ブログ記事、随時更新中。日本・関西地区を拠点に活動。これまで世界16か国を訪問。交通やまちづくりに関する研究も活かし、主に世界&日本の旅や交通、まちづくり、バリアフリー等に関する情報を中心に、時には楽しく役立つ記事を、時には将来像や社会提言などを発する記事など、様々な情報を発信。時々、他のことを発信することもあり。コメントやご意見はご自由にどうぞ(誹謗中傷は絶対にお止めください)。

南海

4月から南海が特急料金・座席指定料金を改定。車内加算料金も導入。関西だからこそ、事前購入がお得なことを促し、車内料金加算は他社も追随を。

最近、和歌山に行くことがあり、南海の特急サザン指定席に乗ることがありましたが、この4月から南海の特急料金・指定席料金が改定されたので、この点を取り上げます。

特急料金・座席指定料金改定のパンフレット
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特急サザン、座席指定車。復元塗装となった、なつかしの南海ホークスカラーのグリーン。
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まずは主な内容から

南海:2026年4月1日(水)から、特急料金が新しくなります ~ 改定後の特急・座席指定料金よりもお求めやすい「チケットレス特急料金」を導入 ~
改定後の料金
◎ラピート、サザン、こうや(下記区間除く)、りんかん、泉北ライナー
チケットレス550円、駅購入700円、車内購入1,000円
(3/31までは上記の区別なく520円)
◎こうや(難波・新今宮・天下茶屋・堺東~極楽橋の相互間)
チケットレス950円、駅購入1,100円、車内購入1,400円
(3/31までは上記の区別なく790円)

その他
◎車内購入は駅での購入料金にプラス300円加算(GRAN天空にも適用)
◎小児は大人の半額
◎ラピートのスーパーシート料金は210円で変更なし。チケットレス会員限定で、レギュラーシート料金でスーパーシートを利用できる、特急ラピートアップグレードサービスは継続
など

南海では、サザンは一部座席指定なこともあり、座席指定料金となっている一方、ラピートなどのその他の列車は全席指定席なこともあり、特急料金として区別していますが、両者は実質同じものと言えるでしょう。

簡単に言えば、全体的には特急料金・座席指定料金を値上げするが、ネット購入(チケットレス)・駅購入・車内購入とで料金を差別化し、特にネット予約・チケットレスを促すためにも、ネット購入に関しては値上げ幅を最小限にとどめる一方、車内購入では車内加算料金制度を導入して、割高にすることにより、事前購入を促すとともに、車掌の業務負担軽減などが狙いであると言えます。

個人的には、以前は大阪南部や和歌山の南海沿線に住んでいたことがあり、今でも南海のチケットレス会員になっていて、今でもサザン・ラピートの指定席を利用する際には、このチケットレスサービスを使っていますが、今後はもう駅購入と言う選択肢はほぼ消え、このチケットレス一択となりそうです。
そして、関空へ行く時には、特急ラピートのスーパーシートを、上記のアップグレードサービスで利用もしています。

ラピートのスーパーシート。チケットレス会員になり、チケットレスサービスを利用すれば、スーパーシートの追加料金不要で、レギュラーシート料金で利用可能。
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今回、個人的に注目しているのは、車内加算料金でしょうか。何気に関西地区では初めての導入となります(事前のネット購入を安価に設定し、ポイント付与などで差別化するなどの例はありますが)。

既に、首都圏ではJR東日本で、湘南新宿ライン・宇都宮線・高崎線へのグリーン車導入を機に、駅等での事前購入と、車内での車内購入とで料金を差別化し、後者に関しては割高な料金とする、車内料金加算制度を導入して以降、他のJR東日本の在来線特急にも順次導入されているほか、小田急ロマンスカーや京王ライナーなど、首都圏私鉄にも順次広まり、もはや首都圏では車内料金加算が当たり前のように定着してきていると感じます。ただ、近年は日本国内で、その車内料金加算の元祖とも言える、JR東日本の首都圏グリーン車では、中央線へのグリーン車導入による料金見直しによって、車内料金加算は廃止となりました(個人的には残念に思う)。
JR東日本:首都圏の普通列車グリーン車の料金体系を見直します

