ブログ記事、随時更新中。日本・関西地区を拠点に活動。これまで世界16か国を訪問。交通やまちづくりに関する研究も活かし、主に世界&日本の旅や交通、まちづくり、バリアフリー等に関する情報を中心に、時には楽しく役立つ記事を、時には将来像や社会提言などを発する記事など、様々な情報を発信。時々、他のことを発信することもあり。コメントやご意見はご自由にどうぞ(誹謗中傷は絶対にお止めください)。

京阪

2両に拡大した京阪3000系・プレミアムカーに乗車。プレミアムカー利用者からすればメリットは多い一方で、一般車利用者からすれば、緑の特急の方が当たり?

10/26から、2両に拡大した、京阪の3000系プレミアムカー。
当ブログでもその件のニュースについて、取り上げていますが(詳しくは以下のリンクからご覧ください)、早速乗車して、色々と様子などを見て来ました。



取り上げる主な内容
◎新たに連結された、5号車のプレミアムカーに乗車(今回新たに連結されたのは5号車)。アテンダントさんは1両に1名の乗務(つまり2両では2人)。
◎プレミアムカーの魅力である、幅が広くて、快適な座席などは特に変更なし。既存の6号車との違いは荷物置き場が拡大した程度。本当はトイレを設置して欲しかったが・・・。
◎プレミアムカー利用者からすれば、座席を確保できる機会が増えるなど、メリットは大きく、さらに窓枠の不一致もない青の3000系の方が当たり?
◎必ずしもメリットばかりではなく、一般車利用者からすれば、青の特急3000系は外れくじ?緑の特急6000系の方が当たりくじ?6000系で救済列車が欲しい?
◎突発的にダイヤが乱れても、8000系との車両の差し替えが簡単にはできなくなる?
◎余った3000系は、また13000系に編入?ちょっと得した気分になれる、パチモンのプレミアムカー?
乗車したのは10/29、午後の時間帯。この日は午前中は京都市内に行くことがあり、午後は大阪まで移動することになり、出町柳から淀屋橋まで5号車のプレミアムカーに乗車することにしました。
ちょうど今、3000系プレミアムカー、2両に拡大を記念して、ネット予約で平日昼間の時間帯に乗車すると、ポイントが5倍になるキャンペーンがあり、これを利用します。平日昼間は基本的に空席が多くを占めるので、思い切って値下げしてもいいのでは?、と感じるところもあります。


以下、写真を用いながら、取り上げて行きます。

5号車のプレミアムカーの外観。今回、新たに導入されたプレミアムカーは5号車に連結。6号車と比べても、特に違いはない。
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駅の案内や足元の乗車位置表示も、もちろん更新。
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ホームのキャッシュレス券売機。現金の場合は駅の窓口へ。ネットだけでなく、駅での発売も、しっかりと確保しているのは評価できる。基本的に、平日昼間は満席になることはない。
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駅の発車案内表示。”5・6号車はプレミアムカー・指定席”との表示が追加。
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実際に利用した座席。3000系の6号車や8000系と比べても、特に変化はない。もちろん、リクライニング、テーブル、コンセント、Wi-Fiはあり。ただし、ここ数年でプレミアムカーを除き、駅でのWi-Fiもなくしてしまった点は残念ではあるが。
既存の車両を改造した8000系とは異なり、3000系は一から新しく製造した車両なので、窓枠の不一致なども一切ない。
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5号車の大型荷物置き場。既存の6号車との違いは、この大型荷物置き場が拡大したことのみ。大型荷物置き場の手前には車椅子スペースもあり。
2両に拡大するなら、本当はここにトイレを設置して欲しかったところですが・・・。実は、南海の”サザン”と比べても乗車時間だけで言えば、大きく変わらず、南海の”サザン”に関してはトイレ付き。
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ただ、京阪では今までトイレ付き車両が走ったことはありませんので、
車両基地に汚物処理などを設置するのは結構な手間なのでしょうか?それを考えると、近年トイレ付き車両が走り出した、京急や西鉄は思い切ったことをやったと感じます。

車内の案内表示も、号数が大きく表示。駅での案内にも号数をもっと案内した方がいいのでは?、と感じるところも。”のぞみ1号”など、JRでは絶対に欠かさず案内していることを考えたら。
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先頭には、2両に拡大したヘッドマーク
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今回、2両に拡大したプレミアムカーですが、アテンダントさんは2名乗務、つまり1両に1名乗務と言う点は驚きました。昨今、人手不足などが叫ばれている中、よくそこまで確保できたと感じます。ただ、現時点では両号車ともアテンダントさんを配置しているのは、一般車利用者が間違って乗車することを防止する、と言う点があると考えられますが、ゆくゆくは乗客にプレミアムカー2両が浸透すれば、2両で1名乗務になる可能性は十分あり得るでしょう。実際に、JR東日本の首都圏グリーン車では2階建て2両で、1名乗務なので。


ここまで、出町柳時点での駅や車内の案内などを紹介しましたが、途中の車窓などについては、いつもと変わる点はないので、特に記録していません。
平日昼間と言うこともあり、出町柳発車時点で5号車は私を含めて、3人の乗車。途中、三条や祇園四条、丹波橋などで何人かが乗り込み、枚方市では2名が下車した代わりに、新たに2名が乗車、終点淀屋橋までは10人も乗っていない程度でした。やはり平日昼間は完全に余裕があります。
そして、公式には事前購入を促すため、アナウンスはされていませんが、何名かは車内購入の利用者もいました(車内購入は現金のみ)。個人的には、車内購入の場合、車内料金として駅やネットより100円くらいはプラスした方がいいのでは?、と感じます。


これまで、プレミアムカー自体は個人的にも、デビュー以来、何度も乗車していますが、途中駅からであっても着席保証と言う点はもちろんのこと、やはり新幹線のグリーン車にも決して見劣りしない、幅も広くて、快適な座席なのに、+400~500円で乗れてしまう点が魅力であると言えます。実際に、平日のラッシュ時間帯や土休日の行楽シーズンなどは、常に満席になるほどの乗車率となっています。
そう言った背景に加え、京阪としても少子高齢化による利用者減少、インバウンドをはじめとした観光客の増加などもあり、収益を少しでも向上させるために、今回プレミアムカーを2両に拡大へと踏み切ったことでしょう。

ただ、必ずしもメリットばかりではない点もまた現状です。座席を確保できる機会が増えるプレミアムカー利用者に対して、一般車利用者からすれば、デメリットが目立つ気がします。中央線快速のように、一般車を据え置いたまま、単純にグリーン車2両を増結したのとは異なり、京阪の場合は最大両数が8両と言う点は変わらず、プレミアムカーを2両に拡大し、一般車を潰しているので。
今回、プレミアムカーが2両に拡大するのに合わせ、そのような作業があることから、10/23~25には、緑の全車両一般車の6000系による代走が実施されましたが、その時に感じたこととして、一般車利用者からすれば緑の特急の方が当たりくじなのでは?、と実感しました。
全車一般車6000系の特急。ラッシュ時間帯なら珍しくないが、最近は昼間に一般車の8両の運転が少なく、6000系は昼寝状態なので、昼間の時間帯となればレアなシーン。一般車利用者からすれば、特にラッシュ時間帯はこの6000系の方が当たりくじ?
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これは、青の3000系特急は一般車は2+1列のクロスシートなので、全車一般車のロングシートの緑の6000系と比べても、元々の座席定員が少ないのが現状です。その上で、さらに今回一般車が1両減らされたので、青の3000系特急はますます座れない&混むと言う現状になります。平日昼間ならともかく、ラッシュ時間帯や休日の行楽シーズンとなれば、よりその現状を実感するでしょう。しかも、京阪はここ数年、大減便ダイヤとなり、現在に至るまでそれほど本数が復活している訳ではありませんので。

個人的には、最近はラッシュ時間帯を除いて、出番が減り、昼寝状態にある全車一般車の6000系8両を使って、毎時1本でも快速急行や急行を運転してくれたら、一般車の輸送力が不足した分の救済になるのでは?、と感じるところがあります。快速急行や急行にすれば、今年のダイヤ改正で京都方面との行き来が不便になった、守口市・寝屋川市・香里園にとっても救済になるので。ただ、人員がそこまで確保できるか?、と言った点がありそうですが。

さらに、今回新たに問題になる点としては、突発的なダイヤ乱れや車両故障等があっても、3000系と8000系で車両の差し替えが容易にできない点も挙げられます(あらかじめ、車両の検査などが決まっていれば、指定券発売のタイミングで差し替えはできますが)。これまでは、両車ともにプレミアムカーの座席配置や定員は全く同じで、一般車利用者向けに駅でドア数の違いだけを案内すれば、容易に両車の差し替えができましたが、今回からは簡単にそうは行きません。特に、3000系充当列車が8000系に差し替えられると、プレミアムカーの1両分が丸々座席がない状態となるので、この際は無手数料払い戻しとなるのでしょうか?


