ブログ記事、随時更新中。日本・関西地区を拠点に活動。これまで世界16か国を訪問。交通やまちづくりに関する研究も活かし、主に世界&日本の旅や交通、まちづくり、バリアフリー等に関する情報を中心に、時には楽しく役立つ記事を、時には将来像や社会提言などを発する記事など、様々な情報を発信。時々、他のことを発信することもあり。コメントやご意見はご自由にどうぞ(誹謗中傷は絶対にお止めください)。

鉄道ニュース

近鉄:大阪線・名古屋線・南大阪線等に久しぶりに新型一般車両デビュー。カラーデザイン変更も。今度こそ新車の継続導入を。

はじめに・・・体調不良などもあり、しばらくブログ記事更新が滞っていましたが、随時更新を再開します。これまで取り上げていなかった、過去の話題も随時更新する予定です。

近鉄:大阪線・名古屋線・南大阪線等に久しぶりの新型一般車両がデビュー。
公表されている主な内容
近鉄:2026年に大阪線・名古屋線・南大阪線などで新型一般車両がデビュー!
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▲大阪線・名古屋線の新型一般車両の外観、上記リリースより

◎大阪線・名古屋線系統(山田線・鳥羽線を含む)では1A系が2026年1月に、南大阪線系統(長野線・御所線・吉野線を含む)では6A系が2026年5月にそれぞれデビュー
◎大阪線・名古屋線系統の1A系のカラーリングは青、南大阪線系統の6A系のカラーリングは奈良線・京都線・橿原線と同じ赤。白色とのツートンカラーで近鉄らしさを継承しながらも、これまでの赤色とともに、新しい近鉄のイメージを創る。
◎大阪線系統の1A系は2025年度に4両×2本(トイレ付き)、名古屋線系統の1A系・1B系は2025年度に4両×3本(トイレ付き)、2026年度に3両×3本、南大阪線系統の6A系は2025年度に4両×3本(トイレ付き)、2026年度に4両×2本(トイレ付き)を導入予定
◎既に2024年に奈良線・京都線・橿原線でデビュー済みの8A系(カラーリングは赤)は、引き続き2025年度に4両×9本、2026年度に4両×4本(トイレ付き)、2027年度に4両×5本(トイレ付き)を導入予定
◎車いす対応の多目的トイレを大阪線・名古屋線系統の車両に設置する他、今回奈良線・京都線・橿原線、南大阪線の一般車両でも初めて多目的トイレを設置
◎その他の特徴は8A系と同様
・ロング・クロスを切り替え可能な、L/Cシート
・ベビーカー・大型荷物対応のスペース”やさしば”
・防犯カメラと非常通話装置の設置
・ドア上に大型液晶ディスプレイの設置
・車内保温のために、ドアを個別に開閉できるボタンの設置

ここからは私見
取り上げる主な内容

◎大阪線・名古屋線・南大阪線系統に久しぶりとなる新型一般車両、今度こそ、コンスタントに毎年、一般車両の新車の継続導入を
◎大阪線・名古屋線系統ではカラーリングも青に変更
◎奈良線・京都線・橿原線・南大阪線系統の一般車両で初めてトイレ付きの車両
◎引き続き、車内の座席はロング・クロス転換可能なL/Cシート、南大阪線系統では初めて、ぜひ有効活用を。関東私鉄のように有料座席車両への活用はあり得る?
◎8A系の阪神乗り入れはあり得る?

◎大阪線・名古屋線・南大阪線系統に久しぶりとなる新型一般車両、今度こそ、コンスタントに毎年、一般車両の新車の継続導入を
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▲8A系の外観
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▲8A系のベビーカーや大型荷物向けのスペース、”やさしば”
昨年から奈良線・京都線系統でデビューした、久しぶりの新型一般車両となる8A系。既に私も何度か乗車していますが、鉄道に詳しくない方であっても、明らかに新車とわかるほどの車両であると言えます。
今回は8A系と同じ設計の新型車両が、大阪線・名古屋線・南大阪線に導入されることになりました。
大阪線・名古屋線系統は1A系、南大阪線系統は6A系と、形式名こそ違いますが、近鉄は路線ごとに形式名を付けるルールがあり、それに従った形であります。
大阪線・南大阪線ではシリーズ21が導入されて以来約20年ぶり、名古屋線に至っては20世紀末の5800系以来で、21世紀になってから1両も一般の新型車両が入っていないと言う、異例な状態が続いていましたが、本当に久しぶりに新型の一般車両が導入されることになりました。
考えると、シリーズ21も大阪線・南大阪線に導入された両数は少なく、その後は阪神直通を控えていた、奈良線に集中的に導入され、阪神なんば線開通後は奈良線も含めて、一般の新型車両の導入が約15年も滞っていた、と言う他の大手私鉄ではあり得ない、異例な状態が続いていました。少し言い方が悪いかもしれませんが、一般の新型車両の導入をサボっている間に、どんどん50年超えの選手が続出している状況とも言えます。
ただ、今回も奈良線・京都線系統に導入する新型車両が多く、大阪線・名古屋線・南大阪線系統に導入する車両数の少なさが否めません。上記の通り、阪神直通を機にシリーズ21が多く導入された奈良線と比べても、大阪線・名古屋線・南大阪線系統には50年超えの選手がまだまだ数多く残っている中、今回の導入数では、正直これらの車両の完全置き換えには程遠いです。今度こそ、サボることなく、少なくとも毎年10~20両単位で、コンスタントに新車の導入が必要でしょう。約15~20年、新車導入をサボっていたツケをしっかりと払うためにも。
逆に、この10年ほどの間に、毎年10~20両単位で新車を増備し、徐々に既存の老朽化した車両を置き換えている南海との違いを感じるところもあります。



◎大阪線・名古屋線系統ではカラーリングも青に変更
近鉄の一般車両と言えば、赤と言うイメージがあるだけに、今回大阪線・名古屋線系統の1A系では青に変更と言うことで、これは驚きでもある一方、伊勢志摩の海などをイメージしたカラーと言うことで、新型車両を機に、イメージチェンジと言う戦略でしょうか。
リリースには記載がありませんが、各種報道では今後名古屋線系統の全ての一般車両を、既存車両を含めて、青に変更するとの報道もあります。


もし、これが実現となると、今後名古屋線系統では今までの赤が見れなくなることを意味します。
また、大阪線に関しては、既存車両への塗装変更までは報道されておらず、こちらは新型車両の青と、既存車両の赤、シリーズ21の茶色が共存するのでしょうか。
逆に、南大阪線のラインカラーは緑で、以前はラビットカーと言うオレンジの車両も走っていたこともありますが、南大阪線に関しては8A系と同じ、赤色のままなのは意外だと思ったと同時に、近鉄の一般車両と言えば、赤のイメージは変えなかったと言うことでしょうか。



◎奈良線・京都線・橿原線・南大阪線系統の一般車両で初めてトイレ付きの車両
大阪線・名古屋線では距離が長く、所要時間も長くなることから、これまでも一般車両にトイレ付き車両がありましたが、今回は奈良線・京都線・橿原線・南大阪線系統の一般車両でも初めてトイレ付きの車両が導入されることになりました。もちろん、今の時代にふさわしい車椅子対応の多目的トイレです。
通常、これまでトイレ付き車両を運行したことがない路線で、新たに車内にトイレを設置するとなると、車両基地等に汚物処理の施設が必要ですが、でもここは近鉄。これらの路線でも、今まで一般車両にこそトイレはありませんでしたが、既に特急車両にはトイレ付きの車両が数多く走っていて、汚物処理の施設など新たに設置する必要もありません。特急車両でトイレ付き車両を数多く走らせている、近鉄だからこそ、容易にトイレ付き車両が実現できると言えるでしょう。奈良線・京都線・橿原線・南大阪線では、大阪線・名古屋線に比べ、距離は短いとは言え、神戸三宮~奈良、京都~橿原神宮前、大阪阿部野橋~吉野と、乗車時間1時間超えの急行等はあるので、これらの区間で乗車する時に、トイレ付きは助かるでしょう。