この車内料金加算は、首都圏だけでなく、JR九州や名鉄にも広まっている中、関西地区ではJR西日本・関西私鉄ともに、導入には消極的な姿勢でしたが、今回ついに南海が殻を破ってくれたと感じます。
個人的には、駅やネット等での事前購入と、きっぷを持たずに車内購入とでは、料金を差別化し、後者の方を割高な設定にするのは当然、と言う立場です。もちろん、無人駅など、駅で購入できる手段がない場合に関しては、例外的な措置は必要ですが。
何と言っても、きっぷは駅やネット等で事前に購入することが原則と約款等で定められているものです。事前に購入した客にとっては、事前に予約した座席を、きっぷを持たずに乗車した客に座られていた時の不公平感のほか、車掌の業務負担軽減のためにも、ペナルティとして車内料金加算は必要なものです。

世界を見ると、国によっては、車内購入は一切認めらておらず、必ず事前にきっぷを購入しなければならない、もし車内検札の時点で、正しいきっぷを持っていない時点で、問答無用で不正乗車扱いとなり、日本円にすれば、何千円・何万円にもなる罰金を科される国があることを思うと、日本では車内加算料金が200~300円で済む点はまだまだ良心的であり、甘っちょろいものだと感じます。

ネット上では、”関西で車内加算料金は根付く訳がない”、なんて書き込みを見かけましたが、個人的には全くそうではありません。逆に、関西だからこそ、事前に購入する方がお得であることを浸透させ、事前購入を根付かせる必要がある、と感じます。

今回、南海が関西では初めて車内料金加算を導入した点は、大いに支持したいところであり、今後JR西日本・近鉄・京阪・阪急・阪神等の他社も追随してほしいところであります。ただ、阪急プライベースに関しては、駅での発売をすることが大前提ですが(現時点ではネットか車内のみで、駅での発売を一切していない)。

ちなみにですが、首都圏では車内では加算料金が必要なことに関して、”車内での購入は、駅での発売額と異なります”、などと言う放送を耳にすることがありますが、これに関しては正直、”異なるとはどう言う意味で異なるものやねん”、と思わず突っ込みたくなるものです。やはり、”車内での購入は車内加算料金が必要です”、などと案内することが必要でしょう。

西武Sトレインの案内。”車内でお求めの場合、駅での発売額と異なります”、とはどう言う意味やねん、と思わず突っ込みたくなる。
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以上、南海の特急料金・座席指定料金の改定とともに、車内加算料金の必要性について取り上げました。

ちなみに、この4月から南海は”株式会社NANKAI”に商号変更し、鉄道事業は”南海電気鉄道”として分社化して、新たなスタートを切っています。今後これにより、どのような変化があるのでしょうか。



ここまでご覧いただき、ありがとうございます。

南海:特急サザン指定席の一部を運休、代わりに全車自由席の特急を運転

南海はサザンの指定席車両の電源装置不具合の影響で、当面の間、一部の特急サザン指定席を運休。代わりに全車自由席の特急を運転。
特急サザンの一部運休について(お知らせ)(2025.5.15)

トラブルが起きたと予想される10000系、サザン指定席
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◎期間
5/17(土)から当面の間
ただし、6/7(土)、8(日)、14(土)、15(日)、21(土)、22(日)を除く

◎指定席運休列車(下記の列車は代わりに全車自由席の特急で運転(6両編成)、乗車券のみで利用可能)
・平日 
 サザン11号(難波9:45発)
 サザン21号(難波12:20発)
 サザン22号(和歌山市11:00発)
 サザン32号(和歌山市13:30発)

・土休日
 サザン11号(難波9:45発)
 サザン21号(難波12:20発)
 サザン22号(和歌山市11:00発)
 サザン32号(和歌山市13:30発)

