2024年2月13日、加賀温泉駅から福井駅に向かいます。
乗車したのは特急”しらさぎ”。首都圏~福井の移動に関しては、北陸新幹線へシフトすることが予想され、特急”しらさぎ”は今回大きく利用状況が変化すると言っても良いでしょう。それに、681系車両も30年選手となり、連日高速運転で、時には冬の北陸で、大雪の過酷な条件の中、走行してきたこともあり、今回を機に引退と言ったこともあり得るかもしれません。
特急”しらさぎ”681系

福井駅で降りて、豚カツ丼を味わうことにします。立ち寄った店は、福井駅前のハピリン内にある、熟成かつ天膳。
熟成かつ天膳の外観

おとめ豚かつ丼とおろし蕎麦のセット

福井駅には昨年も来ていますが、新幹線開通を機に再開発が次々と進み、大きく変貌していることに気づかされます。
恐竜の壁画が描かれた、福井駅

そして、ここ福井駅でも2024年3月16日以降は見れなくなるものを、色々と記録します。
敦賀・大阪・米原方面の時刻表。特急街道・特急銀座にふさわしいほど、赤文字の特急が目立つ。3月16日以降は全て赤文字の特急は見れなくなり、大阪・米原・名古屋の行先は見れなくなる。ただ、その代わり、ハピラインふくい移管とともに、地元住民に使いやすい鉄道となり、普通列車の本数が増え、一部は快速も走ることになる。

福井駅の駅名標。3月16日以降は引き続き、越美北線が乗り入れるものの、JRの駅ではなくなり、この駅名票もハピラインふくいのものに一新。

特急サンダーバードを撮り鉄。3月16日以降、この駅で長編成の特急を見ることはできなくなる。

そして、福井駅で気になったものが、北陸新幹線のタイムカプセル。
在来線改札口を入ってすぐの階段付近にあるものです。北陸新幹線の計画は40年前から存在し、40年の時を経て、ついに新幹線がやってくることもあり、福井県にとって悲願だったことが、ついに実現することになります。このタイムカプセル、2005年に北陸新幹線の福井駅の部分のみ工事に着工した際、当時の子どもたちから集めたメッセージを、このタイムカプセルに新幹線開通まで封印していたものです。当時は長野新幹線として、長野までであり、まだ金沢にも達しておらず、福井まで来るのは夢のまた夢とも言われていたことでしょう。車両も当時の長野新幹線で主力だったE2系となっていました。19年の時を経て、3月16日についに開封の時が来たことになります。
新幹線ホームでは試運転列車も見ることができました。
E2系のタイムカプセル。もう長野新幹線時代のE2系は消滅していて、時の流れを感じる。

付近にはまた別のタイムカプセルも。

在来線ホームから、開業直前の新幹線ホームを望み、E7/W7系の試運転列車も。

帰りは、福井19:53発の特急サンダーバード46号に乗車し、京都まで帰ることにします。このサンダーバード46号、福井を出ると148km離れた、京都までノンストップで結び、敦賀駅を通過する列車です。乗り間違えると、148km離れた京都まで連れて行かれることとなり、大変なことになるので、自由席利用客を中心に、何度も「次の停車駅は京都です。途中、鯖江・武生・敦賀には停まりません。」と注意を呼び掛ける放送が入ります。3月16日以降はこのような放送も、敦賀駅通過も味わうことはできません。いつになるかわからない、北陸新幹線の大阪開通の際には復活する可能性は十分あり得ますが。
福井駅で、特急や京都・大阪の表示も見れなくなる。北陸エリアでは、京都へ行く乗客が多いのか、大阪行きは京都を経由することを明確にさせるために、京都・大阪を同時に表記した例が多く見られる。

敦賀駅通過シーンを動画で記録。3月16日以降は味わうことができません。それどころか、貨物列車を除き、旅客列車では敦賀駅を跨ぐ列車すら存在しなくなります。
この福井に関しても、2024年3月16日から新幹線で首都圏・信越との直通が実現する一方、関西・中京との直通を失うことになります。
特に、関西・中京からの特急サンダーバード・しらさぎに関しては、大阪・京都~福井・金沢、名古屋・米原~福井・金沢を乗り通す客が多いです。実際に2023年のダイヤでは、サンダーバードに関しては、46号をはじめ、敦賀を通過し、京都~福井ノンストップ便が数本設定されているほどです。やはり、最低でも福井までは乗り通す客が多いことがわかります。
そんな、在来線特急で需要の太い区間の途中にある、敦賀で分断とは中途半端極まりないものです。しかも、福井~京都・大阪に関しては、所要時間もほとんど変わりません。それどころか、料金は値上げとなり、これまでは福井~京都は1時間20分ほど、福井~大阪は1時間50分ほど、車内でゆっくりと缶ビールや弁当を味わったり、読書したり、睡眠したりなどして、ゆったりと寛ぐことができましたが、今後は新幹線に乗車して、わずか15分ほどの敦賀で強制乗り換えとなり、車内でゆったりと寛ぐこともできません。
敦賀で強制乗換では、車内でビールを飲みながら、ゆったりと寛ぐことも難しくなる。