◎引き続き、車内の座席はロング・クロス転換可能なL/Cシート、南大阪線系統では初めて、ぜひ有効活用を。関東私鉄のように有料座席車両への活用もあり得る?
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▲8A系のクロスシート設定。京都線では、土休日ダイヤの一部区画のみ。
座席は8A系と同じく、引き続きロング・クロスが転換可能なL/Cシートとなりました。南大阪線では初めてです。
既にデビュー済みの8A系では、京都線・橿原線でも土休日ダイヤで一部区画のみ、クロスシートの設定が実施されるようになりました。これまでは、これら両線ではL/Cシートが入っても、ロングシート設定しかありませんでした(奈良線では阪神直通も含めて、混雑時間帯以外はクロスシート設定が多い)。南大阪線でも同じような設定となるのでしょうか。
大阪線では、近年は曜日・時間帯関係なく、ロングシート設定が多く、1A系ではどのように運用されるのでしょうか?せっかくの設備を有効活用して欲しいと思います。
名古屋線では、快速”みえ”が並行していることもあり、基本的にクロス設定が多く、1A系でも同様でしょうか。
一方で、関東私鉄を見ると、このようなL/Cシートはクロス設定では有料座席車両で使われることが多いですが、でもここは関西・中京。首都圏と比べても、混雑率がそれほど高い訳でもなく、近鉄に関しては専用の特急車両を運転していること、また8A系を見ると、コンセントやドリンクホルダーとかは未設置なので、有料座席車両としての活用は想定していないように思えますが、今後短距離の特急をこの8A系等のクロス設定で賄う可能性も、ひょっとしてあり得るかもしれません。すぐ隣を走る、JRの大和路線・奈良線の”うれシート”、快速”みえ”の指定席を見ると。



◎8A系の阪神乗り入れはあり得る?
既にデビュー済みの8A系は、奈良線・京都線・橿原線・天理線が走行区間とされていながら、実際には現時点では8A系が阪神直通には非対応と言うこともあってか、奈良線よりも京都・橿原・天理線を走行している機会を見ることが多いです。
個人的には、今後も継続して導入するとなると、やはり阪神直通に対応させて、今後は阪神にも乗り入れると予想します。そうでなければ、今のように京都線中心の運用に限定となると、効率的な運用の妨げとなるでしょう。


最後に、ぜひ大阪線・名古屋線の1A系、南大阪線の6A系もぜひ一度は乗車してみたいとともに、今後も新型車両の継続導入を望みたいところです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

JR東日本、新たな夜行列車の計画。夜行列車復権となるのか?

※はじめに・・・体調を崩していたことなどもあり、ブログ更新が久しぶりとなりました。今後も、過去に更新できず、たまっている話題なども取り上げながら、随時ブログを更新し、記事更新の頻度を上げてまいります。

JR東日本が新たな夜行列車の計画を発表。
発表された主な内容
JR東日本:新たな夜行特急列車を導入します ~運行を通じて地域の皆さまと新たな観光需要を創出します~
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▲外観イメージ、上記リリースより

◎運行開始時期:2027年春
◎運行エリア:首都圏~北東北エリア
 ※時期によって変更あり
 ※詳しい運行区間やダイヤ等は今後決定

◎E657系10両1編成を改造
◎全車グリーン車指定席(個室)、定員120人程度、個室は1~4人
◎エクステリアデザイン:夜行列車(ブルートレイン)の記憶を受け継ぐ明るい青「メモリアルブルー」と、真夜中から夜明けへと向かう時の流れを象徴する濃紺「ミッドナイトホライズン」の2色で、それらをつなぐ白いラインによって夜明け前の一瞬の輝き「ブルーモーメント」を描き出し、かつての夜行列車の旅の楽しさを受け継ぎながら、地域のみなさまとともに新しい未来を切り拓く

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▲車両編成イメージ、上記リリースより

◎インテリアデザイン:「シンプルでありながら上質な移動空間」をコンセプト。全席をグリーン車指定席の個室タイプ。一部はプレミアムグリーン個室。一人利用の他、二人以上の利用も想定した複数のタイプの部屋を用意。他に、ラウンジスペースや販売スペースも予定。
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▲プレミアムグリーン個室のイメージ、上記リリースより

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▲グリーン個室のイメージ、上記リリースより

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▲4人用グリーン個室のイメージ、上記リリースより

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▲ラウンジのイメージ、上記リリースより

ここからは私見、取り上げる主な内容
①WEST EXPRESS銀河の東日本版とも言える、手軽に乗れる、新たな夜行列車が誕生。E657系を改造。
②夜行列車復権の時代となるのか?
①WEST EXPRESS銀河の東日本版とも言える、手軽に乗れる、新たな夜行列車が誕生。E657系を改造。
まず、このニュースを聞いた、個人的な感想ですが、新たな夜行列車誕生と言うことで、素直に喜ばしいと思います。
かつては北海道へ、ほぼ毎日のように走っていた、”カシオペア”がツアー列車としても、完全に運行終了が公表され、このままではクルーズトレイン四季島だけとなってしまう、JR東日本の夜行列車でしたが、”カシオペア”が完全に運行終了の直前で、今回このように新たな夜行列車の計画が発表されました。クルーズトレイン四季島は料金もかなりの高額で、正直手軽に乗れる列車ではありません。
今となっては懐かし、札幌駅で撮影した”カシオペア”。ツアーも含めて、まもなく完全に運行終了。
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他方、JR西日本では、既に2020年より、新快速等で活躍した117系を改造したWEST EXPRESS銀河が、クルーズトレイン・トワイライトエクスプレス瑞風とは異なる、手軽に乗れる夜行列車・観光列車としてデビュー、これまで大阪発を中心に、南紀方面、山陽方面、山陰方面と各地に運転されているところです。
京都駅で撮影、WEST EXPRESS銀河
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JR東日本においても、東北・信越方面に広大な路線網があることから、WEST EXPRESS銀河の東日本版とも言える、手軽に乗れる夜行列車が待ち望まれていたところでしたが、今回このような形で実現すると言えます。既に、JR東日本では、中央線で夜行特急”アルプス”が、新潟~秋田・青森方面へ”海里”の車両を使用した夜行列車が、時々臨時列車や旅行商品で設定されるなどしていましたが、これらは今回の新たな夜行列車に向けての布石だったと言えるでしょう。
しかも、改造する車両が、常磐線の特急”ひたち””ときわ”で現役バリバリで活躍中、デビューから10年少々のE657系と言うところは、少し意外なところもありますが、車齢が若いと、その分運行期間も長く見込めそうなところがあると言えます。一方で、JR西日本のWEST EXPRESS銀河は117系の車齢を考えると、そんなに長く運行できるとは思えず、今後どうなるのしょうか?奇しくも、WEST EXPRESS銀河も、今回のJR東日本の新たな夜行列車も、外観がかつてのブルートレインをイメージしたカラーとなっている点は共通です。
常磐線、特急”ひたち”E657系(今回1編成が改造)、仙台駅にて