◎既に上記の対象となる指定券を持っている場合は無手数料で払い戻し
どの車両かまでは、詳しく公表されていませんが、土休日の時刻表を見ると、12000系車両、サザン・プレミアムで運転、と書かれた列車が運休となっていないので、恐らくは古参の車両である10000系に、トラブルが起きたのでしょうか。通常は、1編成が何かしらのトラブルがあっても、運休と言うことがないよう、予備の編成が用意されていますが、その予備も捻出できないほどの事態になったものと考えられます。
特急サザン時刻表(難波⇒和歌山市)
特急サザン時刻表(和歌山市⇒難波)

運休の対象列車を見ても、空席が目立つ昼間時間帯の列車が中心であり、ラッシュ時間帯に指定席に乗ってくれる、客単価も高くて、収入も見込める指定席は何としてでも運休させない、と言う意地も感じるところです。

そして、これに代わり、乗車券のみで利用可能な全車自由席の特急が走ることになります。以前は1日に何本か、全車自由席の特急がありましたが、10年以上前に消滅し、通常のダイヤで走ることはありません。ダイヤが乱れたり、車両トラブルなど、何かしらのトラブルがあった際に、イレギュラー対応で走ることがあるのみです。
私も、以前は南海本線沿線に住んでいた時には、何度か乗ることはありましたが、当時、撮影したりして、記録は残していませんでした。
もし、機会があれば、ぜひ乗車して、記録したいところです。

ちなみに、全車自由席となれば、日頃からの特急サザン自由席の利用者からすれば、座席数が増えると言う、メリットもあります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

南海:特急”サザン”に新型車両導入計画

南海電鉄、特急”サザン”を新型車両に更新の計画。

以前、運転されていたHYDEのラッピングを施した、10000系・HYDEサザン
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「NANKAI グループ中期経営計画 2025—2027」について (2025.3.31)
上記リンク、PDFファイルの別紙23ページに、重点戦略:未来を拓く公共交通事業への変革、サービス品質向上(ブランドの工場)の取り組みとして、特急”サザン”を新型車両に更新(2027年度末~)と記されています。 

ここからは個人的な推測も多くあります。
現時点で具体的な内容は公表されていませんが、2年後をめどに、置き換えが現実味を帯びている、と言えるでしょう。

まず、特急”サザン”は難波~和歌山市(一部は和歌山港)を、ほぼ終日毎時2本、指定席4両+自由席4両で運転されています。一部車両が有料の座席指定で、その他の車両は別料金不要の一般車両、と言う組み合わせは、関西では京阪のプレミアムカーが登場するまで、長らく唯一とも言える存在でした。以前はラッシュ時間帯に全席指定席の特急”サザン”や、全席自由席の特急もありましたが、現在はありません。

私は以前、大阪府南部や和歌山市の南海本線沿線に住んでいたことがあり、この特急”サザン”も何度も利用していました。ちょうど住んでいた時には、12000系サザン・プレミアムのデビューがあったり、創業130周年の企画で復元塗装での運転などがありました。ちなみに、12000系は全席コンセント付きで、ヘッドレストも付き、バリアフリー設備もあるなど、快適性は大幅に向上していると思います。
12000系のサザン
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12000系がデビューした際、このまま10000系を置き換えるのか、と思いきや、たった2編成の製造にとどまり、その後10年以上経っても、特に何の動きもなく推移しているのが現状でした。

個人的には、恐らく指定席車両の10000系を置き換える、完全な新型車両が登場すると予想します。10000系も40年選手となり、さらに自由席として連結相手となる7100系は、それ以上に40~50年選手となり、老朽化している点は否めません。また、10年以上前の設計であり、その間の変化などを考えると、12000系を増備することも考えにくいでしょう。

