2025年もあと少し。
個人的には、2025年は何といっても、EXPO2025大阪・関西万博なしでは語ることができない、そんな年になりました。例年であれば、国内各地を旅したり、最低でも年に1回は海外にも行くほどですが、今年は万博最優先となり、時間があれば、とにかく万博へ行くと言う、スケジュールを組んでいたほどであり、遠くても東京か福岡までしか行ってないほどです。
4月の開幕3日後に初入場して以来、通期パスで何度も入場し、最終的には閉幕までに合計33回入場。本当に夢のようで楽しくて、熱い半年間でした。
当ブログでも、万博のことに関しては、交通手段やパビリオンをはじめ、随時取り上げてきましたが、2025年の締めくくり、と言うことで、改めて万博を振り返ることにし、記録とレガシーとして残したいと思います。
今回は大屋根リングについて。
万博のシンボルとも言える、大屋根リングとミャクミャク
EXPO WASSE付近から、4月の開幕3日目に初来場した際に撮影。このように4月は空いていた。
建築家の藤本氏が設計し、会場内を壮大にぐるっと一周するように建設された、世界最大級の木造建築であり、ギネス記録にも認定されました。あの清水寺の本堂、清水の舞台と全く同じ設計です。
「多様でありながら、ひとつ」、コロナ禍や紛争で分断が進む世界をひとつに繋ぎ合わせると言う、会場の理念を象徴するものであります。
一周の全長は2025年と言うことで、まさに2025mとなっています。世間では一周約2kmと言われてきましたが、正確には2025mです。
初入場して、実際に生で見た際には、圧巻の一言でした。
海外パビリオンに関しては、すべてこのリングの内側に配置されていて、時には雨風や日差しを遮る役割も担っていました。
リング上からは、大阪の都心部や大阪湾、神戸、六甲山、明石海峡大橋、淡路島など、関西各地を見渡せた他、夕日や夜景の絶景を見ることができたポイントでもあり、特に会期終盤はその光景を見ようと、かなりの人となっていました。
公式キャラクター・ミャクミャクと並んで、今回の万博のシンボルとも言えるでしょう。以下、写真を用いながら、取り上げます。
まずは昼間の光景から
レイガーデンの屋上から望む①
レイガーデンの屋上から望む②
西ゲートへ向かうバスの車内から、手前には例のトイレも
ウォータープラザを望む、奥には南港のWTCコスモタワーも。
IRの建設現場を望む。会期が進むにつれて、クレーンが増え、工事が進んでいる状況を見ることができた。このIRが開業するまでの数年間は、夢洲は閑古鳥が鳴く状況に?
イタリア・パビリオンの屋上から
一部には花壇も。4月にはネモフィラも見ることができた。
東ゲートを入ってすぐ、大屋根リングとミャクミャク
ギネス世界記録認定証
ウォータープラザにて。EXPO2025のサインとともに。
水面に映える、逆さリング
大屋根リングの下へ。雨風や日差しを遮るスポットの他、休憩所、パビリオンの待機場所としても使われる。4・5月は会期終盤では考えられないほど、とにかく空いていた。
続いては夕暮れ時、ここからの夕日の絶景は見事の一言でした。
フランス・アメリカ・フィリピン・マレーシアのパビリオンを望む。ちょうどここは、芝生でゆっくりと寛ぐこともできた。
ウォータープラザから望む夕日。会期終盤にもなると、リング上はかなりの混雑に。
リング上からウォータープラザと夕日を望む。4・5月であれば、このように空いていた。
夕暮れ時の大阪湾や神戸、六甲山、明石海峡大橋などの光景とともに。手前はPASONAと吉本のパビリオン。
夕暮れ時の明石海峡大橋にズームイン
次は夜の光景。ライトアップした夜は、昼間とはまた違った一面を見せてくれていて、夜の光景も個人的には結構お気に入りでした。
吉本パビリオン付近から
大阪ヘルスケアパビリオン付近から
オランダ・パビリオン付近から
ウォータープラザから、もうすぐ水上ショーが始まることもあり、青くライトアップ。
リング上から水上ショーを望む。ウォータープラザから見るのが正面なので、ここは裏側になる。