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車内に関しては、フェリーなどでも、そうですが、近年は防犯面やプライバシーなどを重視し、開放型の寝台車・座席車や雑魚寝タイプのシートは少なくなり、個室主体となってきていますが、今回の新たな夜行列車も同様に、全てが個室となり、しかも全てがグリーン指定席の個室です。
また、リリースには触れられていませんが、下記のJR東日本社長会見の動画では、ラウンジカーには簡単な飲み物やスナック等を販売する自販機の設置も言及されています。近年は車内販売を廃止した上に、代わりの自販機すらも設置しない列車が多くなる中、長距離・長時間走る以上は、トイレと並んで、飲み物等の自販機は必須と言えます。
料金としては、既にJR東日本には”サフィール踊り子”と言う、全車グリーン車またはグリーン個室と言う列車が存在するので、これの料金がベースになると考えられます。JR東日本社長会見の動画を見ると、東京~青森の場合、現在の東北新幹線のグリーン車またはグランクラスに+α程度と述べられています。

そして、主な運行区間は首都圏~北東北方面とのことで、個人的な予想になりますが、新幹線が通らず、三セク区間も通過することなく、全てがJR東日本の路線のみとなる、日本海側になるのでは?、と予想します。つまりは、首都圏から酒田・秋田・大館等を経由して、青森まで行く、かつての”あけぼの”のようなものを目指しているのでは?、と思います。そして、首都圏側の始発駅も単純に考えたら、かつては東北方面の多くの夜行列車のターミナルとなった上野と予想しますが、この10年は上野東京ラインができたことから、上野東京ラインを活用して、東京・品川・横浜方面発着も可能で、需要を開拓する可能性もあり得る話です。


②夜行列車復権の時代となるのか?
かつては日本全国あちこちで走っていた、ブルートレインとも呼ばれる夜行列車。新幹線や航空機と言った、高速移動手段の誕生や車両の老朽化、車内設備が時代に合わないなど、様々な理由から廃止が進み、現在日本国内で毎日走る夜行列車は”サンライズ瀬戸・出雲”のみです。

世界を見ると、特にヨーロッパの場合、かつては日本と同じく、高速列車の発達などもあり、夜行列車は廃止・縮小の一方でしたが、近年は環境問題などから、見直される傾向にあり、オーストリア国鉄のナイトジェットを中心に、年々運行区間が拡大されるなど、夜行列車が再び脚光を浴びる時代へとなってきています。
これは日本においても、環境問題などを考えると、夜行列車が再び必要なのでは?、と個人的には考えていたところでした。夜行列車のメリットと言えば、まさに夜寝ている間に移動でき、新幹線や飛行機では到着できない、朝早くの時間帯に到着できること、などと言えます。現在でも夜行バスが盛況な状況を見ると、夜間移動の需要は多く、やはり夜行列車の必要性を感じていたところです。特に、昨今のバス運転士不足を考えると、なおさらです。
もちろん、夜行列車を運転するにしても、線路の保線の問題に、駅の営業時間の問題、乗務員の深夜時間帯の労働問題など、たくさんの課題があり、簡単には行かないことも、また事実であります。これに関しては、民間会社のJR任せでは何ともできないことであり、国を挙げて考える必要があると言えます。
正直、個人的には法律等を変えた上で、JR貨物に運行委託した方が夜行列車は運転しやすいのでは?、と思えます。これは現在でも機関車牽引列車を運行している上に、旅客会社を跨いで走る貨物列車も、三セク区間を経由する貨物列車も当たり前のように走っていて、障壁は少ないと思えるからです。逆に、とにかく新鮮な魚等を早く運びたい、と言うことであれば、JR貨物から新幹線を運行する旅客会社へ委託する、と言うこともありだと思えます。

最後に、今回JR東日本から発表された、新たな夜行列車が成功し、JR西日本のWEST EXPRESS銀河とともに、日本においても夜行列車復権の時代が来て欲しいと思う他、自社のエリアに限らず、積極的に他社にも乗り入れて、日本全国を走ること、また他のJRも夜行列車を走らせて欲しい、と個人的には思います。そして、私は関西在住でありながら、実はまだWEST EXPRESS銀河に乗ったことがなく、これも近いうちに乗車するとともに、このJR東日本の新たな夜行列車も、デビューしたら、ぜひ乗車したいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

JR西日本:特急”くろしお”60周年記念、かつての”スーパーくろしお”ラッピングに

JR西日本は特急”くろしお”60周年記念で、かつての”スーパーくろしお”のラッピングを施した、特急”くろしお”を運行することを発表。
主な内容
JR西日本:特急くろしお60周年記念ラッピング列車運行開始! (2025.5.16)
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▲デザインイメージ、上記リリースより

◎運行区間:新大阪~新宮
◎運行期間:7/5~2026年2/28頃
◎対象編成:287系1編成、1・6号車のみ
◎デザイン:かつての”スーパーくろしお”をイメージしたデザイン、ヘッドマークは60周年の記念デザイン
◎初列車は7/5の神戸発、団体貸切列車から(5/19からtabiwaトラベルで発売)
287系、特急”くろしお”、通常のデザイン
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京都・大阪から和歌山・白浜へ、運転されている特急”くろしお”。

私は以前、和歌山市に住んでいたことがあり、その際には大阪方面や和歌山県南部紀南方面へ行く際に、何度も乗車していて、個人的には最も乗車したJR在来線特急とも言えます。
ただ、この”スーパーくろしお”カラーの車両で運転されていた頃は、ほとんど乗車したことがありません。
時代を遡ると、国鉄時代は全て天王寺発着で運転されていて、民営化してJR西日本発足後間もない頃に、新幹線と連絡できる新大阪発着となり、それに合わせて、”スーパーくろしお”がデビュー。国鉄時代のデザインを一新し、白浜をはじめとした、リゾート地へ向かう列車にふさわしい、南紀の太陽などをイメージしたデザインは、かなり斬新だったでしょう。

昨年12月には、381系が完全に運転終了の際、京都鉄道博物館で、この”スーパーくろしお”カラーが再現された、381系が展示され、かなりの人気だったとのことです。個人的にはタイミングが合わず、見物できませんでした。
京都鉄道博物館:最初で最後 「381系」特別展示 2024.11.5

これを踏まえ、今回この”スーパーくろしお”カラーのラッピングが復活したと考えられます。そして、今回のラッピングですが、”スーパーくろしお”カラーのラッピングだけでなく、かつての国鉄車両の逆三角形マーク等も再現され、60周年のヘッドマークもあるとのことで、かなりの力の入れようを感じます。

先日、JR奈良線を走った、臨時特急”いにしへ”にも国鉄時代の逆三角形マークや、国鉄時代のヘッドマークのデザインを施されてましたが、これを超えるものではないでしょうか。
臨時特急”いにしへ”にも、逆三角形のマーク
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ただ、そのような力のデザインの入れようの一方で、通常の287系・289系の”くろしお”には、エンブレムやヘッドマークと言った、デザイン等が何もなく、やや素っ気ない、味気ない印象も感じるところです。