さらに、泉佐野以南に関しては人口減少や利用者減少もあり、新型車両導入を機に、減便をはじめとした、運行体系の見直し、と言ったことも考えられるかもしれません。

特に、特急”サザン”の指定席は昼間を中心に空席が目立ち、本当にもったいないと思える時があり、よく沿線外の利用者からは、”指定席4両も要るのか?”、などと言われることもありますが、それはラッシュ時間帯を見ていないからであります。そのラッシュ時間帯には指定席がほぼ満席になることもあるので、昼間はガラガラになることを承知の上で、ラッシュ時間帯に座席指定に乗ってくれる、客単価が高くて、収入も見込める利用者を、みすみす逃す訳には行きません。よって、ラッシュ時間帯にはより多くの座席指定車両を運転する一方で、昼間は座席指定車両を減らす、と言った柔軟なことも考えられるかもしれません。個人的には、現在の運行体系を維持しつつ、昼間の座席指定料金を値下げしてくれることが一番だと思いますが。

そして、現時点で特急”サザン”の指定席車両として活躍中の10000系を、かつての南海グリーンカラーの復元塗装で運行することが発表され、これは新型車両導入までと記されています。


何はともあれ、10000系+7100系の特急”サザン”も、近く見れなくなることは確実と言え、今の時期から乗っておきたいものです。また南海から詳しいリリースが公表されれば、取り上げる予定です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

南海:特急”サザン”指定席を復元塗装で運行。この1年で見た、他の南海の復元塗装も合わせて紹介。

南海電鉄は、特急”サザン”の1編成を復刻塗装で運転することを発表。
公表された主な内容(10000系”サザン”指定席の復元塗装)
南海:創業140周年記念 特急サザン(10000系車両)を復元塗装で運行! ~新型特急サザンの導入頃まで~
◎6/4から運行開始、期間は当面の間で、新型車両導入頃まで
◎
対象車両 10000系4両1編成(車両番号10004-10804-10104-10904)
◎運行区間 難波~和歌山港
◎車両デザイン 濃淡グリーンのツートンカラー
◎撮影会等のイベント、記念グッズ販売もあり
サザンの新型車両の件については、次の記事で取り上げる予定ですが、当記事では10年前にも同様の企画があった際に記録していた写真と、この1年間で見た他の南海の復元塗装を合わせて取り上げることにします。10000系も40年選手であり、置き換えが公表されたこともあり、最後の花道を飾る企画、と言っても間違いないでしょう。

かつては南海も、南海ホークス(現ソフトバンク)と言う、プロ野球球団を保有していて、その南海グリーン・ホークスカラー(南海ホークス時代のユニフォームの色)とも呼ばれる旧塗装ですが、球団売却や関西空港開港に合わせて、現在のブルーとオレンジの塗装へと一新されてから、30年ほどが経過します。さすがに私は、この南海グリーン・ホークスカラーの時代は知りませんので、このグリーンの塗装を見て、新鮮さを感じましたが、南海ホークスの時代を知る方にとっては懐かしのカラーと言えるでしょう。

私は、10年前にも同様の企画があった際には、ちょうど大阪府南部や和歌山市を拠点とし、南海本線沿線に住んでいたことから、この復元塗装の車両を何度も見たり、乗ったりしていて、この時も撮影をして、記録しているので、その写真を紹介します。

10年前は、ちょうど創業130年&7000系引退記念で、この復刻塗装が実現しました。
南海電鉄創業130周年&さようなら7000系記念企画 「懐かしの緑色」の特急サザンを運行します(2015.5.11)

2015年に撮影。特急”サザン”指定席、10000系復刻塗装。今回も特に変化はないでしょう。
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2015年に撮影。さよなら7000系復刻塗装。南海本線から片開扉が消滅。
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さて、ここからは、この1年間で見た、南海の他の復元塗装車両について取り上げます。

