代、1890年に和歌山県串本町の紀伊大島・樫野埼の沖合で、トルコ(当時はオスマン帝国)の軍艦エルトゥールル号が台風により沈没し、500人以上の犠牲者を出す大惨事に。その際に、漂着した69人を地元の紀伊大島の住民が総出で救出に向かった、と言うものです。2015年には、”海難1890”と言うタイトルで映画化されています。
これこそが、トルコが親日家になるきっかけになった出来事であり、後にエルトゥールル号の遭難の際に救出してくれた恩返しとして、1985年のイラン・イラク戦争の際には、トルコが臨時の航空便を出し、日本人を救出してくれたことに繋がります。
トルコではエルトゥールル号遭難は教科書に載るほど、みんなよく知っている出来事ですが、日本ではあまり知られていないことが残念であり、この万博を機に広まって欲しいと感じます。
そして、串本町の紀伊大島には慰霊碑やトルコ記念館などもありますので、一度は訪れるべきだと思います(個人的には何度か行ってます)。
エントランスにある太陽と月のオブジェ

大型のスクリーンでトルコの自然や街並みなどの見どころを紹介

トルコの陶器造りの実演

トルコの陶器や絨毯などの展示

ターキッシュエアラインズのPRも。上記のイラン・イラク戦争の際に、日本人向けに救済便を運航した、DC-10型イズミル号である(塗装も当時のもの)。

ターキッシュ・エアラインズの「クリスタル・ビジネスクラス・スイート」の座席も展示

ショップで発売中の衣装など

個人的にはトルコにはまだ行ったことがありませんが、エルトゥールル号遭難の件を聞くと、ぜひ訪問したいと思っている国の一つです。
今回の万博で訪れたパビリオンを急ピッチで随時更新中です。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回はトルコ・パビリオンです。
トルコは、アジアとヨーロッパの架け橋的な位置でもあり、ボスポラス海峡やダーダネルス海峡などを境にアジアとヨーロッパに分かれます。まさにヨーロッパとアジアの文明の交差点とも言えます。
トルコ・パビリオンは5月に一度入りました。夕方の時間帯に入りましたが、ほとんど待つことはありませんでした。
テーマは「文明の黄金時代」。
以下、写真・動画などを用いながら、取り上げていきます。
エントランス

軍艦エルトゥールル号のインスタレーション。

トルコと日本との関係で忘れてはいけないのは、軍艦エルトゥールル号。これは明治の時代、1890年に和歌山県串本町の紀伊大島・樫野埼の沖合で、トルコ(当時はオスマン帝国)の軍艦エルトゥールル号が台風により沈没し、500人以上の犠牲者を出す大惨事に。その際に、漂着した69人を地元の紀伊大島の住民が総出で救出に向かった、と言うものです。2015年には、”海難1890”と言うタイトルで映画化されています。
これこそが、トルコが親日家になるきっかけになった出来事であり、後にエルトゥールル号の遭難の際に救出してくれた恩返しとして、1985年のイラン・イラク戦争の際には、トルコが臨時の航空便を出し、日本人を救出してくれたことに繋がります。
トルコではエルトゥールル号遭難は教科書に載るほど、みんなよく知っている出来事ですが、日本ではあまり知られていないことが残念であり、この万博を機に広まって欲しいと感じます。
そして、串本町の紀伊大島には慰霊碑やトルコ記念館などもありますので、一度は訪れるべきだと思います(個人的には何度か行ってます)。
エントランスにある太陽と月のオブジェ

大型のスクリーンでトルコの自然や街並みなどの見どころを紹介

トルコの陶器造りの実演

トルコの陶器や絨毯などの展示

ターキッシュエアラインズのPRも。上記のイラン・イラク戦争の際に、日本人向けに救済便を運航した、DC-10型イズミル号である(塗装も当時のもの)。

ターキッシュ・エアラインズの「クリスタル・ビジネスクラス・スイート」の座席も展示

ショップで発売中の衣装など

個人的にはトルコにはまだ行ったことがありませんが、エルトゥールル号遭難の件を聞くと、ぜひ訪問したいと思っている国の一つです。
今回の万博で訪れたパビリオンを急ピッチで随時更新中です。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。