また、運行開始は神戸発の団体列車から、とのことで、これもまたレアなものです。個人的には、1日に数本だけでも神戸方面発着があれば、とは思うところですが、一旦新大阪を過ぎて、北方貨物線上をスイッチバックする必要があることから、なかなか難しいのでしょうか。うめきた地下ホーム開業の際に、北方貨物線と梅田貨物線を連絡できる線でもあれば、そのまま直通できたのに、と思うところはあります。
それに、近年は”くろしお”の京都直通も1往復と、大幅に削減され、和歌山方面から京都への行き来を想定したダイヤになっているだけで、京都から和歌山方面へ行くことはほとんど想定されていないダイヤです。新幹線乗り換えは新大阪で行うことから、大阪を跨いでの需要が少ないのでしょう。かつては、このカラーを纏った、”スーパーくろしお”が朝や昼に京都発で運転されていた時期があったりしましたが、その頃に比べると、高速道路の整備が進んだりと、やはり寂しい点は感じます。

最後に、運行期間は半年間とのことで、この間にぜひ見物して、記録するとともに、次は国鉄色復刻や、”サンダーバード”にかつての”スーパー雷鳥”カラーのラッピングなども期待したくなります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

南海:特急サザン指定席の一部を運休、代わりに全車自由席の特急を運転

南海はサザンの指定席車両の電源装置不具合の影響で、当面の間、一部の特急サザン指定席を運休。代わりに全車自由席の特急を運転。
特急サザンの一部運休について(お知らせ)(2025.5.15)

トラブルが起きたと予想される10000系、サザン指定席
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◎期間
5/17(土)から当面の間
ただし、6/7(土)、8(日)、14(土)、15(日)、21(土)、22(日)を除く

◎指定席運休列車(下記の列車は代わりに全車自由席の特急で運転(6両編成)、乗車券のみで利用可能)
・平日 
 サザン11号(難波9:45発)
 サザン21号(難波12:20発)
 サザン22号(和歌山市11:00発)
 サザン32号(和歌山市13:30発)

・土休日
 サザン11号(難波9:45発)
 サザン21号(難波12:20発)
 サザン22号(和歌山市11:00発)
 サザン32号(和歌山市13:30発)

◎既に上記の対象となる指定券を持っている場合は無手数料で払い戻し
どの車両かまでは、詳しく公表されていませんが、土休日の時刻表を見ると、12000系車両、サザン・プレミアムで運転、と書かれた列車が運休となっていないので、恐らくは古参の車両である10000系に、トラブルが起きたのでしょうか。通常は、1編成が何かしらのトラブルがあっても、運休と言うことがないよう、予備の編成が用意されていますが、その予備も捻出できないほどの事態になったものと考えられます。
特急サザン時刻表(難波⇒和歌山市)
特急サザン時刻表(和歌山市⇒難波)

運休の対象列車を見ても、空席が目立つ昼間時間帯の列車が中心であり、ラッシュ時間帯に指定席に乗ってくれる、客単価も高くて、収入も見込める指定席は何としてでも運休させない、と言う意地も感じるところです。

そして、これに代わり、乗車券のみで利用可能な全車自由席の特急が走ることになります。以前は1日に何本か、全車自由席の特急がありましたが、10年以上前に消滅し、通常のダイヤで走ることはありません。ダイヤが乱れたり、車両トラブルなど、何かしらのトラブルがあった際に、イレギュラー対応で走ることがあるのみです。
私も、以前は南海本線沿線に住んでいた時には、何度か乗ることはありましたが、当時、撮影したりして、記録は残していませんでした。
もし、機会があれば、ぜひ乗車して、記録したいところです。

ちなみに、全車自由席となれば、日頃からの特急サザン自由席の利用者からすれば、座席数が増えると言う、メリットもあります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

南海:特急”サザン”に新型車両導入計画

南海電鉄、特急”サザン”を新型車両に更新の計画。

以前、運転されていたHYDEのラッピングを施した、10000系・HYDEサザン
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「NANKAI グループ中期経営計画 2025—2027」について (2025.3.31)
上記リンク、PDFファイルの別紙23ページに、重点戦略:未来を拓く公共交通事業への変革、サービス品質向上(ブランドの工場)の取り組みとして、特急”サザン”を新型車両に更新(2027年度末~)と記されています。 

ここからは個人的な推測も多くあります。
現時点で具体的な内容は公表されていませんが、2年後をめどに、置き換えが現実味を帯びている、と言えるでしょう。

まず、特急”サザン”は難波~和歌山市(一部は和歌山港)を、ほぼ終日毎時2本、指定席4両+自由席4両で運転されています。一部車両が有料の座席指定で、その他の車両は別料金不要の一般車両、と言う組み合わせは、関西では京阪のプレミアムカーが登場するまで、長らく唯一とも言える存在でした。以前はラッシュ時間帯に全席指定席の特急”サザン”や、全席自由席の特急もありましたが、現在はありません。

私は以前、大阪府南部や和歌山市の南海本線沿線に住んでいたことがあり、この特急”サザン”も何度も利用していました。ちょうど住んでいた時には、12000系サザン・プレミアムのデビューがあったり、創業130周年の企画で復元塗装での運転などがありました。ちなみに、12000系は全席コンセント付きで、ヘッドレストも付き、バリアフリー設備もあるなど、快適性は大幅に向上していると思います。
12000系のサザン
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12000系がデビューした際、このまま10000系を置き換えるのか、と思いきや、たった2編成の製造にとどまり、その後10年以上経っても、特に何の動きもなく推移しているのが現状でした。

個人的には、恐らく指定席車両の10000系を置き換える、完全な新型車両が登場すると予想します。10000系も40年選手となり、さらに自由席として連結相手となる7100系は、それ以上に40~50年選手となり、老朽化している点は否めません。また、10年以上前の設計であり、その間の変化などを考えると、12000系を増備することも考えにくいでしょう。

さらに、泉佐野以南に関しては人口減少や利用者減少もあり、新型車両導入を機に、減便をはじめとした、運行体系の見直し、と言ったことも考えられるかもしれません。

特に、特急”サザン”の指定席は昼間を中心に空席が目立ち、本当にもったいないと思える時があり、よく沿線外の利用者からは、”指定席4両も要るのか?”、などと言われることもありますが、それはラッシュ時間帯を見ていないからであります。そのラッシュ時間帯には指定席がほぼ満席になることもあるので、昼間はガラガラになることを承知の上で、ラッシュ時間帯に座席指定に乗ってくれる、客単価が高くて、収入も見込める利用者を、みすみす逃す訳には行きません。よって、ラッシュ時間帯にはより多くの座席指定車両を運転する一方で、昼間は座席指定車両を減らす、と言った柔軟なことも考えられるかもしれません。個人的には、現在の運行体系を維持しつつ、昼間の座席指定料金を値下げしてくれることが一番だと思いますが。

そして、現時点で特急”サザン”の指定席車両として活躍中の10000系を、かつての南海グリーンカラーの復元塗装で運行することが発表され、これは新型車両導入までと記されています。


何はともあれ、10000系+7100系の特急”サザン”も、近く見れなくなることは確実と言え、今の時期から乗っておきたいものです。また南海から詳しいリリースが公表されれば、取り上げる予定です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

南海:特急”サザン”指定席を復元塗装で運行。この1年で見た、他の南海の復元塗装も合わせて紹介。

南海電鉄は、特急”サザン”の1編成を復刻塗装で運転することを発表。
公表された主な内容(10000系”サザン”指定席の復元塗装)
南海:創業140周年記念 特急サザン(10000系車両)を復元塗装で運行! ~新型特急サザンの導入頃まで~
◎6/4から運行開始、期間は当面の間で、新型車両導入頃まで
◎
対象車両 10000系4両1編成(車両番号10004-10804-10104-10904)
◎運行区間 難波~和歌山港
◎車両デザイン 濃淡グリーンのツートンカラー
◎撮影会等のイベント、記念グッズ販売もあり
サザンの新型車両の件については、次の記事で取り上げる予定ですが、当記事では10年前にも同様の企画があった際に記録していた写真と、この1年間で見た他の南海の復元塗装を合わせて取り上げることにします。10000系も40年選手であり、置き換えが公表されたこともあり、最後の花道を飾る企画、と言っても間違いないでしょう。