◎7100系(特急”サザン”の自由席としても活躍中)
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南海:運行開始から55周年を迎える“7100系車両”が 1992年以前の復元塗装で運行します (2024.7.18)
こちらは南海線用の一般車両として特急”サザン”自由席から急行、普通までオールマイティーに長年活躍している車両ですが、昨年8月からデビュー55周年で、1編成が復刻塗装で運転されています。既に昨年11月に、羽衣駅で見て、乗車する機会もありました。10年前は7000系だったので、今回は7100系としては約30年ぶりに南海グリーン復元塗装となります。
6/4以降は恐らく、特急”サザン”自由席の運用に入り、上記の指定席10000系の復元塗装車両と併結した運転となるでしょう。こちらとて、40~50年選手であり、”サザン”指定席の新型車両導入とともに、併結相手となる自由席車両も置き換えとなり、引退となる可能性は高いと言えます。

◎6000系(無塗装のコルゲート模様と片開扉が特徴)
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1962年に運行開始した“6000系車両”を、 なつかしのステンレス無塗装で運行します!(2023.8.7)
こちらは高野線用の一般車両。高野線に、なかなか新車が入らなかったこともあり、50年以上と言う、驚異的な長期間、高野線から一切離れることなく走っていますが、さすがに置き換えを避けて通ることができず、近年は8300系への置き換えが進み、もうすぐ引退となるでしょう。一部は大井川鉄道に譲渡され、活躍中です。

引退を前に、2023年9月から1編成が旧塗装となっていて、一度乗車する機会がありました。こちらは完全無塗装なステンレス車と片開扉が特徴で、1960年代にアメリカ・パッド社のライセンス供与を受けた、ステンレス車両の本当の初期の車両でもあり、コルゲートと呼ばれる波形模様などが、レトロ感を感じるところがあります。6000系が引退となると、南海の一般車両から片開扉が消滅することになります。

◎3000系(1975年、泉北高速鉄道時代に導入されたデザインを復元)
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3000系車両を復刻デザインで運行します! ~2024年7月31日営業運転開始~ (泉北2024.7.18)
こちらは泉北高速鉄道の時代に製造された車両で、昨年7月から運転されていて、1975年の導入当初のデザインが復元されていて、ノスタルジックな雰囲気を味わえます。
今年の4月から、泉北高速鉄道は南海電鉄に吸収・合併され、現在は南海泉北線となりましたが、これとて、いつ引退になってもおかしくない車両には変わりません。

◎2200系(既に引退済み、”さようなら”のヘッドマークもあり)
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一般車両“2200系”が2025年春に引退 約30年前の塗装を施し、さよなら運行を実施!2種類のヘッドマークも掲出! (2024.12.10)

~黒潮が繋ぐ大阪・和歌山と銚子の縁を“もっとなんかいい”ちょうしに!~ 南海2200系引退&銚子22000形2編成目(旧南海2200系)運行開始を 記念して「2200系ありがとう&ようこそ」リレーヘッドマークを掲出(2025.3.3)

こちらはこの春、既に南海からは天空用車両を除き、引退済みです。引退前の今年1月から、復元塗装を汐見橋線や加太線と言った、支線で見ることができ、私も一度汐見橋線で乗車しました。かつては高野線橋本以南の山岳路線用でした。まさに2200系にとって、最後の花道とも言える舞台だったと言えます。
現在は一部が銚子電鉄で活躍中なので、ぜひ千葉・銚子まで行ってみたいとも思うところです。

ちなみに、この汐見橋線、都会の中の秘境路線とか言われていて、ディープな西成の中を走るなど、色々と味のある路線であり、その中にこの旧塗装がピッタリな感じでした。
汐見橋線の始発駅・汐見橋駅。高野線はかつて、ここがターミナル駅だった。
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都会の秘境路線、ディープな路線の汐見橋線の中でも、特にディープさや秘境さを感じられる木津川駅
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以上、南海の復元塗装について取り上げましたが、これら復元塗装で共通していると言えるのは、いずれも40~50年選手の車両であり、近く後継車両への置き換えが予想または公表された車両ばかりであること、そして昭和の時代や南海ホークスがあった時代を知っていて、旧塗装を纏っていた時代がある車両ばかりです。よって、これら車両の最後の花道として、用意された企画と言っても間違いないでしょう。最後に慌てて、撮影するのではなく、記録するなら早い目に、そしてマナーを守った上で、と言うことだと思います。近年は一部の迷惑者のせいで、最終運転日は公表されることが少なくなっていますので(実際に2200系の最終運転日は公表されなかった)。