最後に、今回の3000系プレミアムカーの2両化により、また3000系の一般車が1両余ることになります。2021年に、3000系のプレミアムカーが連結された際には、余った3000系の1両(半端車とも呼ばれる)は、外壁の塗装は変更、車内に関しては特に2+1列の転換クロスシートなどは変わらず、13000系に編入されていますが、今回もまた同様になると予想します。
元は3000系、13000系6号車の半端車。外観の塗装は、他の一般車に合わせて、緑に変更。前後の車両と比べて、窓などが異なる。
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半端車の車内。車内に関しては、2+1列の転換クロスシートなど、3000系の一般車と特に変わらず。
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京阪の公式YouTubeでも、過去にこの半端車について紹介

個人的には、準急や普通でこの半端車が来ると、”パチモンのプレミアムカー”と言った感じで、得をした気分になり、この13000系が来ると、時間がかかってでも、特に上記のように、座れない3000系特急を避け、準急や普通に乗り続けたいと思うほどであります。


以上、新たに2両に拡大した、京阪の3000系プレミアムカーについての記事でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。

淀屋橋ステーションワンからの夜景

大阪・淀屋橋に新たにオープンした、淀屋橋ステーションワン。

京阪などが、淀屋橋駅直結の以前のビルを取り壊して再開発し、新たに建設した複合高層ビルであり、商業施設・オフィスなどから成ります。


京阪等:御堂筋の玄関口に、高さ約150mのランドマークビル 「淀屋橋ステーションワン」竣工 民間都市再生事業計画、サステナブル建築物等先導事業に認定された次世代のまちづくりが完成

京阪:「淀屋橋ステーションワン」オープンに合わせ 淀屋橋駅コンコースの大規模リニューアルを実施しました
京阪等:淀屋橋駅東地区都市再生事業の施設名称 「淀屋橋ステーションワン」に決定 オープンイノベーションオフィス「SENQ淀屋橋」開業、「淀屋橋」駅を一体リニューアル

前の記事では、昼間の眺望と駅のリニューアルなどを取り上げましたが、今回はステーションワン展望台からの夜景を取り上げます。
前の記事のリンクはこちら。


個人的には、夜景の方が見事だと感じます。
水都大阪を象徴する中之島に、梅田のビル群の夜景
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東方向、京橋OBP・大阪城・生駒山などを望む。この時は満月に。
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中之島・中央公会堂と、北東方向の京都方面を望む。
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夢洲方面を望む。大屋根リングは捉えることができず。
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万博の花火などがあれば、ちょうど見ることができそうな場所ですが、徐々に知れ渡れば、ここに人が集まり、入場制限と言ったことも考えられるでしょう。

無料で展望台に上ることができ、大阪の眺望をこれだけ楽しめるのは、本当に魅力的と感じます。淀屋橋に行かれる機会があれば、ぜひステーションワンの30階スカイテラス展望台まで、上ってみてはいかかでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。

新たにオープンした、淀屋橋ステーションワンへ。無料で上れる、スカイテラス展望台からの昼間の眺望。

大阪・淀屋橋に新たにオープンした、淀屋橋ステーションワンに行ってみました。

京阪などが、淀屋橋駅直結の以前のビルを取り壊して再開発し、新たに建設した複合高層ビルであり、商業施設・オフィスなどから成ります。


京阪等:御堂筋の玄関口に、高さ約150mのランドマークビル 「淀屋橋ステーションワン」竣工 民間都市再生事業計画、サステナブル建築物等先導事業に認定された次世代のまちづくりが完成

京阪:「淀屋橋ステーションワン」オープンに合わせ 淀屋橋駅コンコースの大規模リニューアルを実施しました
京阪等:淀屋橋駅東地区都市再生事業の施設名称 「淀屋橋ステーションワン」に決定 オープンイノベーションオフィス「SENQ淀屋橋」開業、「淀屋橋」駅を一体リニューアル

ちょうど、御堂筋と土佐堀通が交差する、淀屋橋交差点の南東角にあり、このあたりの歩道もさらに広くなったと感じます。
淀屋橋ステーションワンの外観、淀屋橋界隈では一番高いビルに。
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6月から順を追って、段階的に一部の店がオープン、新たな通路も通れるようになるなどした上で、9月には一番の目玉とも言える、30階のスカイテラス展望台がオープンしています。
下層階に入る商業施設
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その目玉となる、最上階の30階にあるスカイテラス展望台は、何と無料で上ることができます。展望台は吹き抜けになっていて、開放感がたっぷり。30階にはレストランもあります。
30階スカイテラス展望台へのエレベーター
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30階の展望台は吹き抜け構造。雨の日には濡れる場所もあり。
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ここからは、水都大阪を象徴する中之島の景色に、梅田のビル群、さらに西方向には大阪ベイエリアに、神戸・六甲山・明石海峡大橋・淡路島などを、東方向には大阪城や生駒山・京都方面などを眺望することが可能です。
今後、新たな大阪の名所になると感じます。ただ、花火大会などがあれば、恐らく入場制限が行われることでしょう。
既に昼と夜、両方行って見ましたが、どちらも眺望は抜群。まずは昼間の眺望を紹介。夜景については次の記事で取り上げます。
北方向、御堂筋・中之島・梅田のビル群等を望む
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御堂筋を挟んで、西側のビルも建替え。建替え前はスポーツ用品メーカー・ミズノのショップなどがあった。
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土佐堀通を望む
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東方向、京橋OBP・生駒山・大阪城・京都方面などを望む。
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中之島、中央公会堂をズームイン
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西方向、京セラドーム・大阪ベイエリア・神戸・六甲山・明石海峡大橋・淡路島などを望む
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ちょうど万博期間中と言うこともあり、位置的には夢洲の万博会場、大屋根リングも何とか見えますが、カメラのズーム的には捉えることは、少し難しい感じでした。
夢洲方面を望む。大屋根リングは捉えきれず。
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そして、地下の駅も見てみると、御堂筋線⇔京阪の通路も、今まではかなり狭い印象でしたが、広々とした通路になったと感じます。ちょうど、このビル建設に合わせて、京阪側のコンコースもリニューアルが行われ、まもなく完成と言ったところでしょうか。
リニューアルされた京阪側のコンコース
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ただ、京阪の改札内にトイレが全くない、と言う欠点は今回も解消されることがないのは残念なところです。せっかくリニューアルするなら、通路の動線や券売機・改札の配置を変えるなどして、何とかトイレを改札内に取り込んで欲しかったと感じます。また、地下のホームに関しては、特に手を加えられないまま、と言った感じです。本当はホームのさらなる拡張が望ましいですが、地上の土佐堀通の道幅がそれほど広くないので、拡張は難しいように見えます。
京阪側の改札外にあるトイレ。本当はリニューアルを機に、改札内にトイレがない欠点を解消して欲しかったが・・・。
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次はステーションワンからの夜景を取り上げます。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。

EXPO2025:中之島線開通当初の気分が味わえる、京阪の臨時列車で万博へ。万博終了後は、なにわ筋線開通まで味わえない?

現在開催中の万博。中之島駅が万博会場へのシャトルバス発着場所の1つになっていることから、京阪電車の中之島線にも、万博期間中限定で京都方面からの臨時列車が運転されています。その中でも今回は9/7に、中之島線開通当初の気分を味わうことができる臨時列車に乗って、万博に行ってみたので、その件を取り上げます。
中之島駅に停車中の3000系の臨時列車
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その列車とは、土休日ダイヤの樟葉9:33発、臨時快速急行中之島行きで、3000系での運転です。
樟葉駅の発車案内。
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3000系と言えば、中之島線開通と同時にデビューし、中之島線開通を印象づける車両であり、開通当初は中之島発着で京都方面直通の快速急行がほぼ終日運転されていました。しかし、その後中之島線の利用は低迷。現在では各駅停車主体のダイヤとなり、3000系の中之島乗入れもなくなり、またごく一部を除き、中之島線に乗り入れる快速急行や京都方面直通の列車もありません。
そんな中、今回は万博開催期間限定で、中之島線開通当初の気分が味わえる、3000系の快速急行中之島行きが土休日に運転されているので、これに乗って、万博まで行ってみることにしました。ただ、出町柳発ではなかったところは少し残念なところです。

今回はプレミアムカーを利用することにしました。万博開催期間限定で、中之島発着のプレミアムカーをネット予約で利用すると、ボーナスポイントがもらえるキャンペーンがあります。また中之島線でプレミアムカーに乗れるのも、この万博開催期間中限定でもあります(日頃は中之島線にプレミアムカーの設定はありません)。


当ブログでは、以前にも平日の中之島線の臨時列車に乗って、万博会場まで行った件を取り上げましたが、これらは8000系の特急か、6000系の快速急行だったので、3000系に乗ったのは今回が初めてです。



万博開催期間中、いつでも見れたこの臨時列車も、万博閉幕と同時に運転終了なので、乗車できるのもあと1カ月を切っています。

さて、樟葉駅から実際に乗車することになり、プレミアムカーも事前に座席を確保していましたが、前後の淀屋橋行きはほぼ満席なのに対して、この臨時の中之島行きは十分に空席あり、と対照的でした。