かつては南海も、南海ホークス(現ソフトバンク)と言う、プロ野球球団を保有していて、その南海グリーン・ホークスカラー(南海ホークス時代のユニフォームの色)とも呼ばれる旧塗装ですが、球団売却や関西空港開港に合わせて、現在のブルーとオレンジの塗装へと一新されてから、30年ほどが経過します。さすがに私は、この南海グリーン・ホークスカラーの時代は知りませんので、このグリーンの塗装を見て、新鮮さを感じましたが、南海ホークスの時代を知る方にとっては懐かしのカラーと言えるでしょう。

私は、10年前にも同様の企画があった際には、ちょうど大阪府南部や和歌山市を拠点とし、南海本線沿線に住んでいたことから、この復元塗装の車両を何度も見たり、乗ったりしていて、この時も撮影をして、記録しているので、その写真を紹介します。

10年前は、ちょうど創業130年&7000系引退記念で、この復刻塗装が実現しました。
南海電鉄創業130周年&さようなら7000系記念企画 「懐かしの緑色」の特急サザンを運行します(2015.5.11)

2015年に撮影。特急”サザン”指定席、10000系復刻塗装。今回も特に変化はないでしょう。
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2015年に撮影。さよなら7000系復刻塗装。南海本線から片開扉が消滅。
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さて、ここからは、この1年間で見た、南海の他の復元塗装車両について取り上げます。

◎7100系(特急”サザン”の自由席としても活躍中)
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南海:運行開始から55周年を迎える“7100系車両”が 1992年以前の復元塗装で運行します (2024.7.18)
こちらは南海線用の一般車両として特急”サザン”自由席から急行、普通までオールマイティーに長年活躍している車両ですが、昨年8月からデビュー55周年で、1編成が復刻塗装で運転されています。既に昨年11月に、羽衣駅で見て、乗車する機会もありました。10年前は7000系だったので、今回は7100系としては約30年ぶりに南海グリーン復元塗装となります。
6/4以降は恐らく、特急”サザン”自由席の運用に入り、上記の指定席10000系の復元塗装車両と併結した運転となるでしょう。こちらとて、40~50年選手であり、”サザン”指定席の新型車両導入とともに、併結相手となる自由席車両も置き換えとなり、引退となる可能性は高いと言えます。

◎6000系(無塗装のコルゲート模様と片開扉が特徴)
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1962年に運行開始した“6000系車両”を、 なつかしのステンレス無塗装で運行します!(2023.8.7)
こちらは高野線用の一般車両。高野線に、なかなか新車が入らなかったこともあり、50年以上と言う、驚異的な長期間、高野線から一切離れることなく走っていますが、さすがに置き換えを避けて通ることができず、近年は8300系への置き換えが進み、もうすぐ引退となるでしょう。一部は大井川鉄道に譲渡され、活躍中です。

引退を前に、2023年9月から1編成が旧塗装となっていて、一度乗車する機会がありました。こちらは完全無塗装なステンレス車と片開扉が特徴で、1960年代にアメリカ・パッド社のライセンス供与を受けた、ステンレス車両の本当の初期の車両でもあり、コルゲートと呼ばれる波形模様などが、レトロ感を感じるところがあります。6000系が引退となると、南海の一般車両から片開扉が消滅することになります。

◎3000系(1975年、泉北高速鉄道時代に導入されたデザインを復元)
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3000系車両を復刻デザインで運行します! ~2024年7月31日営業運転開始~ (泉北2024.7.18)
こちらは泉北高速鉄道の時代に製造された車両で、昨年7月から運転されていて、1975年の導入当初のデザインが復元されていて、ノスタルジックな雰囲気を味わえます。
今年の4月から、泉北高速鉄道は南海電鉄に吸収・合併され、現在は南海泉北線となりましたが、これとて、いつ引退になってもおかしくない車両には変わりません。

◎2200系(既に引退済み、”さようなら”のヘッドマークもあり)
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一般車両“2200系”が2025年春に引退 約30年前の塗装を施し、さよなら運行を実施!2種類のヘッドマークも掲出! (2024.12.10)

~黒潮が繋ぐ大阪・和歌山と銚子の縁を“もっとなんかいい”ちょうしに!~ 南海2200系引退&銚子22000形2編成目(旧南海2200系)運行開始を 記念して「2200系ありがとう&ようこそ」リレーヘッドマークを掲出(2025.3.3)

こちらはこの春、既に南海からは天空用車両を除き、引退済みです。引退前の今年1月から、復元塗装を汐見橋線や加太線と言った、支線で見ることができ、私も一度汐見橋線で乗車しました。かつては高野線橋本以南の山岳路線用でした。まさに2200系にとって、最後の花道とも言える舞台だったと言えます。
現在は一部が銚子電鉄で活躍中なので、ぜひ千葉・銚子まで行ってみたいとも思うところです。

ちなみに、この汐見橋線、都会の中の秘境路線とか言われていて、ディープな西成の中を走るなど、色々と味のある路線であり、その中にこの旧塗装がピッタリな感じでした。
汐見橋線の始発駅・汐見橋駅。高野線はかつて、ここがターミナル駅だった。
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都会の秘境路線、ディープな路線の汐見橋線の中でも、特にディープさや秘境さを感じられる木津川駅
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以上、南海の復元塗装について取り上げましたが、これら復元塗装で共通していると言えるのは、いずれも40~50年選手の車両であり、近く後継車両への置き換えが予想または公表された車両ばかりであること、そして昭和の時代や南海ホークスがあった時代を知っていて、旧塗装を纏っていた時代がある車両ばかりです。よって、これら車両の最後の花道として、用意された企画と言っても間違いないでしょう。最後に慌てて、撮影するのではなく、記録するなら早い目に、そしてマナーを守った上で、と言うことだと思います。近年は一部の迷惑者のせいで、最終運転日は公表されることが少なくなっていますので(実際に2200系の最終運転日は公表されなかった)。

私も、近く南海を利用する機会があれば、ぜひ10000系”サザン”指定席の復刻塗装を10年ぶりに見ようと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

JR東日本:上野東京ラインの川口駅停車に向けて川口市と基本協定締結。浦和以北の利用者にはデメリットしかない?