私も、近く南海を利用する機会があれば、ぜひ10000系”サザン”指定席の復刻塗装を10年ぶりに見ようと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

南海、加太線に新たな“めでたいでんしゃ”がデビュー

南海、加太線に新たな“めでたいでんしゃ”がデビュー。

~加太さかな線 新型観光列車~ ”はじまりの「めでたいでんしゃ」”がデビュー


主な内容

◎第5編成として、今回はじめて2000系2両1編成を改造し、“とお~い祖先”・“はじまりの「めでたいでんしゃ」”として、2024年7月13日より加太線・和歌山市~加太で運行開始。
◎デザインや名前などの詳細は後日発表



新たな”めでたいでんしゃ”のイメージ、上記リンク・リリースより

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2014年から、地元の加太観光協会や磯ノ浦観光協会などと共同で、加太線活性化の取り組みとして始まった、「加太さかな線プロジェクト」。その一環として、2016年に“めでたいでんしゃ”の第1編成(ピンク色・母・さち)が登場してから、現在まで、色合いやデザイン、名前がそれぞれ全く異なる編成として、4編成が運行中の“めでたいでんしゃ”。今回、デビューする第5編成もまた、これまでの4編成とは、色合いやデザイン、名前が全く異なります。

加太駅にて、第1編成、ピンク色・母・さち
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和歌山市駅にて、第2編成、水色・父・かい
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和歌山市駅にて、第3編成、赤色・子ども・なな
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和歌山市駅にて、第4編成、黒色・さちの兄・かしら
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個人的には、以前和歌山市に住んでいて、磯ノ浦海水浴場には自転車で20分程度で行ける範囲だったこともあり、加太線は馴染み深い路線でもあります。この「加太さかな線プロジェクト」が始まる前は、同じ和歌山市内で、南海の路線を継承した、和歌山電鐵貴志川線では三毛猫のたま駅長が大ブームとなり、たま電車が走り出すなど、多くの観光客でにぎわう一方、加太線では特に何も手が入れられることなく、利用者は年々減少傾向で、次は加太線が廃線になるのでは、と言う噂もあったほどです。

そう言った状況に、地元が危機感を抱き、南海と共同で「加太さかな線プロジェクト」を始め、その一環として“めでたいでんしゃ”が運行を開始したり、加太駅や磯ノ浦駅などの駅舎も改装リニューアルされるなど、近年は利用者を増やす取り組みが続いているところです。

加太線の魅力は、何と言っても海でしょう。大阪市内から1時間程度の近さで、”関西の湘南”とも呼ばれ、関西におけるサーフィンのメッカとも言える磯ノ浦海水浴場のほか、加太には夕日の絶景が見られる、加太海水浴場があり、夏を中心に賑わいを見せます。他にも、加太には鯛料理・しらす丼、ひな流しで有名な淡島神社、船を使えば手つかずの無人島・友が島へも渡れるなど、多くの見どころがあるエリアです。

関西のサーフィンのメッカ、磯ノ浦海水浴場
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加太海水浴場
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淡島神社の鳥居
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今回、第5編成の“めでたいでんしゃ”も、ちょうどその夏の時期に合わせてのデビューとなり、多くの海水浴客などに注目される存在になれば、と言うところです。

 

さて、これまで“めでたいでんしゃ”は、7100系を改造して運行中ですが、今回はじめて2000系を改造して使用することになりました。これは加太線を含めた、南海のワンマン運転する支線の車両を2000系に統一する方向であり、今後加太線も順次2000系への置き換えが進むのでは、と言うところです。実際に多奈川線や高師浜線では2000系が既に運用に入っています(下記の過去のリリースにて記載あり)。
鉄道線旅客運賃の変更認可申請を行いました


