ブログ記事、随時更新中。日本・関西地区を拠点に活動。これまで世界16か国を訪問。交通やまちづくりに関する研究も活かし、主に世界&日本の旅や交通、まちづくり、バリアフリー等に関する情報を中心に、時には楽しく役立つ記事を、時には将来像や社会提言などを発する記事など、様々な情報を発信。時々、他のことを発信することもあり。コメントやご意見はご自由にどうぞ(誹謗中傷は絶対にお止めください)。

鉄道ダイヤ等

近鉄:2026年春のダイヤ変更。大阪線は五位堂に特急停車の一方で、随分大なたを振るうものに。メリットとデメリットは?

近鉄:2026年春のダイヤ変更。
近鉄:2026年3月14日(土)ダイヤ変更について

近鉄特急。一部が五位堂停車や、天理⇒大阪難波直通などが実現。
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今回大なたが振るわれることになった、大阪線急行。
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ラッシュ時間帯を中心に、新たに一部の特急停車駅となる五位堂駅
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2026年春、近鉄ダイヤ変更の主な内容
ダイヤ変更日:2026年3月14日(土)

◎大阪線
・昼間時間帯に区間急行を新設。急行停車駅に八尾市内3駅(八尾・河内山本・高安)を追加。⇒急行と準急を統合した形に?
区間急行停車駅:大阪上本町・鶴橋・八尾・河内山本・高安・河内国分・五位堂・大和高田・大和八木・桜井、桜井以東の各駅
・ダイヤパターンを大幅に見直し。河内国分と大和八木で区間急行と普通が連絡するダイヤに。
・日中の運転本数
 区間急行(大阪上本町~榛原):2本/h、区間急行(大阪上本町~名張or青山町)2本/h、普通(大阪上本町~大和朝倉)4本/h
 急行(名張~伊勢中川):平日2時間に1本、土休日1本/h、普通(名張~伊勢中川):平日1本/h、普通(東青山~伊勢中川):土休日1本/h
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▲大阪線、日中ダイヤの例(上記リリースより)

◎朝夕時間帯に、一部の特急が五位堂に停車⇒ラッシュ時間帯の着席通勤向け?
◎朝ラッシュ時間帯に天理⇒大阪難波直通の特急を新設、近鉄郡山駅に停車⇒天理~大阪の通勤・通学需要が多ければ、今後の増発もあり?
◎大阪難波・京都~近鉄奈良で特急を増発
◎土休日は名古屋20:25発大阪難波行き、特急”ひのとり”を増発
◎京都・橿原線:橿原神宮前6時43分発大和西大寺行き急行を、橿原神宮前6時42分発京都行き急行に変更。 新田辺7時40分発京都行き準急の運転を取り止め。
◎信貴線は毎時2本に減便

など 

このほか、ご利用状況などに応じて列車の運転本数、運転区間、列車種別、発着時刻などを見直し。記載の時刻等は現時点のものであり、変更する場合があり。
個人的には、今は京都線を利用することが多いのですが、昨年・一昨年はコロナ禍からの回復で、どの駅でも最低毎時4本に増発と言った、変更が行われたので、京都線に関しては今回は小規模な変更だったと言えるでしょう。また、早朝に京都始発の東海道新幹線”のぞみ”が運転されることが決まっていますが、特に接続などは変更なさそうです。詳しい時刻表が公表されたら、変化などを見たいところです。




そして、一番大きな変化は、やはり大阪線でしょう。個人的には時々、八尾や東大阪に行くことがあり、大阪線に乗ることはありますが、今回の変更は結構衝撃です。以下、メリット・デメリットをまとめてみました。
近鉄大阪線のダイヤ変更、メリットとデメリット

メリット
◎急行と準急を統合した区間急行と、普通をそれぞれ15分間隔の運転で、わかりやすいダイヤに。区間急行と普通の連絡駅も河内国分と大和八木に固定し、わかりやすく。
◎大阪市内~大阪府内の準急・区間急行停車駅(布施・八尾・河内山本・高安・河内国分)へは、乗車チャンスが毎時8本に拡大。
◎大阪市内~奈良県内・奈良盆地内の主要駅(五位堂・大和八木等)への速達列車の乗車チャンスは毎時4本へ拡大。
◎八尾市内3駅(八尾・河内山本・高安)から奈良県内・奈良盆地内の主要駅に行きやすくなる。
◎榛原以西の奈良県内・奈良盆地内の各駅は最低でも毎時4本に増便。