そして昨年、別の機会に武生や鯖江に行くこともありました。多くの特急サンダーバードとしらさぎが停車する武生駅・鯖江駅は、新幹線開通とともに、特急列車はすべて廃止となり、大阪・京都・名古屋からの直通を失い、やはり関西・中京から北陸トンネルを挟んで、福井県の嶺北・越前エリアへの移動が不便になる点は否めません。他方で、ハピラインふくいへの移管により、地域に密着した路線となり、普通列車の本数は増え、特急列車の通過待ちがなくなるなど、沿線住民の日常利用に関しては便利になる点があるのも事実です。
メガネの街、鯖江と言うこともあり、駅前にはメガネが。昨年時点でも駅前にはコンビニすらなく、今後特急列車が通らなくなり、より活気が失われることになってしまうのか?

武生駅から直線距離で約3kmほどの、北陸道の武生インター近くに、新幹線の越前たけふ駅が設置されますが、既存の武生駅に直接新幹線駅が設置されることなく、市街地から離れていて、せめて福井鉄道の路線がたけふ新~越前たけふ駅まで通れば、少しは便利になるのでは、と思えるところもあります。鯖江に関しては代替となる新幹線駅も全くない状況となります。やはり、今回の北陸新幹線敦賀開通はデメリットも少なくないと感じるところがあります。
これにて、2024年2月の北陸旅の記事は完結となります。
次は、3月に破格値で発売された、tabiwaパスを使って、再度金沢直通・最後サンダーバードに乗車して、北陸を旅しています。その模様を随時取り上げます。
乗車したのは特急”しらさぎ”。首都圏~福井の移動に関しては、北陸新幹線へシフトすることが予想され、特急”しらさぎ”は今回大きく利用状況が変化すると言っても良いでしょう。それに、681系車両も30年選手となり、連日高速運転で、時には冬の北陸で、大雪の過酷な条件の中、走行してきたこともあり、今回を機に引退と言ったこともあり得るかもしれません。
特急”しらさぎ”681系

福井駅で降りて、豚カツ丼を味わうことにします。立ち寄った店は、福井駅前のハピリン内にある、熟成かつ天膳。
熟成かつ天膳の外観

おとめ豚かつ丼とおろし蕎麦のセット

福井駅には昨年も来ていますが、新幹線開通を機に再開発が次々と進み、大きく変貌していることに気づかされます。
恐竜の壁画が描かれた、福井駅

そして、ここ福井駅でも2024年3月16日以降は見れなくなるものを、色々と記録します。
敦賀・大阪・米原方面の時刻表。特急街道・特急銀座にふさわしいほど、赤文字の特急が目立つ。3月16日以降は全て赤文字の特急は見れなくなり、大阪・米原・名古屋の行先は見れなくなる。ただ、その代わり、ハピラインふくい移管とともに、地元住民に使いやすい鉄道となり、普通列車の本数が増え、一部は快速も走ることになる。

福井駅の駅名標。3月16日以降は引き続き、越美北線が乗り入れるものの、JRの駅ではなくなり、この駅名票もハピラインふくいのものに一新。

特急サンダーバードを撮り鉄。3月16日以降、この駅で長編成の特急を見ることはできなくなる。

そして、福井駅で気になったものが、北陸新幹線のタイムカプセル。
在来線改札口を入ってすぐの階段付近にあるものです。北陸新幹線の計画は40年前から存在し、40年の時を経て、ついに新幹線がやってくることもあり、福井県にとって悲願だったことが、ついに実現することになります。このタイムカプセル、2005年に北陸新幹線の福井駅の部分のみ工事に着工した際、当時の子どもたちから集めたメッセージを、このタイムカプセルに新幹線開通まで封印していたものです。当時は長野新幹線として、長野までであり、まだ金沢にも達しておらず、福井まで来るのは夢のまた夢とも言われていたことでしょう。車両も当時の長野新幹線で主力だったE2系となっていました。19年の時を経て、3月16日についに開封の時が来たことになります。
新幹線ホームでは試運転列車も見ることができました。
E2系のタイムカプセル。もう長野新幹線時代のE2系は消滅していて、時の流れを感じる。