JR東日本は上野東京ラインの川口駅停車に向けて、川口市と基本協定を締結。
JR東日本:川口駅上野東京ラインホーム及び自由通路等整備 に関する基本協定を締結しました

公表された主な内容
●JR東日本大宮支社と川口市は基本協定を締結
●上野東京ラインホームの整備、自由通路整備、店舗整備
●まちづくりビジョン実現に向けて双方が連携して取り組み
●2025年度より測量・地質調査、基本・概略設計を実施
など
川口駅
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まずはじめに、JR東日本が川口駅の中距離電車停車に関して、公式に公表したのは今回が恐らく初めてでしょう。私が知っている限り、これまでJR東日本側が公式に見解を示したところは見たことがありませんので、下記のような、これまでのJR東日本側の見解は川口市長の発言、各種メディアや埼玉県議会、川口市議会等によるものとなります。


私見、取り上げる主な内容
●埼玉県内のJRでは大宮・浦和に次ぐ、県内3位の乗降客数でありながら、京浜東北線しか停車せず、ダイヤが乱れた時の混雑が問題となり、川口市としては長年の悲願。以前から要望を続け、ホーム設置の用地を確保していたほか、建設費等を川口市が負担してでも、停車を実現させたかった。
●JR東日本としては、既に隣の赤羽駅に停車している中、大宮方面や大宮以北への速達性低下などを理由に、以前は要望を拒否し続けていた(個人的にも以前のJR東日本の考えに賛同していて、できるものなら拒否する姿勢を貫いて欲しかった)。
●上記のJR東日本側の見解と重なるが、隣の赤羽駅のように他線との乗換がなく、浦和のように県庁や公的機関がある駅でもなく、浦和以北の利用者をはじめ、川口駅利用者以外には速達性低下や混雑率悪化など、デメリットが大きい
●それにも関わらず、JR東日本側が川口市の要望を受け入れ、上野東京ライン停車を決めた背景には、今後の少子高齢化や都心回帰などにより、中長距離の利用者減少等で混雑率低下が見込まれ、逆に川口駅に停車させて利用者増を見込みたい?
●湘南新宿ラインは今後も通過。湘南新宿ライン停車の方が山手線西側の池袋・新宿・渋谷への直通が実現するが、それよりも今後の羽田空港直通を優先した?
上野東京ライン、グリーン車
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現状、川口駅に停車する列車は、京浜東北線のみです。この区間では、上野東京ライン・湘南新宿ラインが実質快速線的な役割を担っている一方で、並行する京浜東北線が各駅停車的役割を担っているので、川口駅には実質各駅停車的な列車しか停車しません。個人的には正直、浦和以北の利用者にメリットがほとんどなく、大宮方面への速達性を考えると、今回の川口駅停車は実現して欲しくなかったのが本音です。

私は関西地区在住ですが、川口駅には何度か降りたことがあり、南隣の駅は荒川を渡り、東京都北区の赤羽と言う、東京都心からのアクセスは便利な立地で、昨今は都内のホテルは高騰していることもあり、最近でも川口駅近くで泊まったほどです。
実際に駅を降りると、周辺は商業施設やタワーマンションなどが目立ちますが、駅西側は公園や市有地となっているところもあり、本来なら民間事業者に売却して、タワーマンションなどを開発となるところ、川口市はいつでも上野東京ライン・湘南新宿ライン用のホームを設置できるだけの用地を確保している様子をうかがうことができます。

川口駅西側の公園等
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今後、測量・設計などを行なってから、線路移設・ホーム設置工事となり、それなりの期間を要することは間違いなく、今回のリリースでは具体的な時期は示されていませんが、各種報道では上野東京ライン停車実現は2037年以降とされています。

2037年以降となると、今とはまた状況が大きく変わり、少子高齢化や中長距離の利用者減少等により、混雑率低下や都心回帰などの傾向となり、JR東日本としては川口駅停車により、利用者数を増やしたいと言う方向へと変化したと言えるでしょう。

一方、湘南新宿ラインに関しては、引き続き通過で間違いないでしょう。上野東京ラインよりも、湘南新宿ラインの停車の方が、現状は京浜東北線で直通では行けない、山手線西側の池袋・新宿・渋谷への直通が実現することになりますが、各種報道では本数の多い上野東京ラインの方が選ばれたとされています。個人的にはそれとともに、羽田空港アクセス線も開通することから、羽田空港への直通も考慮したかもしれません。

今後、また情報があれば、取り上げようと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

有楽町線延伸区間(豊住線)から、半蔵門線経由、東武スカイツリーライン等への直通が基本合意。また首都圏の鉄道ネットワークが大きく変わる?

東京メトロと東武鉄道は、有楽町線延伸区間(豊住線)から、半蔵門線経由、東武スカイツリーラインへの直通について基本合意。

公表された主な内容
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▲直通ネットワークのイメージ(上記リリースより)
◎東京臨海部(豊洲等)~東京東部(押上スカイツリー、北千住等)~埼玉東部のアクセス向上(春日部、草加等)
◎豊洲~住吉~押上~東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線と相互直通運転
◎列車編成:10両編成
◎春日部~豊洲が乗り換えなしで約53分
◎日比谷線は7%、千代田線は3%の混雑緩和の効果
◎運行計画は今後、直通ネットワーク各社との協議で決定
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▲半蔵門線8000系。徐々に置き換えが進み、残念ながら今回の計画実現を見ることはない。

ここからは私見
①一旦は副都心線で、東京の地下鉄新線は最後とされながらも、再び本格的に動き出した新線(豊住線と南北線品川延伸)計画の中で決まった、今回の合意。首都圏の鉄道ネットワークが大きく変わる。
副都心線開業の際、「これが東京で最後の地下鉄の新線」、とされていたことがあり、これ以上、東京に新たな地下鉄が開業することはないのでは?、と言った見方が当時はありましたが、近年になってから、この有楽町線延伸の豊住線計画と、南北線品川延伸計画が決まり、具体的に動き出してきました。

東京地下鉄株式会社「有楽町・南北線の延伸」に係る 鉄道事業許可について
有楽町線延伸区間(豊洲~住吉)は、両地点の地名を一文字ずつ取って、”豊住線”とも呼ばれ、有楽町線と半蔵門線をつなげる計画であり、2024年から工事に着手しているところですが、有楽町線と半蔵門線がつながると、どんな運行形態になるか、注目されていたところ、今回、この豊住線が半蔵門線を経由する形で、東武スカイツリーライン等との直通が決まった形となります。
これにより、首都圏の鉄道ネットワークや路線図が大きく変わることは間違いないでしょう。

②どこまで直通する?ダイヤが乱れた時の影響は?
今後、ダイヤに関しては、今後直通ネットワーク各社と協議の上、決まることになっていますが、半蔵門線は東急田園都市線とも、一方で有楽町線は東武東上線・西武池袋線、さらに有楽町線は一部は副都心線と共用し、その副都心線は東急東横線・みなとみらい線・相鉄と直通していることから、ダイヤの調整はかなり複雑となり、ダイヤが乱れた際の影響が大きくなることも課題と言えます。

直通の対象は10両編成となっていて、今回東武スカイツリーライン等との直通は決定したことから、東武側の直通に関しては、主にスカイツリーラインの急行・準急となり、直通範囲も現在の半蔵門線と同様、南栗橋と久喜までとなることは確実でしょう。

一方で、東京メトロ側に関しては、押上~住吉が半蔵門線と共用する形となり、ダイヤ的には渋谷方面の本数を維持したまま、豊洲方面を入れることができるのか、などが課題となりそうです。
また、豊洲に関しては、既存の有楽町線と繋がることになりますが、豊洲を跨いで直通するのか、それともダイヤの問題で直通しないか、これは東武以外の上記の直通先の各社の意向次第とも言えそうな気がします。

③物理的には東上線とも直通が可能になるが・・・
東京都心部から延びる、同じ東武の路線でありながら、スカイツリーラインと東上線は自社の路線ではつながってません(東京メトロや秩父鉄道を介してはつながっていて、中目黒駅では両者の車両を見ることができる)。過去に西板線計画がありながらも未成となり、両者が直通することは現在に至るまで、皆無な状態ですが、東武の両路線を物理的には直通が可能にもなります。
個人的な妄想になりますが、スカイツリーラインと東上線が直通するところを見てみたいところはあります。ただ、これを実現するにしても、途中に東京メトロの路線を挟むことから、東京メトロやその他直通先との調整が欠かせないことから、これらの調整次第でしょうか。