この列車ですが、寝屋川から回送で、一旦樟葉駅の京都側の引き上げに入ってから、3番のりばに入線で、その入線は発車3分前と少し慌ただしい感じでした。
樟葉駅に3000系、臨時快速急行が入線
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6号車のプレミアムカーに乗り込みます。京阪間には、並行するJR新快速にはAシートが、阪急京都線にはプライベース、と言う有料座席車両がありますが、個人的にはこれら2つと比べても、座席の快適性やその他使い勝手などは、京阪プレミアムカーの圧勝だと思います。
プレミアムカーの臨時快急・中之島の表示。この万博期間中しか見れない。
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プレミアムカーの座席。3000系の場合、窓枠と座席が上手く一致している。
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9:33、定刻通り樟葉を発車。プレミアムカーは10人程度の乗車でした。
9:39、次の枚方市からプレミアムカーに乗車してきた人は5人で、15人程度とかなり余裕のある状態となり、香里園・寝屋川市・守口市での乗車はなく、そのまま京橋へ。
京橋・天満橋で半数程度が下車し、天満橋から中之島線へ。先述の通り、中之島線をプレミアムカーに乗れるのも、この万博期間中限定です。中之島線に入った時点では8人程度となっていました。この中にはベビーカーを持った、家族連れもいたので、そう言う方には混雑を避けて、確実に座りたいと言うニーズがあると感じました。
なにわ橋駅に停車中。プレミアムカーから見る光景も万博期間限定。
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中之島駅到着シーンを動画にアップしました。


中之島線内では、特段乗り降りもなく、終点中之島には定刻通り、10:08に到着。ここまで乗車した人はほぼ全員がシャトルバスに乗り換えて、万博会場へ向かう人でした。

到着後、少しばかり、中之島駅ホームで3000系を撮影しました。中之島線開通当初はほぼ終日見れた光景も、今となってはなかなか見れません。

この3000系は折り返し、臨時特急の出町柳行きとなります。こちらも今回の万博開催期間中限定の運転であり、万博向けと言うことを考えると、午前中の中之島発の臨時列車が運転されるのは、本当に謎でしかありませんが、京都への観光客などを想定しているのでしょうか?
やはり中之島駅は基本的に閑散としていて、改めて利用状況の厳しさを知らされますが、この万博期間中はバス発着場所にもなっていることから、中之島駅にも万博関連の案内所が設置されていて、スタッフさんがバス乗り場への案内を行なっています。


中之島駅に停車中の3000系プレミアムカー
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中之島駅の駅名標とともに。
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3000系の5号車が一般車両なのも、今だけ
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3000系一般車両の車内
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ドア上の液晶画面をなくした上に、そのスペースが十分空いているのに、なぜわざわざ停車駅案内の路線図を見にくい場所に移したのか?これを決めた担当者は本当に乗客が見る目線で考えたものなのか、首を傾げたくなる。
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折り返しとなる臨時特急の発車案内
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改札前にあるプレミアムカーの券売機。1日数本にも関わらず設置。万博閉幕後は恐らく、なにわ筋線開通まで設置されることはないだろう。
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改札外にある万博関連の案内所
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万博終了後は、このように中之島線に3000系が入線するのも、プレミアムカーに乗れるのも、なにわ筋線開通するまでは、恐らくないのでは?、と考えられます。逆に、なにわ筋線が開通すれば、この中之島駅で1回乗り換えることで、堺・関西空港・和歌山などへも行けるようになるので、十分利用者増加も見込め、3000系やプレミアムカーの乗り入れ復活もあり得るでしょう。

このあとは私も、中之島駅からのシャトルバスで万博会場に向かいましたが、そのバスに関して、詳しくは過去の記事で取り上げていますので、下記のリンクからご覧ください。


以上、万博開催期間中の土休日限定で中之島線開通当初の気分が味わえる、3000系の臨時快速急行で中之島駅まで行き、万博まで行った件を取り上げました。気付けば、これを味わえるのも10/13までの土休日限定となりますので、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
京阪沿線から万博会場へ向かうには、プレミアムカーと中之島駅のシャトルバスの組み合わせが、乗換も楽で、快適に行ける手段であると感じます。ただし、本数は限られますが。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

京阪電車:10/26から、3000系プレミアムカーが2両に増結&ダイヤ改正。メリット・デメリットが交錯?

京阪電車は10/26から、3000系プレミアムカーが2両に増結&ダイヤ改正。公表された主な内容と、メリット・デメリットと私見などを取り上げます。
3000系のプレミアムカー、外観①
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京阪:10 月26日(日)初発から座席指定サービスの拡大を実施するとともに、 京阪線(京阪本線・鴨東線・中之島線・交野線・宇治線)においてダイヤ変 更を実施します。
主な内容
◎3000系のプレミアムカーを2両化。5・6号車がプレミアムカーになり、プレミアムカーの座席数が拡大(8000系に関しては従来通り6号車1両のみ)。5号車が今回の新造車で、ラゲッジスペースを拡大
◎10/23~25に車両の組み換えなどが行われる
◎昼間のダイヤはこの春の12分間隔が基本で、特急の毎時2本が3000系に
◎朝ラッシュ時間帯は枚方市駅・樟葉駅発着の特急・快速急行・急行を中心に増発
◎ライナーの時刻を変更し、枚方市発は樟葉発に変更
◎夕方ラッシュ時間帯は一部列車の運転区間延長
◎淀屋橋・中之島~萱島間の4両編成の区間急行・普通をワンマン運転に

メリットとデメリットや、個人的な私見を簡単に
メリット

◎プレミアムカー利用者からすれば、ラッシュ時間帯と土休日は常に満席状態で、発車時刻ギリギリであれば、なかなか座席が確保できない状態の中、一気に座席数が増えることで、座席を確保しやすくなる
⇒プレミアムカー利用者には間違いなく、大きなメリット
 ◎朝ラッシュ時間帯の枚方市内の駅を中心に、増発などの救済が行われる
⇒枚方市内の駅の利用者に関しては、ラッシュ時間帯でも一般車で着席できるチャンスが増える?
◎京阪とすれば、京阪間で競合するJR・阪急に対して、有料座席指定の供給数の多さなどをアピールするとともに、収益力を向上させたい?

デメリット
◎プレミアムカー車内にトイレ設置を期待したが、設置されず
⇒実は淀屋橋~出町柳は約55分で、南海の特急サザン(難波~和歌山市、約60分)と乗車時間はそれほど変わらない(距離に関しては南海の特急サザンの方が長い)が、サザンと異なり車内トイレは設置されていない。今まで京阪にはトイレ付きの車両がなく、新たな汚物処理などに手間がかかる?
◎一般車1両を丸々潰すことになり、一般車は1両減車の6両となる。一般車利用者からすれば3000系は座れない&混雑する、と言ったデメリットが目立つ
⇒元々、3000系は2+1列のクロスシートが基本であることから、1両あたりの座席数は8000系はもちろんのこと、他の6000系等の一般車両よりも少ない。そんな中、一般車を1両丸々潰されたら、ますます座席数が少なくなり、3000系がもはや外れ車両に当たる気分になる?
◎朝のラッシュ時間帯の特急に関しては、女性専用車両もあることから、弱冷房車と合わせて、3000系が来ると、より選べる車両が減る事態に
⇒女性専用車の設定は朝ラッシュ時間帯で、6000系等の一般車8両に限定するべき?
◎ダイヤの乱れや車両故障などがあっても、3000系と8000系の差し替えが難しくなる
⇒これまでは、プレミアムカーに関しては座席数や座席配置は全く同じで、駅の案内さえ2ドアか3ドアで案内すれば、車両の差し替えは容易だったが、今後は座席数も座席配置も全く異なるものになり、難しくなる
◎観光客等の利用が多い、土休日の京都方面に関しては特に救済となる増発がない
京阪初の有料座席指定車両として、特急を中心に8両編成中の1両をプレミアムカーとしてデビュー以来、個人的には何度も乗車していますが、途中駅からでも確実に座れる保証がある点はもちろん、プレミアムカー料金は400~500円ですが、その料金とは思えないほどの快適さで、ゆったりとした座席に、テーブルやコンセントも付いているなどの付加価値が大きな魅力と言えます。その付加価値の魅力が利用者から大きく評価され、デビュー以来、ラッシュ時間帯や土休日は常に満席状態で、当初は8000系の改造からスタートしたプレミアムカーも、後に3000系にも拡大し、現在に至っています。

8000系に関しては、既存車両の改造であったことから、窓枠と座席が上手く一致しない点があり、そこが少しマイナスな点でしたが、完全に新造車となった3000系ではその点が解消されたことが挙げられます。常に満席な状態が続いていたことから、3000系に関しては、さらに1両増結し、万博閉幕に合わせて、2両化されることになりました。さすがに、8000系に関しては、これ以上の新造も改造も難しいことから、プレミアムカーは1両のままになったと思われます。
とにかく、今回の新造車となる、5号車に乗車し、既存車両との変化も見てみたいところです。
3000系のプレミアムカー、外観②
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3000系のプレミアムカーの座席。8000系と同一だが、ドア付近の座席はヒーターが付いているなどの違いがある。

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3000系のプレミアムカーの車内。8000系とは天井の配色などが異なる。
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3000系のプレミアムカーの車内。8000系とは異なり、座席と窓枠が完全に一致する。
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座席のコンセント。3000系、8000系ともにあり。
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参考までに8000系プレミアムカーの外観も
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大阪~京都に関しては、京阪のプレミアムカーのデビュー後に、淀川を隔てて並行する、JR新快速のAシートに、阪急プライベースと言う、有料座席指定車両が続々とデビュー。近年は、有料座席指定車両に関しても、3社で競合する状態となっている中、個人的にはこれら3者の中では、座席の快適性や使いやすさなどを考えたら、京阪のプレミアムカーが一番だと思えるほどです。

京阪プレミアムカーのデメリットと言えば、車内トイレがない点くらいでしょうか。上記の通り、乗車時間だけなら南海の特急サザンと、それほど変わりませんが、今回もトイレは設置されませんでした。やはり、汚物処理を新たに完備させるのが手間になるでのしょうか?