デメリット
◎長年、急行は奈良県・三重県方面への速達輸送、準急が大阪府内の主要駅向け、と言う遠近分離が崩れ、前者にとっては速達性低下や混雑率上昇に?
◎長瀬等、東大阪市内をはじめとした、大阪側の普通しか停車しない駅は毎時4本に減便。近畿大学等の通学輸送が不便になる?
◎榛原以東の名張・伊賀方面はかなりの減便となり、もはや大阪の通勤圏ではない?
◎青山峠を越えて、伊勢方面へ直通する急行がなくなり、名張or青山町で分離。特急以外で伊勢・名古屋方面へ行くには、名張or青山町で乗り換えが必須に。都心から50km離れると、利用状況が変化することはおかしい話ではなく、東武日光線が南栗橋で分離するパターンと同じ?
一番メリットが大きいのは、やはり準急停車駅となっている八尾市内3駅(八尾・河内山本・高安)でしょうか。大阪市内から行く場合は、特急以外ならどれに乗ってもよく、乗車チャンスは毎時8本に拡大、また奈良県内・奈良盆地内の主要駅(五位堂・大和八木等)にも行きやすくなりますので。
東大阪市内をはじめ、大阪側の普通しか停車しない駅(長瀬等)は毎時4本に減便となり、デメリットが多いと言えます。長瀬に関しては、近畿大学の最寄り駅で、各駅停車しか停車しない駅ながら、利用者数の多い駅ですが、上記の時刻表の例を見ると、通学客の多い時間帯は普通が多くなっているので、これでカバーすると言うことでしょうか。

奈良県内の奈良盆地内(榛原以西)に関しては、現状の急行停車駅(五位堂・大和高田・大和八木・桜井)は、大阪市内への速達列車の乗車チャンスが毎時4本に拡大、どの駅でも最低毎時4本に拡大するメリットがある一方で、八尾市内3駅に連続停車することで速達性は損なわれ、混雑率上昇と言うデメリットが生じます。ここは停車駅増の一方で、本数は増えて、待ち時間は減少し、全体的な所要時間はさほど変化なし、せめて両数が全て6両編成になれば、問題ないと判断されたのでしょうか。

奈良盆地が尽きて、山間部へと入り、奈良・三重県境を越える、榛原以東に関しては、かなりの大なたが振るわれたと言えるでしょう。元々、同じ三重県内でも青山峠より西の伊賀・名張は、大阪寄りの場所で、流れる川も淀川水系の木津川であり、また桔梗が丘などは大阪のベッドタウンとして開発された点もあります。そのこともあり、近鉄の管轄も青山峠を境に大阪管轄と名古屋管轄に別れているところがあります。しかし、近年は利用者数が大幅に減少し、もはや大阪の通勤圏とは言えなくなっている実態があると言えます。もし、青山峠が県境になっていて、伊賀・名張が奈良県または滋賀県であれば、まだ京阪神への通勤圏となっていて、状況が違った可能性はあったと言えます。
そして、大阪~名張は約60kmですが、これは大阪~加古川や大阪~草津とほぼ同距離ですが、加古川は途中に神戸が、草津は途中に京都があり、両者とも国土軸のルート上に位置していて、大きく発展している一方で、名張に関しては途中の橿原や大和高田等が京都・神戸のような規模の都市ではなく、さらに桜井以東は山間部に入り、国土軸からも外れていると言う点も明暗を分けたと言えるでしょう。
また今回、名張or青山町で運転系統を分離し、青山峠を越えて、伊勢方面へ直通する急行が大幅削減となりましたが、大阪~名張は約60kmあるので、これだけでも他の私鉄より十分距離は長く、都心からこれだけ離れると利用状況が大きく変化することは、特におかしくはありません。似た例として、東武日光線が都心から約50kmの南栗橋で、都心方面と北関東方面の運転系統を分離させたのと、ほぼ同じでしょう。東武日光線南栗橋と同じく、この名張or青山町での分離は何となく予想していたことではありましたが、当ブログでも取り上げた、今年の正月に伊勢神宮の初詣帰りに、大阪線急行を乗り通してきたところなので、まさかここまで大なたが振るわれるとは、全く想像しませんでした。