大阪湾や神戸、六甲山の夜景を望む
ライトアップされた明石海峡大橋へズームイン
東ゲートを入ってすぐ、ミャクミャクとともに
満月の日に、ウォータープラザを望む。奥には大阪都心部のビルなども。
ベルギー・パビリオン付近から。会期終盤は上るにも一苦労。時には入場制限も。
パビリオンの夜のライトアップを望む。奥には大阪都心部のビルなども。右はベルギー・パビリオン。
エレベーター、エスカレーター、階段で上り下りが可能。4・5月ならエレベーターも待つことがないほど空いていたが、会期終盤はエレベーターも長い行列に。
会期が終了後も、夢洲に足を運んだ際や、南港ATCのエキスポット見学のイベントなどで見物しましたので、この際に記録したものも紹介します。もう12月になって解体が始まり、このような光景も見られません。
夕暮れ時の夢洲駅から。解体や撤去作業の出入りはあったが、会期中の人込みが嘘のように閑散とした光景に。それでもザっと30人ほどの見物者が。ライトアップも11月で終了。
南港ATCのエキスポットから望む。見学イベントに参加しないと見ることができない。
夜のライトアップ
この大屋根リング、半年間の会期のためだけで使用することを前提に設計されたこともあり、維持費などの面で保存は難しく、閉幕後はすべて取り壊される予定でしたが、せっかくギネス記録にも認定され、あの壮大なものを取り壊すのはもったいないと、その声に待ったがかかり、様々な議論が行われました。
結果的には、東ゲートがあった場所から近い、北東部分の大阪ヘルスケアパビリオン付近にある、約200mだけ保存が決まりました。全体の約1/10に過ぎません。その他の部分は残念ながら取り壊されることになりました。すでに12月から解体が始まっています。
個人的には、長期利用を前提とした設計で、閉幕後も保存したまま、次の跡地再開発の際に使えれば良かったところですが、当初は建設費高騰などがオールドメディアを中心に叩かれ、半年間の会期のためだけの設計となってしまったことが残念なことでしょうか。取り壊された木材は、2027年の横浜園芸博(GREEN×EXPO)や能登半島地震での住宅再建などで再利用されることが決まっていますが、やはり一周つながっていてこそのリングだと思います。可能であれば、跡地再開発の際に、長期利用を前提とした上で、復元してほしいと感じるところであります。
早いもので、万博が閉幕してから約2カ月以上経ちましたが、閉幕した頃はまだまだ暑く、半袖で過ごしていたのに、過ごしやすい秋が短く、一気に真冬の寒さとなり、季節の移り変わりも感じます。
よくネット上などでは、「熱中症が心配な暑い夏ではなく、冬にやれば良かったのに」、と言った声を聞きますが、個人的には万博がなくても、インテックス大阪や南港ATCをはじめ、ベイエリアには時々行くことがある者からすると、冬のベイエリアは海からの風が強く、とにかく半端なく寒いの一言であり、正直こんな寒さの中、外でパビリオンの入場待ちの列には並びたくはなく、さらにトイレ問題も付いてくることを考えたら、冬にやらなかったのは正解だと感じます。この大屋根リングも、4・5月の春先に行った際には、夜は海からの風で寒かったですが、これも今となっては少し懐かしくも感じます。
そして、夏は暑いと言っても、海に面したベイエリアと言う立地を考えたら、まだ海からの風があり、若干は暑さが抑えられたと言う面もありました。ただ、冬は冬で、クリスマスの万博、会場内のイルミネーションやクリスマスツリーなども見てみたかったところはあります。
以上、大屋根リングに関する振り返りでした。
引き続き順次、万博の振り返りの記事を取り上げる予定です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。









































