しかし、メリットばかりではないとも感じるところであり、一般車両は1両丸々潰されることから、一般車利用者に関してはデメリットが多いのも、また現状でしょう。
正直、3000系が来ると、平日昼間ならともかく、ラッシュ時間帯や土休日であれば、外れ車両にもなり得る気がしてきます。1両あたりの座席数なら、ロングシートではありますが、6000系の方が多いので。
このような一般車の輸送力が不足する分を、本当は増発などで救済して欲しかったところですが、ラッシュ時間帯の枚方市内の駅が中心であり、土休日の観光客利用が多い、京都方面の救済などは特にないのが現状です。

あと、中之島~萱島のワンマン運転も始まりますが、この春に4両化し、側面にカメラが付いていることを考えると、近いうちに始まることは確実でしたが、3000系プレミアムカー2両化と時を合わせて、実施されることになります。個人的には、13000系を当初6両編成で製造したことを考えたら、6両編成でワンマン化すれば、一気に減車とならずに済んだのに?、と感じるところはありますが、やはりホームドアがほとんど未設置の中では、4両が限界なのでしょうか?大津線や支線では、既にワンマン化が完了している中、今後は本線でもワンマン化が拡大するでしょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

EXPO2025:万博からの帰り、夜の京阪電車の中之島発の臨時列車に乗車。実態は天満橋・京橋からの着席列車?

万博からの帰りに、夜の中之島行きのシャトルバスと、京阪電車の中之島発の臨時列車に乗車しました。

乗車した6000系、中之島発出町柳行き、臨時快速急行。
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午前中の行きに、中之島行きの臨時列車と、シャトルバスに乗車し、万博会場にも行っていて、その様子は過去の記事で取り上げていますので、下記のリンクより合わせて、ご覧いただければと思います。



夜の帰りに中之島駅のシャトルバスと、中之島発の臨時列車に乗車しましたので、今回取り上げることにしました。既に3回利用していて、中之島行きのシャトルバスに関しては、上記のリンクから、過去の記事で詳しく取り上げていますので、そちらも合わせてご覧ください。今回、シャトルバスに関しては、夜の帰りで、午前中の行きとは変化があるもののみ、取り上げています。

万博会場からの帰る際、バス利用者は西ゲートから出ることになります。個人的には、西ゲートが会場外への徒歩脱出を想定していない点は何とかならないのか、といつも思います。
シャトルバス利用者は西ゲートから
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中之島行きのシャトルバスは西ゲートを出てすぐ、夢洲第一交通ターミナルから乗車します。乗車したのは平日最終の20:45発のバスで、行きと同じく京阪バスの最新の電気バス。

KANSAI MaaSアプリから、事前に予約は済ませていましたが、ちょうど帰宅が集中する時間帯と言うこともあり、予約で満席とのことでした。ギリギリに行くと、座れません

帰りも同じルートで、行きとは逆のルートを辿って中之島駅へ向かうことになります。
中之島発着のシャトルバスが通るルート
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夜も暗いので、明るい時間帯と比べると、車窓も見れるものが限られてしまうので、ほとんど写真は撮っていません。
夜の此花大橋を渡る
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夢洲から、舞洲・此花大橋を経由し、万博行きのシャトルバスのみが通行可能な阪神高速淀川左岸線の未開通部分を通り、大淀ランプからはあみだ池筋を南下して約30分、21:15に中之島駅に到着。

ここからは地下の京阪電車中之島駅へ移動し、中之島発の臨時列車に乗車します。
乗車するのは21:29発、臨時快速急行の出町柳行き(出町柳22:31着)。ちょうど、万博会場発の最終バスから乗換を考慮して、設定されていると言え、こちらも平日ダイヤ最終の中之島発の臨時列車です。
ホーム上の発車案内
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臨時列車の案内ポスター
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考えると、中之島線が開通した直後は終日、中之島~出町柳の快速急行が設定されていて、いつでも見れた光景でしたが、予想をはるかに超える利用の低迷から、現在では中之島線は各駅停車中心のダイヤであり、京都方面との直通もごくわずかしかありません。

臨時の快速急行は6000系の8両編成。この車両も40年選手で、関東私鉄なら既に廃車になっている車両も多いですが、京阪では40年選手には大規模なリニューアルをした上で、まだまだバリバリ現役で活躍中です。正直、40年選手にはとても見えません。
6000系
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ただ、日中に関しては、特急はクロスシートでプレミアムカー付きの8000系・3000系、準急は京都側のホームの状況から7両限定、普通は多くを4両化したこともあり、8両の6000系は出番が減ってしまい、ラッシュ時間帯以外は見れる機会が減っています。

側面の”臨時快急 京都出町柳”の表示
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ここで余談ですが、大阪府内の駅では淀行きを除く、京都方面へ直通する列車には、このように”京都”出町柳、と都市名の京都が追加して案内されています。90年代までは、このような案内がありましたが、2000年頃に一旦省かれたあと、プレミアムカーのデビュー時にこの案内が復活しています。阪急の大阪梅田や近鉄の大阪難波みたいに、正式な駅名こそ変更されていませんが、訪日客向けに都市名を追加することで、京都へ行くことをわかりやすくすることが狙いでしょう。京阪の場合、正式な駅名に都市名の”京都”を付けていないことから、樟葉駅を過ぎて京都府内の駅に入ると、”京都”は省かれ、単に出町柳のみになり、”京都府内の駅で、京都と案内されても・・・?”、みたいな事態にはなりませんので、柔軟な案内だと感じます。逆に、大阪方面の場合は、京都府内の駅で”大阪”淀屋橋、”大阪”中之島と案内され、樟葉駅で大阪府内に入ると、”大阪”が省かれます。


本題に戻し、シャトルバスに乗車していた乗客も、この臨時列車に乗り換えていましたが、バスは満席でも、臨時列車は中之島時点では、このように車内の写真も自由に撮れるほど、ガラガラ。やはり、鉄道とバスでは輸送力が圧倒的に違うことと、中之島線の厳しい状況を知ることができます。
中之島の時点ではガラガラな車内
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21:29、臨時の快速急行は定刻通り、中之島駅を発車。一番後ろの8号車に乗車していましたが、渡辺橋・大江橋・なにわ橋で乗車してきた数は合わせて数人程度。この状況で、天満橋へ(21:36)。天満橋からでもそれほど乗ってきた乗客はそれほど多くなく、まだ空席は十分あります。淀屋橋発とはホームが異なることが知らない乗客もいるのでは?、と思います(もちろん、駅では告知されていますが、それをほとんど見ていない?)。

天満橋を発車し、地上に出ると、21:39京橋へ。JR大阪環状線をはじめ、多くの路線との乗り換え駅で、大阪市内でも屈指のハブ駅で京阪最多の乗降客数を誇ることもあり、ここでは多くの乗客が乗ってきて、立ち客も少し出るほどになりました。

京橋を発車した時点が乗車率のピークで、ここからは降車客が中心となり、守口市・寝屋川市・香里園と、特急通過駅の途中駅に停車する度に車内は空いていく一方に。枚方市発車時点では空席が十分あるほどの乗車率となり、私は樟葉駅(22:04)で下車しました。


今回、中之島駅が万博会場行きのシャトルバスの発着場になることから、このように京都方面と直通する臨時列車が1日数本運転されていますが、現状中之島発の列車はもはや、天満橋・京橋での着席列車なのでは?、と感じました。
プレミアムカーに乗車する場合を除き、途中駅である天満橋・京橋からでは、なかなか座れないことが多いですが、中之島発の列車であれば、先頭に並んでいると、座れるチャンスが十分あるので、既に乗り慣れた利用者なら、これを狙って乗っている利用者もいるように思えます。逆に言えば、京橋からでも確実に座れる、と言う点がプレミアムカーの価値を、さらに引き上げている点もあります。

プレミアムカー利用者を除き、天満橋・京橋からの利用者からすれば、万博終了後もこの着席列車の継続を望みたいところですが、現実は厳しく、ガラガラの列車の運転を続ける訳には行きません。
中之島発着で、京都方面直通の特急や快速急行などが運転される機会は、今後なにわ筋線が開通するまで、恐らく運転されることはほとんどないのでは?、と思えます。

最後に、少しシャトルバスの運賃が高めで、予約が面倒な点はありますが、特に京阪沿線から万博会場に行く際には、中之島駅でシャトルバスに乗り継げば楽に万博会場へ行けるのは魅力的であり、この臨時列車も便利に使うこともできるので、万博終了まで機会があれば、ぜひ使ってみたいとは思います。
また、遠方からの万博来場者にとっても、京都での観光とセットで計画する場合に、この中之島発着のシャトルバスと臨時列車も便利に使えるのでは?、と思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

EXPO2025:万博開催に合わせた、京阪電車の中之島行き臨時列車に乗車し、万博へ。なにわ筋線開通までは中之島線の厳しい状況が続く?