これを見ると、同じ私鉄でも都心から約50km離れた、海老名・本厚木・藤沢等の利用者数が10万人超える小田急が、かなり特殊と言えます。ここはやはり、横浜の存在でしょうか(これら3駅は横浜の外縁部で人口が多く、厚木・伊勢原等から海老名で相鉄に乗り換えて、横浜への通勤通学の流れも多い)。


そして、特急に関しては、五位堂に一部停車、天理から大阪直通、その他増発などが実現します。
五位堂停車に関しては、11月に既に公表されていたものですが、大阪線沿線でも香芝市は人口増となっていて、大阪市内からの距離を見ても、着席通勤が見込まれ、予想通り、ラッシュ時間帯の着席需要に特化した停車となっています。さすがに、伊勢・名古屋方面への長距離向けまで停車させると、速達性が損なわれることになるので、ここは見送られたと言えます。
近鉄&香芝市:近鉄大阪線五位堂駅の一部特急列車の停車駅への追加及び これに関する近畿日本鉄道株式会社と香芝市との連携等について

天理から大阪直通となると、天理教の臨時列車ではよくありますが、定期となると初めてでしょう。天理から大阪へ行くとなると、この天理教の臨時列車がなければ、直通で行くことはできないので、今後大阪への直通利用が多ければ、さらに拡大、また天理教の臨時列車の定期化などもあり得るでしょうか。


最後に、近鉄は中期経営計画では、インバウンドの取り込み拡大や、沿線外からの観光客誘致などを掲げているので、今回はそれに即して、特急は増発などが行われた一方で、通勤通学客が減少している、特に大阪線ではかなりの大なたが振るわれる変更と言えるでしょう。

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。

2025~2026、大晦日の終夜運転・延長運転。時代の変化などもあり、削減傾向が止まらない?今回の実施状況と、初詣のスポットなどを紹介。

2025年もあと少し。
今回は2025~2026年の大晦日~元旦早朝に、各社の年越し時の終夜運転、延長運転の実施状況、さらに主な初詣のスポットなどについて、取り上げることにします。初詣やカウントダウンイベント、初日の出などへ行かれる際に、ぜひ参考にしていただきたいところです。
ただ、昨今は時代の変化などもあり、年越しの風物詩とも言える、終夜運転や延長運転は、やはり削減傾向は止まりません

近鉄・大阪難波駅、今回の終夜運転の時刻表。伊勢神宮方面への特急もあり。ただ、削減傾向は止まらない。
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京阪8000系の大晦日終夜運転のヘッドマーク
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京阪・樟葉駅、大晦日ダイヤと正月ダイヤの時刻表。こちらも以前と比べて、削減傾向。
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2025年は年が明けて、すぐに伏見稲荷に初詣へ
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最初は今回の終夜運転・延長運転の実施状況。まずは私がよく利用する、関西・京阪神エリアから。 
※斜字は沿線にある、主な初詣・初日の出・カウントダウンなどのスポットです。

関西・京阪神エリア
◆終夜運転を実施
◎京阪(京阪線系統:京阪本線、中之島線、宇治線、交野線等) 
※京阪線系統は正月3が日、正月特別ダイヤで運転(京阪本線は基本的に特急・急行・普通を毎時4本ずつ運転、さらに快速特急洛楽も運転)
伏見稲荷、八坂神社、下鴨神社、御香宮神社、石清水八幡宮、成田山不動尊など

京阪:~大晦日の終夜運転を実施!プレミアムカーを年越し運行します~ 年末年始の列車運転について

◎近鉄(一部を除く。南大阪線・けいはんな線等は概ね2~3時頃まで。伊勢神宮向けに特急も終夜運転、特急”ひのとり”が大阪・名古屋から伊勢方面へ。)
伊勢神宮、橿原神宮、春日大社、石切神社、生國魂神社、大神神社など
近鉄:年末から年始にかけて、臨時列車および運転区間延長列車を運転 ~今年も大阪・名古屋から伊勢方面に「ひのとり」の臨時特急列車が走ります~

◆延長運転を実施
◎JR西日本・京阪神エリア(大阪環状線、ゆめ咲線、万葉まほろば線のみ)
※今回から大幅に縮小。京都線・神戸線・奈良線・大和路線・東西線・学研都市線などが対象外に。
※1/1~4は稲荷駅に快速が臨時停車(JRおでかけネット、稲荷駅時刻表より)
伏見稲荷、大阪天満宮、生田神社、春日大社、大神神社、USJなど
JR西日本:大晦日 臨時列車運転のお知らせ