また最近、東上線では新型車両の導入も発表されました。副都心線が東急東横線と直通運転を開始する頃以来となる東上線の新型車両ですが、この車両がスカイツリーラインを走ることはあるのでしょうか。
2026年から東上線に 新型車両90000系を導入します!
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▲東上線新型車両のイメージ(上記リリースより)

今後、どのような計画になるのか、また動きがあれば、取り上げたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

阪神電車:新型急行用車両3000系導入、さらに急行用車両のエクステリアデザイン統一と座席指定サービスも

阪神電車は新型急行用車両3000系導入とともに、急行用車両のエクステリアデザインの統一と、座席指定サービス導入も発表。
2027年春に 新型急行用車両3000系を導入し、 座席指定サービスを開始します ~新型車両導入を機に、急行用車両のエクステリアカラーの統一を進めます~ 2025.3.10
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▲外観デザインのイメージ

主な内容
◎コンセプト・・・「4つの”かける”」。「”掛ける”たいせつがギュッと」、「”駆ける”急行用車両としての疾走感」、「”翔ける”将来に向かってのさらなる飛躍」、「”架ける”人と人、人と社会の架け橋」
◎座席指定サービス・・・6両編成のうち1両は阪神初の座席指定サービス、詳細は後日発表
◎エクステリア・カラー・・・Re Vermilion リ・バーミリオン(赤胴車のイメージを引き継ぎながら、明るい未来をかけるのにふさわしいカラー)
◎導入時期・・・2027年春、当初は1編成のみ、順次増加予定
◎既存の急行用車両も同じカラーデザインに順次変更

阪神電車と言えば、2月に普通列車用の青胴車とも呼ばれた5001形の運行終了があり、次は8000系置き換え用の急行系車両に新車が入るのでは?、と予想していたところ、先日8000系全車両を赤胴車の旧塗装に戻す発表がありました。最近は、関西の他の私鉄を見ても、京阪や南海でも旧塗装の復元が行われていますが、これらは各形式で1編成のみのところ、阪神8000系は全編成が対象と言うのも驚きです。
急行用8000系車両を「赤胴車」のデザインに変更します 2025.3.3
やはり、これは近々、急行系車両に新車が入る伏線なのでは?、と予想していたところ、本当に予想通りとなりました。
ちなみに、青胴車5001形に関しては、引退前に何度か乗った記録がありますので、近々取り上げる予定です。


この新型車両3000系に関して、塗装は赤胴車のイメージを引き継ぐ、赤色基調となり、他の急行系車両も同様のデザインに変更することが公表されています。阪神の急行系車両はかつての赤胴車だったのが、9300系登場からイメージを一新し、オレンジ色基調のデザインに変わり、現在はこちらで統一されてますが、これが阪神タイガースのライバル球団となる、読売ジャイアンツと似たカラーであることから、度々株主総会でも話題になっている程だと言います。その声を踏まえたのかは不明ですが、再び赤色基調のデザインに変更していくことになりました。私、個人的には阪神タイガースのカラーでもある黄色か黒色基調の色にすれば、こう言ったことが話題にもならなかったのでは?、とも思えます。今度は赤色基調となれば、広島カープカラーにするのか?、との声が出ないのか、気になるところです。
8000系は、今年は1編成が阪神タイガース創立90周年ラッピング車両になっています。

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▲過去の阪神タイガース創設80周年ラッピング編成。このように黄色基調であれば異論も少なかった?

そして、もう一つ新たに公表された点は
座席指定サービスでしょうか。関西の五大私鉄の中で、唯一定期的な有料座席指定がない阪神。京阪のプレミアムカーが運行開始し、常に満席になるほど、成功を収めている点を見ていたことに、昨年は阪急でもプライベースが運行を開始した中、以前は試験的に”らくやんライナー”を運行したり、団体で不定期でありながらも近鉄特急が乗り入れたりと、いずれは有料座席指定を見据えているのでは?、と思えたところはありました。
【期間限定】夜間有料臨時列車(らくやんライナー)の 運行について ~確実に着席できる定員制で運行し、ゆったりご利用いただけます~ 2022.12.1

そんな中、この新型車両3000系は6両編成のうち、1両が座席指定車両になることが正式に公表されていますが、京阪プレミアムカーのような専用の車両になるのか、それとも関東私鉄のようにロング・クロスを切り替える形(LCカー)となるのか、続報を待ちたいところです。
あとは、一般車両の座席がどうなるか、でしょうか。直通特急での運用を考えると、やはり一部でもクロスシートを入れて欲しいところはありますが、9300系でクロスシートを積極的に入れたかと思いきや、後の1000系や8000系リニューアル車では徐々にクロスシートには消極的な点も見られることから、乗り入れ先の近鉄に倣って、混雑状況に応じてロング・クロスを切り替える車両(LCカー)になるのか、こちらも続報を待ちたいところです。
同時に、近鉄特急の定期乗り入れも実現し、神戸~伊勢志摩直通も期待したいところです(せっかく線路はつながっていながら、現時点で団体専用で不定期の乗り入れだけでは勿体ない)。

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▲今後置き換えの対象になる8000系。順次赤胴車に戻されることも決まっている。
最後に、3000系が入ると、間違いなく8000系の置き換えも始まるでしょう。8000系と言えば、現時点では阪神の急行系車両の主力とも言え、初期車の登場は1985年なので40年選手となります。先日の青胴車5001形が引退以降、1985年の阪神タイガース日本一、1995年の阪神淡路大震災、2023年の阪神タイガース日本一を、いずれも知る唯一の形式ですが、これも置き換え対象と考えると、時代の流れを感じるところです。これからは徐々に8000系も、最後に慌てる前に徐々に記録する車両となりそうです。

JR東日本、次期東北新幹線車両・E10系

JR東日本は次期東北新幹線車両・E10系の開発を発表。
JR東日本 次期東北新幹線車両(E10系)を開発します  2025.3.4

公式に発表された主な内容
◎車両形式・最高速度・今後の予定などの概要
◎エクステリアデザイン
◎究極の安全の追求
◎お客さま志向
◎サステナブルな社会の実現

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▲外観イメージ JR東日本のリリースより

◎車両形式・最高速度・今後の予定などの概要
 ・車両形式:E10系新幹線電車
 ・最高速度:320km/h
 ・編成両数:10両編成
 ・2027年秋に車両が落成、各種試験後、2030年度に営業運転開始を目指す
 ・札幌延伸に向けては、今回の車両をベースに別途検討

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▲E10系の主な特徴・設備など JR東日本のリリースより

◎エクステリアデザイン
 ・東北地方の山々を想起させる緑色を基調
 ・上部の明るい緑色は「Tsugaru green(津軽グリーン)」、下部の濃い緑色は「Evening elm(イブニング エルム)」
 ・車体横のラインはこれまでのイメージを継承しつつも、日本らしさを表現するモチーフとして「桜の花弁」の形状を模した曲線を車両間でつなげる
 ・デザイナーには海外デザインファームとなるtangerine社(イギリス)を採用

◎究極の安全の追求
 ・試験車両ALFA-Xでの検証を基に、地震対策として、逸脱防止用のL型車両ガイドに加え、ブレーキ距離の短縮および地震時の揺れを吸収し車両の損傷や脱線を防止するための左右動ダンパの採用等、より高い安全性の確保