今回は、京阪の中之島発着の臨時列車を取り上げます。
現在開催中の大阪・関西万博。早くも折り返し地点が過ぎ、会期後半へと入っています。
既に何度も万博へは行ってますが、せっかく行くなら、大阪メトロ中央線ばかりで行っても面白くはないので、色々な方法で行ってみよう、と言うことで、5月には万博まで走って行ったこともあります(当ブログでも紹介、下記のリンクを参照、ただ暑い今の時期はとても走って行くことはできない)。

今回は万博開催に合わせて、臨時で運転されている、京阪電車の中之島行きの列車に乗車し、中之島からはバスで万博に行ってみたので、取り上げることにしました。私は京阪沿線在住なので既に3回、この方法で行っているところです。
樟葉駅から8000系臨時特急中之島行きに乗車
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上記のリンクより、京阪電車の時刻表を見ると、万博開催期間中は中之島発着の京都方面の特急や快速急行が日に数本程度運転されています(土休日の方がやや本数が多い)。
中之島線開業当初は、京都方面との直通の快速急行がほぼ終日運転されていましたが、中之島線が予想をはるかに超える利用状況の低迷などから、現在ではほぼ各駅停車中心であり、京都方面との直通もごくわずかしかありません。時々、臨時の特急等が運転される時に、中之島発着がある程度となっています。
そんな中、万博開催期間中は中之島駅が、万博会場へのシャトルバスの発着場の一つになることから、日に数本程度ではありますが、京都方面の臨時の特急や快速急行が運転されることになりました。

まずは午前中に運転されている、中之島行きの臨時特急に乗車した様子を見て行きます。
乗車した臨時特急は出町柳10:32発で、樟葉駅から乗車しましたが、まずこの発車案内の電光掲示板を見ると、11:00発の臨時特急・中之島行きと、そのあと3分後に定期の特急・淀屋橋行きが続いて来るダイヤとなっていて、これも万博開催期間中しか見れません。
3分続行で特急が来るダイヤは、なかなかない
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車両の行先表示
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樟葉駅で待っていた、何人かはこの臨時特急には乗車せず、北浜・淀屋橋へ行く利用者は見送って、次の特急に乗車するのでしょう。
乗車した臨時特急はデビューから35年経っても、まだまだ京阪特急の主力として走り続ける8000系。プレミアムカーも付いていて、中之島線のプレミアムカーも今回が初めてと思われます(今回は乗車していません)。この時点では、いつもの8000系の特急とは変わりません。

11:00に樟葉を発車。5分ほどで、次の枚方市へ。ここでは座席がほぼ埋まり、数名立ち客がいる程度の乗車率でした。また、ここでもこの臨時特急には乗らずに、次の特急を待つ人も何人かはいました。

枚方市からは京橋まで15分ほどをノンストップ。快速特急”洛楽”(かつての特急でもある)の七条~京橋のノンストップは、あまりにもバケモノ過ぎるので置いておくとして、この特急の枚方市~京橋も約18km、
京都府に近いところから大阪市内まで、途中16駅を一気に通過するので、なかなか飛ばしていると感じます。阪急・阪神や関東私鉄を見ると、別料金不要の列車でここまで飛ばす列車も、最近はほとんど見ません。

11:21、京橋に到着すると、さすがは大阪市内でも屈指のハブ駅で、京阪最多の乗降客数を誇る駅と言うこともあり、一気に多くの乗客が下車。
ここからは、中之島方面へ行く線路に移り、日頃の特急では見られない区間へと入ります。天満橋駅で地下へ入る直前に、大川や八軒屋浜がこれだけより近くに見られるのも、中之島行きならではのものです。
天満橋駅で地下へ入る直前に、大川や八軒屋浜がより近くに
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11:24、天満橋に到着すると、乗客の大半が下車し、残った乗客は1両に数名程度。やはり、中之島線に入る際にはガラガラな状態となり、同線の厳しい状況を改めて、思い知らされることになります。
なにわ橋・大江橋・渡辺橋と、特に乗り降りはなく、11:31に終点中之島に到着。この列車を降りた乗客の多くは、万博会場行きのシャトルバス乗り場へ向かって行った感じでした。
中之島駅に到着、車内の表示
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私はと言うと、万博会場行きのシャトルバスに関しては、余裕を持たせて、一本遅らせたバスを予約していたので、しばらく中之島駅近辺で待つことにし、まずは中之島駅のホームを見てみることにしました。
中之島駅の終端部。シールドマシーンのカッターのモニュメント。この先へ延伸する時は来るのでしょうか?
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到着した、この臨時特急は折り返し中之島発、出町柳行き臨時特急となるダイヤになっています。万博向けの臨時列車なのに、午前中に中之島発の臨時特急が運転されるのは、本当に謎でしかありませんが、京都への観光客向けか、車両運用の都合なのでしょうか?
中之島駅到着後、折り返し11:54発の出町柳行き臨時特急となる
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中之島駅の時点では、ほとんど乗客はおらず、8000系の車内を撮影していても全く問題ない状況でした。日頃はなかなか撮影できないものを以下、何点か取り上げます。
一般の中間車、転換クロスシートの車内。ライナーを除き、これだけの設備でも別料金なしで乗車可能。
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ダブルデッカー、2階席
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ダブルデッカー、1階席
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車端部はロングシート。デビュー当初は七条~京橋ノンストップが当たり前で、ここもクロスシートだったが、その後停車駅が増え、乗降しやすくするためにロングシートに改造。このロングシートも背もたれが高く、なかなか座り心地が良い。
5号車は、以前はテレビカーで、公衆電話もあった。一部、窓の狭いところが、その名残。

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優先席と車椅子スペース
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これに関しては疑問を感じざるを得ない。液晶画面の案内表示を無くし、その場所は空いているのに、なぜ停車駅案内の路線図を、わざわざ見にくい場所に移したのか?これを決めた担当者は、本当に乗客が見る視点に立って、考えたものなのか?
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そして、2025年3月のダイヤ改正では、既に各駅停車中心となっている、中之島発着の多くの列車が4両に減車されました。正直、昼間の中之島線の乗車率だけを見れば、4両でも全く問題ない状況と言えます。ただ、ラッシュ時間帯や天満橋以東を考えると、せめて6両は必要だったのでは?、と言う気がします(何のために当初は13000系を6両にしたのか、と思うところもあり)。恐らくですが、もうすぐ本線でもワンマン化の予定があり、ホームドアのない状況では4両までが限界で、中之島線や大阪寄りの各駅停車の利用状況などを見て、4両でも問題ないと判断されたのでしょう。
日中の中之島線は基本的に4両に減車
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これらの様子を一通り見て、改札を出ることにします。
改札を出ると、この万博期間中に日に数本しか発車しないにも関わらず、プレミアムカーの券売機が置かれていたのが印象的でした。
既にこの日の中之島からのプレミアムカーは終了
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ちょうど万博会場行きのシャトルバスが出る場所なので、万博関係の案内所が設置されていて、スタッフが何人か配置されていて、シャトルバスへの案内などが行われていました。
京阪電車の万博のPR
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万博会場の案内ブース
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改札を出て、東方向へ進むと、数年後に開通予定のなにわ筋線の駅につながるであろう、ドアを見ることができました。現時点では恐らく、このドアの先は何も繋がっていませんが、なにわ筋線が開通すれば、本格的に活用されることでしょう。ここから地上に出ると、ちょうどなにわ筋であり、工事も行われていて、すぐ近くにはABCの社屋もあります。
ここのドアからなにわ筋線へつながる?
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地上に出ると、ABCの社屋
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考えると中之島線の乗客低迷も、なにわ筋線の未開通と言う、接続路線がないことも原因の一つであり、なにわ筋線が開通すれば、堺や関西空港、和歌山と言った、南海沿線や阪和線沿線へ、京阪沿線からもこの中之島駅で1回乗り換えで行けるようになるので、間違いなく乗客が増えることでしょう。逆に、なにわ筋線開通までは、今の厳しい状況が続くことになります。

色々と見ていたら、万博行きのシャトルバスの時刻が近くなり、このあとは中之島発のシャトルバスで万博会場へ向かいました。
次の記事で中之島発の万博会場行きのシャトルバスを、さらにその次の記事で夜の中之島発の臨時列車についても取り上げる予定です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