付近にはまた別のタイムカプセルも。

在来線ホームから、開業直前の新幹線ホームを望み、E7/W7系の試運転列車も。

帰りは、福井19:53発の特急サンダーバード46号に乗車し、京都まで帰ることにします。このサンダーバード46号、福井を出ると148km離れた、京都までノンストップで結び、敦賀駅を通過する列車です。乗り間違えると、148km離れた京都まで連れて行かれることとなり、大変なことになるので、自由席利用客を中心に、何度も「次の停車駅は京都です。途中、鯖江・武生・敦賀には停まりません。」と注意を呼び掛ける放送が入ります。3月16日以降はこのような放送も、敦賀駅通過も味わうことはできません。いつになるかわからない、北陸新幹線の大阪開通の際には復活する可能性は十分あり得ますが。
福井駅で、特急や京都・大阪の表示も見れなくなる。北陸エリアでは、京都へ行く乗客が多いのか、大阪行きは京都を経由することを明確にさせるために、京都・大阪を同時に表記した例が多く見られる。

敦賀駅通過シーンを動画で記録。3月16日以降は味わうことができません。それどころか、貨物列車を除き、旅客列車では敦賀駅を跨ぐ列車すら存在しなくなります。
この福井に関しても、2024年3月16日から新幹線で首都圏・信越との直通が実現する一方、関西・中京との直通を失うことになります。
特に、関西・中京からの特急サンダーバード・しらさぎに関しては、大阪・京都~福井・金沢、名古屋・米原~福井・金沢を乗り通す客が多いです。実際に2023年のダイヤでは、サンダーバードに関しては、46号をはじめ、敦賀を通過し、京都~福井ノンストップ便が数本設定されているほどです。やはり、最低でも福井までは乗り通す客が多いことがわかります。
そんな、在来線特急で需要の太い区間の途中にある、敦賀で分断とは中途半端極まりないものです。しかも、福井~京都・大阪に関しては、所要時間もほとんど変わりません。それどころか、料金は値上げとなり、これまでは福井~京都は1時間20分ほど、福井~大阪は1時間50分ほど、車内でゆっくりと缶ビールや弁当を味わったり、読書したり、睡眠したりなどして、ゆったりと寛ぐことができましたが、今後は新幹線に乗車して、わずか15分ほどの敦賀で強制乗り換えとなり、車内でゆったりと寛ぐこともできません。
敦賀で強制乗換では、車内でビールを飲みながら、ゆったりと寛ぐことも難しくなる。

そして昨年、別の機会に武生や鯖江に行くこともありました。多くの特急サンダーバードとしらさぎが停車する武生駅・鯖江駅は、新幹線開通とともに、特急列車はすべて廃止となり、大阪・京都・名古屋からの直通を失い、やはり関西・中京から北陸トンネルを挟んで、福井県の嶺北・越前エリアへの移動が不便になる点は否めません。他方で、ハピラインふくいへの移管により、地域に密着した路線となり、普通列車の本数は増え、特急列車の通過待ちがなくなるなど、沿線住民の日常利用に関しては便利になる点があるのも事実です。
メガネの街、鯖江と言うこともあり、駅前にはメガネが。昨年時点でも駅前にはコンビニすらなく、今後特急列車が通らなくなり、より活気が失われることになってしまうのか?

武生駅から直線距離で約3kmほどの、北陸道の武生インター近くに、新幹線の越前たけふ駅が設置されますが、既存の武生駅に直接新幹線駅が設置されることなく、市街地から離れていて、せめて福井鉄道の路線がたけふ新~越前たけふ駅まで通れば、少しは便利になるのでは、と思えるところもあります。鯖江に関しては代替となる新幹線駅も全くない状況となります。やはり、今回の北陸新幹線敦賀開通はデメリットも少なくないと感じるところがあります。
これにて、2024年2月の北陸旅の記事は完結となります。
次は、3月に破格値で発売された、tabiwaパスを使って、再度金沢直通・最後サンダーバードに乗車して、北陸を旅しています。その模様を随時取り上げます。






































































