◎お客さま志向
 ・TRAIN DESKをさらに発展させたサービス・・・隣の座席の間に仕切りを設置しプライベート感の向上、2+2列座席、全席コンセント&USB電源、Wi-Fiルーター増設、幅広の可動式背面テーブルなど
 ・大型荷物置き場の拡幅
 ・全席コンセント
 ・グリーン車・普通車ともに2030年代に向けてアップデート
 ・車イススペースの拡充(車イスに乗ったまま車窓を楽しむことが可能)

◎サステナブルな社会の実現
 ・「スマートメンテナンス」に対応可能な車両システムの導入
 ・冷却モータが不要なブロアレス誘導電動機
 ・車両駆動インバータにはSiC素子採用による車両駆動システムの効率向上
 ・物流・荷物輸送「はこビュン」を柔軟に実現できる設備の導入(始発・終着駅以外でも荷物の積み下ろしが可能なドアの設置)
 ・将来的な自動運転導入に向けた機能搭載の準備



個人的な所見
①初期車置き換えの時期が迫るE5系、その動向の答えが明らかに
②中途半端さが否めない、グランクラス
③車内設備(TRAIN DESK、バリアフリー等)
③札幌延伸に向けた動き
④最後に(今後のスケジュールなど)

①初期車置き換えの時期が迫るE5系、その答えが明らかに
現時点での東北新幹線の主力車両と言えば、国内最高速度である320km/h運転を初めて実現し、さらに初めて新幹線で最上級クラスのグランクラスのデビューなどで、話題となったE5系。東北新幹線は一部に新青森延伸の頃に製造されたE2系が残っていますが、現在では大部分がE5系であり、東北新幹線の顔と言えます。500系以来となる国内最高速度の更新に、優れたデザイン性やカラーリングなど、デビュー時のインパクトはかなりありました。
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そんなインパクトのあったE5系も初期車は2011年デビューなので、個人的にはまだまだ信じられない点はありますが、2030年頃となると、新幹線車両の平均寿命である20年となり、置き換えが迫りつつある時期に入り、また北海道新幹線札幌延伸の延期なども踏まえ、どのような動きがあるか、気になっていたところでした。既にALFA-Xと言う試験車両で360km/h運転を目指す試験車両による試験が行われていたところですが、その答えはALFA-Xをベースに新たにE10系を導入する、と言うことになりました。個人的には札幌延伸が正式に決まるまで、新しいE5系を増備して、古いE5系を置き換えと言う、国鉄時代の0系のようなことも予想していました。
このE10系に関しても、なかなかカッコイイ、デザインだと感じます。既に動画が公表されています。E5系や200系でもおなじみの東北新幹線の緑色は引継ぎつつ、下部は濃い緑色になっているのが特徴で、JR東日本の新幹線車両では初めて海外(イギリス)のデザイン会社のデザイナーを起用しているところでしょうか。
ALFA-Xでは360km/h運転を目指すとしていましたが、今回のE10系は320km/h運転のままとなり、以下にある社長会見の動画では速度向上には車両だけでなく、路盤や環境、騒音などの基準をクリアする必要があることから、今回は速度向上は見送られるようです。恐らくですが、新函館北斗以南で使用するなら速度向上の必要性が低く、札幌延伸が明らかになるまでは速度向上はないと予想します。ただし、盛岡以北の整備新幹線区間の速度向上はあり得るかもしれません(260km/h制限は明らかに時代遅れであり、せめて300km/hまで引き上げは必要、ただし貨物と共用する青函トンネル区間は不可能)。


②中途半端さが否めない、グランクラス
こちらのJR東日本社長会見の全てを流している日テレYouTubeや一部メディアでは、最上級座席のグランクラスを今回のE10系第一編成では設置せず、今後の状況を見て、グランクラスの設置は検討するとのことが示されています。


個人的な予想となりますが、E10系は東北新幹線か、せいぜい北海道新幹線新函館北斗以南向けの車両で、グランクラスは設置しないのでは?、と予想します。新幹線最上級車両としてE5系デビューと同時にデビューしたグランクラスですが、今となってはドリンク・食事なしの列車が増え、何かと中途半端な感じが否めません。やはり、グランクラスはドリンク・食事が付いてこそ価値があると言え、ドリンク・食事なしならグリーン車でいい、と言った感じになることが多いと言えます。
ただ、後述する札幌延伸を考えると、距離も所要時間も長くなることから、札幌延伸向けに関してはグランクラスを設置するのでは?、と思えます。もし、グランクラスを設置するなら、ドリンク・食事はもちろん付いた上で、主要駅にはラウンジも絶対に必要と言えます。ドリンク・食事なしで、主要駅のラウンジもないようでは、明らかに中途半端であり、飛行機のビジネスクラスと比べて、明らかに見劣りする点が否めません。

③車内設備(TRAIN DESK、バリアフリー等)


まずビジネス向けの座席としてのTRAIN DESKですが、現状はJR東日本の主な新幹線に1車両設定されていますが、個人的には東北新幹線と北陸新幹線で利用したことがありますが、現状は何ら座席面の設備は他の車両と変わる訳ではなく、一部マナーなどが変わる程度となっています。一方で、東海道山陽新幹線には「S Work Pシート」と言う2+2列座席で仕切りもある座席が7号車に設定されていますが、これと同じようなものが東北新幹線にも設置される感じでしょうか。恐らく、普通車とグリーン車との中間の位置づけになるでしょう。
そして、バリアフリー面に関しては、現状は車イス利用者は車イススペース付きの座席を確保して、座席に移乗する必要がありますが、座席への移乗が不要で、車いすのまま窓際へ行くことが可能になり、車窓も楽しめるとのことで、車いす利用者にとっては負担が少なくなりそうです。

③札幌延伸に向けた動き
札幌延伸に際しては別途検討するとのことですが、現状ではいつ延伸開業するかが不透明な以上、その時期が明らかになってからになるでしょう。現状の新函館北斗までとは異なり(新函館北斗までなら現状のE5系のように青森や岩手のような装備で何とかなるが、その先は現状の装備では不可能)、新函館北斗~札幌となると、気候的には今までの新幹線では経験のない、極寒の地を通過するなど、現状の東北新幹線の装備では明らかに不可能なことから、極寒の北海道に対応した別仕様の車両が必要なことが明らかと言えるので、このE10系をベースとした、さらに極寒地仕様とした上で、距離や所要時間も長くなることから、こちらにはグランクラスも設置して、将来的に360km/h運転にも対応した車両が出るのでは?、と予想します。

④最後に(今後のスケジュールなど)
営業開始は2030年頃と言うことで、まだあと5年はあります。その間に、様々な試験等を行い、その結果や状況等も踏まえて、実際の営業車の仕様も決まって行くことでしょう。同時にあと5年でE5系も置き換え開始も示されたことになるので、E5系が全盛として活躍できるのもあと5年と言うことも意味します。
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  • この春から新登場、京都始発”のぞみ548号”に乗り継ぎ可能な範囲など。同日に行われた、近鉄のダイヤ変更により、京阪本線からの乗継範囲が拡大。
  • 早朝の朝一番に新登場、京都始発”のぞみ548号”に乗車。新横浜には7時台に到着、首都圏へ11分早く到着することが可能に。
  • 早朝の朝一番に新登場、京都始発”のぞみ548号”に乗車。新横浜には7時台に到着、首都圏へ11分早く到着することが可能に。
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