京阪の運賃改定。利用者や社員に、値上げに見合うサービス等の実現を。主な各方面別に運賃を比較。

当ブログでは、まだ取り上げていませんでしたが、今回は京阪の運賃改定について取り上げます。
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京阪:京阪線および大津線の旅客運賃の改定申請が認可されました ○2025年10月1日に運賃改定を実施
京阪:1995 年以来30年ぶりの京阪線・大津線旅客運賃の改定 に向けた申請を行いました

京阪の運賃改定:主な内容
◎実施時期:2025年10月1日より
◎京阪線・大津線ともに対象
◎普通運賃は平均で約11.4%改定、通学定期の値上げ率は抑える
◎バリアフリー料金は廃止
◎プレミアムカー料金、中之島線・鴨東線の加算運賃、石清水八幡宮参道ケーブルは改定なし
◎運賃改定の背景:コロナ禍等による利用者減少の他、物価上昇、人件費高騰、ホームドアなどのバリアフリー設備への投資、新型車両の導入、変電所など各種設備の維持更新、激甚化する自然災害への対応など。
◎今後も公共交通の使命を果たし、安全・安定輸送を続けるには、経営努力だけでは限界を迎え、運賃改定が不可欠。消費税増税以外での値上げは30年ぶり。
90年代をピークに乗客が減り続け、特にコロナ禍以降、苦しい状況が続いていると予想できる京阪。他の関西大手私鉄と比べても、大減便のダイヤにエスカレーター撤去、電球間引きと、なりふり構わない、かなり大胆なコストカットが目立つ中での、今回の運賃改定。正直、利用者から理解が得られるのか、と思えるところはあり、国土交通省のパブコメの中にも、そんなコメントが目立っていたほどですが、最終的には正式に国土交通省から認可されたことになります。その前に、ダイヤ改正が行われ、基本的には12分間隔へ増便が実現するなどしたところです(必ずしもメリットばかりではないが)。
国土交通省:京阪電気鉄道株式会社の鉄軌道事業の旅客運賃の上限変更認可申請 に関する意見募集の結果について


個人的には、この30年の間に消費税率の引き上げ以外では運賃改定を行なっていなかったこともあり、またこの間に物価高や人件費高騰が続き、さらにバリアフリーや安全に関する投資などの必要性を考えると、値上げ自体は否定しません。ただ、値上げをするなら、大胆なコストカットを見直した上で、利用者や社員に対して、サービス向上や待遇改善と言った、値上げに見合うだけのことを、しっかりとしていただきたい、とは感じます。

関西大手私鉄では、他に近鉄と南海は既に運賃改定済みで、残るは阪急・阪神のみとなりますが、物価高や人件費高騰などを考えると、阪急・阪神も近いうちに、追随するでしょう。

以下、各方面別に競合他社とも比較した上で、見て行くことにします。

※京阪の運賃に関しては、”改定前⇒改定後”となっている他、他社の運賃は2025年4月現在の運賃となっています。
初乗り
京阪線:170円⇒180円
大津線:170円⇒200円

参考:関西他社
JR西日本(大阪電車特定区間内)150円
阪急 170円
近鉄 180円
阪神 160円
南海 180円
大阪メトロ 190円
京都市営地下鉄 220円
初乗りに関しては、値上げ幅は抑えられ、京阪線に関しては近鉄・南海と同水準。これでも大阪メトロよりは安くなっています。それにしても、京都市営地下鉄のアンビリバボーな高さが目立つ、と言ったところでしょうか。

大阪都心部~京都都心部
淀屋橋~三条 430円⇒490円
淀屋橋~七条 430円⇒490円


参考
阪急(大阪梅田~京都河原町)420円
JR(大阪~京都)580円
この方面は言わずと知れた、京阪間3社が競合する区間。
ただ、京都市内でも、これら3社が選べるエリアは、烏丸五条の近辺に限られるでしょう。これらのうち、2社が選べるエリアに関しても、対JRでは七条や京都駅近辺、対阪急では三条や四条近辺でくらいであり、大阪市内から(へ)向かう場合、京都市内の東山や左京等に関しては、京阪が便利なエリアです。
京阪の運賃設定と言えば、この方面で競合する他社が存在すること、また端から端まで、より長い距離を乗ってくれて、特に阪急とは互いに京都市内の繁華街となる、三条・四条近辺を発着し、運賃も安価なことから、同じ京阪間で阪急との運賃差は、なるべく拡がらないように設定している、と言う意図が感じられ、今回の値上げによって、運賃差が拡がるとは言え、何としてでも400円台には抑えたかった、と考えられます。そして、近い将来、阪急も運賃改定をする、と見込んでいるところもあるでしょう。
逆に、七条や京都駅近辺では、JRとの運賃差が縮まることになります。これにより、梅田をはじめ、大阪市内でJRの駅へ向かうとなれば、よりJR優勢となりそうです。大阪メトロに乗り換えるなら、京阪の方が乗り換えやすいですが。



枚方・寝屋川・交野方面
枚方市~淀屋橋 350円⇒400円
三条~枚方市 370円⇒420円
淀屋橋~寝屋川市 320円⇒360円
三条~寝屋川市 410円⇒460円
河内森~京橋 370円⇒420円

参考
JR(河内磐船~京橋) 320円
この方面は阪急・JR京都線とは淀川を挟んでいることから、競合区間がなく、完全に京阪が独占できる区間です。それに、沿線人口も多く、京阪の駅の乗降客数ランキングでも、京橋・淀屋橋に次いで、枚方市駅が3位、寝屋川市駅が4位に入るなど、全ての京都市内の駅を上回る乗降客数のある駅も存在するほどであり、京阪は昔からこの方面、特に10~20kmの運賃を、他の関西大手私鉄と比べても高めに設定しているほどです。今回もそれは変わらず、さらに割高になっている感が否めません。特に、枚方市~淀屋橋は、淀屋橋~三条と比べても90円しか差がありません。しかも、寝屋川市や香里園に関しては、値上げの割には、3月のダイヤ改正で、昼間の実質的な本数が減らされり、快速急行削減で京都方面との行き来が不便になった経緯もあるなど、デメリットを被ることになります。ただ、それでも競合区間がないことから、問題ないと判断されたのでしょうが、長期的に見ると、沿線住民が他のエリアへの流出を招く可能性は大いにあり得ます。
あと、交野市内を見ると、JR学研都市線と競合する区間がありますが、対大阪市内で考えると京橋はもちろん、さらにその先の東西線や神戸・宝塚方面へ直通で行ける、JR学研都市線が優勢であり、例え運賃値上げがなくても、この状況を覆すことは難しいでしょう。


伏見・宇治方面
丹波橋~七条 220円⇒240円
中書島~淀屋橋 410円⇒460円
六地蔵~七条 280円⇒320円
六地蔵~三条 320円⇒360円
宇治~七条 320円⇒360円

参考
JR(桃山~京都) 200円
JR(六地蔵~京都) 200円
JR(宇治~京都) 240円
近鉄(丹波橋~京都) 240円
京都市営地下鉄(六地蔵~三条京阪)330円
この方面、対大阪方面で考えると、今後も所要時間・運賃ともに完全に優勢なことから、ここは変わらずでしょう。
一方で、対京都都心方面で考えると、特に10~20kmの運賃が京阪とは対照的に、安価な設定となっている、JR奈良線との運賃の差が拡がるように思えます。
しかも、JR奈良線は近年複線化でより便利になり、さらに今年は大阪電車特定区間の拡大により、むしろ値下げを実現したほどです。上記の枚方・寝屋川と同じ運賃体系を維持していることが問題のような気がします。ここはJR奈良線との競合区間であることから、特定運賃を適用して、何とか七条~宇治が300円を上回らないよう、運賃の差を縮めることができないものなのか、と思うところがあります。
さらに、六地蔵~三条(京阪)に関しては、アンビリバボーな初乗りとは異なり、京都市営地下鉄東西線の方が運賃が安くなり、しかも乗換もなし、始発駅で座れると言う点から、こちらも京阪には不利な点となります。


大阪市内・守口方面
野江~淀屋橋 220円⇒240円
守口市~淀屋橋 280円⇒320円
京橋~中之島 280円⇒320円

参考
大阪メトロ(野江内代~東梅田) 240円
大阪メトロ(守口~東梅田) 290円
JR(JR野江~大阪) 200円 
JR(京橋~新福島) 180円

梅田へ直接行ける上に、本数も多い、谷町線の優勢が目立つところであり、谷町線がもう少し京阪から離れた、城北公園通りを通っていれば、上手くすみ分けできていたのでは?、と思えます。一方で、どちらかが止まっても、すぐに振替可能、と言うメリットもありますが。
また、谷町線と合わせて、JR東西線やJRおおさか東線の影響も大きいと言え、おおさか東線は開業から6年ほどですが、下記の大阪府統計年鑑を見ると、野江駅の乗車人員は既にJRの方が上回っているほどです。野江近辺から梅田へ行くなら、淀川を2回渡り、一旦新大阪へ遠回りするとは言え、運賃面ではJRおおさか東線が一番有利です。正直、この状況なら京阪本線大阪側の普通が4両に減車される背景も見えてくる気がします。逆に、対京都方面は、運賃面では京阪が優勢ですが、快速急行削減で京都方面との行き来が不便になった点は否めません。