2000系は、1990年から高野線で、山間部を走る橋本以南と、平坦区間の橋本以北を直通運転することを目的の車両ですが、近年は難波~高野山(極楽橋)直通運転の急行が縮小となり、両数を持て余し気味で、一部は南海本線の普通でも活躍していますが、17m2ドア車と言うこともあり、20m4ドア車が多く走る南海本線や高野線橋本以北では使い勝手が良くない点が否めず、今後ホームドアへの対応を考えると、明らかに障壁になることは間違いありません。

また、これまでの“めでたいでんしゃ”や南海本線の7100系、支線用の2200系も40年超えの選手となり、老朽車両の取り替えも避けられません。これらの置き換えと、ホームドアへの対応に8300系で置き換えを進め、2ドアの2000系はワンマン化改造をした上で、支線用へと回ることになります。7100系の”めでたいでんしゃ”も置き換えの可能性が十分あり得ます。

りんくうタウンへ&MOBラピートを見る

4/10、和歌山市に行ったあとは、大阪府泉佐野市のりんくうタウンに立ち寄りました。

参考:和歌山城で桜見物


個人的には過去に和歌山市や、南海本線沿線・阪和線沿線に住んでいたこともあり、このりんくうタウンにもよく足を運んでいたことがあり、思い入れのある場所ですが、今回は久しぶりに行ってみました。

関西空港から連絡橋を渡った対岸に位置する場所であり、関西空港開港に合わせて開発が進んだ地域でもあります。JR・南海のりんくうタウン駅を降りてすぐの場所です。
アメリカ南部の港町・チャールストンをイメージして造られた、”りんくうプレミアムアウトレット”に、観覧車などがある”りんくうプレジャータウンSEACLE”などの大型商業施設の他、白い玉石と青い海が見られるマーブルビーチと呼ばれる公園などがあります。





りんくうプレミアムアウトレットやマーブルビーチからは、関西空港を離発着する飛行機を望める他、夕暮れ時には夕日の絶景を見ることができる場所です。

この時は天気も良好で、夕日を見ることができました。
マーブルビーチから関西空港島と、夕日を望む
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関西空港島と夕日にズームイン
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夜のりんくうアウトレットと観覧車
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そして、夕日を見た後には、銭湯・岩塩りんくうの湯に入ってから帰ることにしました。
岩塩りんくうの湯の入口
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この銭湯、関西空港内に銭湯がないこともあり、関西空港から一番近い銭湯と言え、旅行の際には、関西空港からの飛行機に乗る前、降りた後にも使うのに便利であり、ここの銭湯で疲れをとってから、と言った使い方もできる銭湯です。


さて、話は前後しますが、りんくうタウン駅に着くと、南海の特急”ラピート”に、南海と姉妹協定を締結している、スイスのモントルー・オーベルラン・ベルノワ鉄道(MOB)のラッピング車両・MOBラピートに遭遇しました。スイスには以前に行ったことがあり、近くのレマン湖やジュネーブまでは行ったことがありますが、この鉄道はまだ乗ったことがありません。ゴールデンパスラインと呼ばれ、スイスでも屈指の絶景ルートを走る路線とのことで、いつか乗ってみることができれば、と思ったところです。
スイスの姉妹鉄道「モントルー・オーベルラン・ベルノワ鉄道」とコラボした、 特急ラピート ラッピング列車を運行します!
上記リリースより、MOBラピートのイメージ画像と、ゴールパス・エクスプレス

スクリーンショット 2024-04-23 014833

参考

スイス 三大観光特急の一つ「ゴールデンパスライン」を運行する モントルー・オーベルラン・ベルノワ鉄道との 姉妹鉄道協定締結について

りんくうタウン駅にて、MOBラピートの前面
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MOBラピートの側面
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  • 早朝の朝一番に新登場、京都始発”のぞみ548号”に乗車。新横浜には7時台に到着、首都圏へ11分早く到着することが可能に。
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