大津方面
京阪山科⇒びわ湖浜大津 240円⇒280円
三条京阪⇒びわ湖浜大津 430円⇒470円

参考
JR(京都~大津) 200円
JR(山科~大津) 180円
京都~大津に関しては、もう運賃・所要時間、いずれもJRが圧倒的優勢です。やはり、地下鉄東西線開通後に、運賃が大幅に上昇してしまったことが乗客逸走の原因となっていることは明らかであり、京都市と大津市が日頃からの利用促進に向けて、東西線と乗り継いで、さらに運賃割引にするなど、抜本的な改善が必要と言えます。
一方で、石山坂本線に関しては、大津の市内電車と言った感じで、JRの駅からのフィーダー輸送を担っている面もありますが、赤字であることは変わらず、長期的に維持するには、大津市による公的支援も必要と言えるでしょう。
ちなみに、同じ京阪の路線でも、地下鉄東西線開通前から、自社の路線同士で繋がっていた頃からも含めて、京阪線と大津線では、運賃体系は完全に異なっていて、大津線の方が運賃は高めに設定されていますが、8~12kmのように、一部はなぜか京阪線の方が高い、と言う逆現象が発生するところもあります。
そして、三条(京阪)からの場合、淀屋橋も浜大津も運賃がほとんど変わらない、と言うアンビリバボーとも言える状況も発生しています。

以上、京阪の運賃改定について、取り上げました。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

2025.3.22 京阪電車ダイヤ変更。15分間隔から12分間隔に変更となるが、必ずしもメリットばかりではない。

2025年3月22日の京阪電車ダイヤ変更について取り上げます。

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▲今回また昼間の快速急行は見れなくなる、万博ラッピング車両


2025 年3月22日(土)初発から京阪線のダイヤを変更します

リリースの主な内容
◆昼間は特急(淀屋橋~出町柳)・準急(淀屋橋~出町柳)・普通(中之島~萱島)をそれぞれ12分間隔・毎時5本に変更。宇治線・交野線も同様に12分間隔・毎時5本に。
◆淀屋橋・中之島~萱島の区間急行・普通は一部を除き、4両編成に
◆朝7時~8時台下り、区間急行・普通を計5本増発
◆守口市駅発下りの急行・準急の停車時間帯拡大(始発から7:43発準急までと、8:33発準急以降は全て停車)
◆通学時間帯の混雑緩和のため、8時台に淀屋橋発出町柳行き快速急行と、樟葉発出町柳行き普通を増発
◆夕方17~18時台上り、区間急行・普通を計5本増発
◆学生の夕方の帰宅時間帯に、快速急行(出町柳⇒淀屋橋)を増発、出町柳発の急行の行先を淀から淀屋橋に運転区間延長、枚方市発の準急3本を快速急行に変更
◆出町柳発のライナーの発車時刻を、17:55発から18:06発に変更
◆土休日も平日同様、特急・準急・普通を、それぞれ12分間隔・毎時5本運転
◆土休日午前の快速特急”洛楽”は1時間おきに変更(淀屋橋発8:00・9:00・10:00・11:00)、午後は4本に減便
◆大阪・関西万博期間中は、平日・土休日ともに中之島発着の臨時特急・快速急行を運転
◆中之島発の最終電車を23:50発から、23:54発に繰り下げ(平日・土休日ともに)


ここからはリリースと実際に公表された時刻表を見ながら、私見を述べていきます。また、後述しますが、上記のリンクから京阪電車のホームページを見ると、今回全線時刻表のPDFファイルの公開が復活しています。

私見の主な内容
◆昼間は特急(淀屋橋~出町柳)・準急(淀屋橋~出町柳)・普通(中之島~萱島)をそれぞれ12分間隔・毎時5本に。宇治線・交野線も同様に12分間隔・毎時5本に。ただし、必ずしもメリットばかりではない。
◆本線も4両編成に減車
◆万博や競馬の臨時列車
◆全線時刻表のPDFファイルでの公開が復活
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▲大幅に減少する快速急行

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▲快速急行のプレミアムカーも大幅に減少


◆昼間は特急(淀屋橋~出町柳)・準急(淀屋橋~出町柳)・普通(中之島~萱島)をそれぞれ12分間隔・毎時5本に。宇治線・交野線も同様に12分間隔・毎時5本に。ただし、必ずしもメリットばかりではない。

※参考:2023年ダイヤでは、特急(淀屋橋~出町柳)4本・快速急行(淀屋橋~出町柳)2本・準急(淀屋橋~出町柳)4本・普通(中之島~枚方市)2本・普通(中之島~萱島)2本


一番の大きな変更点は何といってもこれでしょう。基本的に15分間隔・毎時4本のところ、12分間隔・毎時5本に変更となります。2021年までは10分間隔・毎時6本が基本であったところを、15分間隔・毎時4本に変更となりました。コロナ禍以降、他の関西大手私鉄と比べても、あらゆるところでコストカットが目立つ京阪ですが、ダイヤに関しても例外ではなく、かなり思い切った大減便となっている状況です。
ただ、昨今のコロナ渦からの需要回復などを考えると、明らかに減らしすぎたところがあり、場合によっては混雑が悪化している例があること、さらに今年秋には運賃値上げの計画がある中、この大減便は利用者から決して受け入れられないのでは?、と思うところもあり、改善が求められていたところでしたが、今回は12分間隔・毎時5本に改善されることになりました。個人的には以前から、10分間隔・毎時6本は過剰だが、15分間隔・毎時4本は明らかに減らし過ぎなところがあり、12分間隔・毎時5本が落としどころと思っていたら、本当にその通りとなりました。

これにより、多くの駅では15分間隔・毎時4本から、12分間隔・毎時5本へと増えるとともに、3種別すべてが12分間隔・毎時5本となり、ダイヤもわかりやすく、スッキリしたように思えます。現状では15分間隔が基本としながらも、快速急行が2本入ることで、間隔が歪でスッキリしないところがありました。特に、京都市内で観光客の利用が多いが、準急(京都側では実質各駅停車)しか停車しない、伏見稲荷・東福寺・清水五条・神宮丸太町などではメリットが多い他、中書島での特急と宇治線との連絡の待ち時間も短縮されているなど、枚方市駅から京都側ではメリットが多いように思えます。
さらに、全線時刻表を見てみると、下りのみですが、準急は三条での特急待ち合わせ解消により、準急は出町柳~丹波橋で特急から逃げ切り、丹波橋・枚方市で特急の待ち合わせ、枚方市~淀屋橋も特急から逃げ切るダイヤとなっています。一方で、上りはこれまで同様、枚方市・丹波橋・三条で準急は特急の待ち合わせです。上下とも共通することは快速急行が間に挟まると、準急は深草でも追加で快速急行の通過待ちをするダイヤとなり、時間のロスになっていただけに、12分間隔への増便とともに、京都市内小駅への移動は大きく改善されると言えるでしょう。
また、枚方市駅~大阪市内(京橋・天満橋・北浜・淀屋橋)の利用者は、特急・準急ともに利用できることから、これまで通り毎時10本の乗車チャンスがあります。以前は準急が香里園で特急の通過待ちをしていた時もありましたが、これは個人的にも枚方市駅~大阪市内の実質本数の減少により特急に乗客が集中すること、また門真・寝屋川~京都方面へも時間ロスになるなど、明らかにデメリットが多いダイヤであり、今後も準急は淀屋橋~枚方市を逃げ切るダイヤを続けて欲しいと思います。

しかし、メリットばかりではない点も、また現実です。特に、香里園や寝屋川市に関しては準急5本のみでわかりやすくなる一方で、全体的な停車本数減便に、快速急行廃止で京都方面との行き来が不便になること、さらに普通はすべて萱島で分断となり、枚方・寝屋川~門真が直通で行けなくなるなど、枚方市駅から大阪側の途中駅はデメリットも多いように思えます。この寝屋川や門真は、沿線の地盤沈下や人口減少などの傾向が顕著な点も大きいと言え、この20年ほどはダイヤ改正の度に運行パターンの大きな変更を繰り返していることを見ても、なかなか落としどころが見つからないように思えます(一方で、枚方市駅から京都側では、基本的に特急(快速急行も含めて)と普通(準急も含めて)のみでほぼ安定している)。
さらに、門真市駅での大阪モノレールとの乗換に関しても、今回両社ともに毎時5本で運行パターンが一致するようになりますが、特に平日ダイヤの乗換時間は3~4分と微妙であり、今後改善が求められる他、将来的には内側線にホーム設置で準急停車も必要でしょう。

また、三条~淀屋橋など、京阪間直通の利用者にとっても、特急5本・12分間隔とわかりやすくなる一方で、直通で利用できる実質的な本数は減便となります。(2023年のダイヤでは間隔が歪だが、特急4本+快速急行2本)(参考までに京阪間の他社は、JR新快速は毎時4本(快速は必ず途中駅で追い抜かれるので京阪間の利用には使えない)、阪急京都線特急は毎時6本)


◆本線も4両編成に減車
これまで宇治線・交野線と、一時期存在した宇治線・交野線に直通する列車には4両編成や5両編成が存在しましたが、今回淀屋橋・中之島~萱島は基本的に4両編成に減車と言うことで、これまで7両編成か8両編成が当たり前だったことを思うと、なかなかの衝撃と言えます。それだけ利用者が減っていて、特に中之島線の低迷が顕著と言えそうです。一方で、今後は本線でもワンマン運転を開始予定もあり、まずはこの4両編成からとなるでしょう。
こうなると、混雑が悪化する懸念もありますが、そこは柔軟に本数を増やす対応が取られています。ただ、これで状況が変化して、需要が増えて、混雑が悪化することとなれば、運賃値上げと重なって、利用者からのブーイングが必至なので、さらに柔軟な対応が必要と言えます。


◆万博や競馬の臨時列車

まずは万博から。万博期間中、中之島駅から万博会場の夢洲への直行バスが運行されることになり、それに合わせる形で中之島に直通する臨時特急と快速急行が運行されます。万博会場への一番のメインとなるアクセスは大阪メトロ中央線となりますが、混雑を分散させる形で、中之島からのバスが運行されますが、どこまで利用者がいるでしょうか。そのバスは予約が必要です。

次に、競馬に関して。沿線には淀駅が最寄りの京都競馬場があり、競馬開催日は多くの人で賑わいます。この際、これまでは快速急行が淀駅に臨時停車する他、状況に応じて、淀始発の臨時急行や臨時普通などが運転されていましたが、快速急行が廃止になる今回のダイヤではどのような対応になるか、まだ公表されていません。さすがに多客が見込まれる時に、準急のみでは捌くことはできないので、臨時列車での対応となるでしょう。
ちなみに、これまでの京阪の対応を見ていると、特急の臨時停車は恐らくありません。特急は京阪間直通や主要駅の乗客向けで、競馬場への乗客とは明確に分離させるためか、これまで定期の特急が臨時停車した例はほとんどありません。また動きがあれば取り上げます。



◆全線時刻表のPDFファイルでの公開が復活

こちらのリンクを見ると、今回PDFファイルの全線時刻表の公開が復活しています。
この全線時刻表のメリットと言えば、一目で複数の列車を把握できることです。乗換案内アプリやホームページ等での各駅の時刻表では、特定の一列車しか目が届きません。
以前、京阪電車の全線時刻表は売店・書店などで発売されていましたが、これが後にホームページ上でのPDFファイルでの公開に変わり、そのホームページ上のPDFファイルでの公開も乗換案内のアプリ等の普及により、何年か前に終了したことが、京阪電車のホームページのよくある質問欄に記載されていました。
乗換案内アプリの普及があるとは言え、個人的にこれは明らかなサービス低下としか思えませんでした。コロナ禍以降、大減便ダイヤに券売機廃止、エスカレーターの撤去など、他の関西大手私鉄よりも、あらゆるところでコストカットが目立つ京阪ですが、PDFファイルの全線時刻表をホームページで公開することに関しては、大してコストカットにもならない上に、PDFファイルの全線時刻表をホームページ上で公開することに対して何の不都合があるのか、とかなり疑問に思っていたところでした。さすがに、以前のように紙の時刻表を駅で無料配布となると、印刷費などが嵩むので、そこまでは求めていませんが、この減便ダイヤとなっている状況を見ると、全線時刻表をPDFファイルの公開を復活するか、駅の改札やコンビニ等での有料販売復活を望んでいたところでしたので、これは良い方向への変化と言えます。

京阪2200系のリバイバル塗装を見る&乗車

京阪電車の2200系60周年を記念した、リバイバル塗装。




以前、京阪からリリースが公表された時に、当ブログでも取り上げましたが、実際にその車両を見て、乗車する機会がありましたので、取り上げます。

この塗装は、もちろん1編成だけなので、いつ見れるかは運次第です(京阪電車ホームページでも運用は公表されていません)。時間帯によっては車庫に入庫していることも、もちろんあり得ます。ただ、最近はネット上のX等で、目撃情報が上がっており、これを見て、おおよその運用を読めることはあります。

このリバイバル塗装が運行開始した7/28以降、見れたらラッキーな程度で考えていて、これまで2度ほど、乗車していた電車から、すれ違いで見たことはありましたが、なかなか上手く間近で見れたり、乗れたりする機会はありませんでした。
実際に間近で見れて、乗車できたのは8/6夜。この時は、淀屋橋から特急に乗って、京都方面に向かっていたのですが、この時もまた見れたらラッキーな程度で考えていたら、実際に香里園駅で通過待ちをしていた準急出町柳行き(準急と言っても、萱島から京都寄りは各駅停車)が、ちょうどこのリバイバル塗装だったので、思わず心の中でテンションが上がり、迷わず枚方市駅で乗り換えることにしました。

そして、枚方市駅のホームで数分待っていると、さっき香里園駅で追い抜いた、その実質各駅停車とも言える、準急が到着。実際に間近で見ると、さらにテンションが上がります。ホームで待っている、鉄道好きでなさそうな人であっても、物珍しそうな目線で、カメラを向け始めている人が、明らかに目に付きました。
枚方市駅に到着した、リバイバル塗装の2200系
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枚方市から京都寄りは、準急と言っても、実質各駅停車と言うこともあり、特急通過駅の乗客をこまめに輸送する役割を担います(逆に、枚方市から大阪寄りの準急は、遠近分離で特急は通過するが、利用者の多い香里園・寝屋川市等~大阪市内の速達輸送の役割を担う)。特急との連絡がある、枚方市発車時点では、ほぼ全座席が埋まるほどの乗車率でしたが、御殿山・牧野で多くの乗客が下車。樟葉で少しの乗車があったものの、橋本・石清水八幡宮で下車し、車内は空席が多くなるほど、空いた状態となり、車内の撮影もしやすくなります。

2200系の車内。昭和の京阪と言った内装。
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車内を見ると、内装が薄緑、座席の色も緑一色と、車外のカラーとともに、これが昭和の時代&高度経済成長時代における、京阪のデザインそのものだと感じます。当時は、人口が右肩上がりに増えている時代で、現在に比べて京阪の近くを走る地下鉄も少なく、また国鉄(現JR)奈良線や学研都市線(片町線)が不便で使い物にならなかったことなどもあり、大阪市内中心部~京都市内中心部以外の途中駅は、ほぼ京阪が独占できた時代で、現在とは比べ物にならないほど、乗客も多く、ラッシュ時間帯の混雑も過酷だったとのことで、まさにその時代を支えた車両とも言えます。

そうこうしているうちに、丹波橋に到着。ここで、特急との連絡待ちで、しばらく停車するので、車外をゆっくりと撮影することにします。ここでも物珍しそうに見て、カメラを向ける乗客が目立ちます。

側面
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丹波橋駅に停車中
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リバイバル塗装のヘッドマーク
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車番銘板も復元
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社章も(現在の塗装に変更とともに、車外には使われなくなっている)
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この旧塗装が京阪線系統(京阪本線・中之島線・交野線・宇治線等)から姿を消して、10年以上経ちますが、概ね20代以上の方にとっては懐かしさを、10代以下の方にとっては新鮮さを感じる塗装と言えるのではないでしょうか。
個人的には前者の方に属し、京阪沿線で生まれ育ったこともあり、この旧塗装には非常に馴染みがあり、やっぱり京阪と言えばこの色やなあ、と懐かしい感じになります。

そして、10年以上の時を経ているので、当時では考えられなかった組み合わせも、今回実現しています。例を挙げると、座席指定車両のプレミアムカー万博ラッピング塗装との組み合わせで、丹波橋駅で早速その組み合わせを撮影することができました(特急が丹波橋を発車する際に撮影したものなので、あまり上手く撮影できたものではありませんが)。この2200系は60周年と言うこともあり、来年も現役であれば、2度の大阪万博を見ることとなります。
旧塗装車両と万博ラッピング8000系との組み合わせ
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旧塗装車両と8000系プレミアムカーとの組み合わせ

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この旧塗装車両が走っていた頃、京阪電車に有料の座席指定車両が走るとか、誰も想像しなかったことでしょう。今では、すっかり定着し、ほぼ満席状態を維持するほど、好評となっていますが。

個人的には、ここ丹波橋で下車するので、この旧塗装車両の発車を見送りました。
丹波橋で発車を見送る
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ここまで、2200系60周年記念として実現した、リバイバル塗装の見ることができて、乗車もできた様子を取り上げました。懐かしさを感じる旧塗装を実現してくれた、京阪の関係者の方には感謝です。
そして、この2200系も60年と言うこともあり、いつ引退してもおかしくない頃です。多くの関東私鉄であれば、とうの昔に引退していてもおかしくない車両ですが、車両を長く大事に使う京阪だからこそ、60年も走り続けたと言えます。このリバイバル塗装は引退前の最後の花道と言えるかもしれません。現時点ではいつまで運行するか、公表されていませんが、気になる方は早めに記録しておいた方が良いことは確実でしょう。

同時に、くずはモールのSANZEN-HIROBAでは、「高度経済成長期における京阪間の輸送を支えた車両」と題して、在りし日の2200系の写真など、2200系に関連する企画展示を開催中なので、こちらも近々足を運んでみます。
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