◆延長運転、終夜運転ともに実施しない(基本的に通常の土休日ダイヤ)
◎南海(今回から完全に実施しない) 住吉大社、今宮戎神社など
※1/1~4は住吉大社駅に空港急行・区間急行が臨時停車
◎阪急 清荒神、生田神社、八坂神社、門徒厄神など
◎阪神 西宮神社、生田神社など
◎京阪(大津線系統) 近江神宮、日吉大社、三井寺、石山寺など
◎大阪メトロ 大阪天満宮、今宮戎神社、生國魂神社など
◎京都市交通局 八坂神社、平安神宮、上賀茂神社など
◎神戸市交通局 生田神社、湊川神社など
など
南海:初詣は南海電車で住吉大社へ!年末年始ダイヤ&ポイントキャンペーン
阪急:年末年始の運行ダイヤについて
阪神:年末年始のダイヤについて
大阪メトロ:年末年始の運行ダイヤのお知らせ【地下鉄/ニュートラム/いまざとライナー(BRT)/バス/オンデマンドバス】
京都市交通局:年末年始における市バス・地下鉄の運行ダイヤ
神戸市交通局:年末・年始期間ダイヤのお知らせ

続いては、関東・首都圏エリア、中京エリア、九州エリアなど、その他のエリアも見て行きます。
関東・首都圏エリア
◆終夜運転を実施
◎JR東日本首都圏エリア(山手線・京浜東北線・中央線・横須賀線・総武線・成田線等)

明治神宮、鎌倉鶴岡八幡宮、成田山新勝寺、高尾山薬王院、大宮氷川神社、犬吠埼など
※初日の出向けの臨時列車も運転
JR東日本:冬の臨時列車の運転について

◎京王(新宿~高尾山口) 
高尾山薬王院、高幡不動尊、深大寺など
※座席指定の京王ライナー迎春号も運転
京王:大晦日に京王線新宿~高尾山口間で終夜運転を実施します ~臨時座席指定列車「京王ライナー迎春号」を計4本運行~

◎京成(上野~成田、押上~金町) 
成田山新勝寺、柴又帝釈天など
※成田山開運号(シティライナー)も運転
京成:2026年も京成電車に乗って初詣に出かけよう! 初詣に便利な京成の年末年始臨時ダイヤ

◎多摩モノレール 
高幡不動尊など
多摩モノレール:終夜運転及び年末年始のダイヤのご案内


◆延長運転を実施
◎東急
祐天寺、蛇窪神社、池上本門寺など
※東横線・田園都市線で渋谷発をそれぞれ1本のみ) 
東急:年末年始の運転ダイヤおよび大みそかの臨時列車運転のお知らせ ~東急線全線は2025年12月30日(火)~2026年1月4日(日)まで土休日ダイヤで運転します~

◎京急
 
川崎大師、よこすかカウントダウンなど
※京急は始発繰り上げも実施。大師線は正月臨時ダイヤで運転。
京急:川崎大師ご参詣のため、大師線は臨時ダイヤで運行します! 年末年始の特別ダイヤについて

◆延長運転、終夜運転ともに実施しない(基本的に通常の土休日ダイヤ)
◎東京メトロ 明治神宮、浅草寺など
◎都営地下鉄 浅草寺など
◎小田急 明治神宮、大山阿夫利神社、江の島など
※元日早朝に江の島での初日の出向けの臨時列車を運転
◎東武 浅草寺、西新井大師、大宮氷川神社、日光東照宮、佐野厄除け大師、川越氷川神社など
※正月3が日、大師線で臨時ダイヤ
◎西武 川越氷川神社、秩父神社など
◎相鉄 
◎横浜市交通局
東京メトロ:年末年始の列車運行について
東京都交通局:都営地下鉄、日暮里・舎人ライナー及び東京さくらトラム(都電荒川線)の年末年始の運行について
小田急:年末年始の運転ダイヤと臨時列車の運転について
東武:年末年始の列車運行に関するお知らせ
西武:年末年始の運転ダイヤについて
相鉄:年末年始における相鉄線の列車運行に関するお知らせ
横浜市交通局:年末年始期間等における市営バス・市営地下鉄の運行について
中京エリア
◆終夜運転実施:近鉄、名古屋市営地下鉄(上飯田線を除く)
熱田神宮、大須観音、伊勢神宮など
名古屋市交通局:年末年始の市バス・地下鉄の運行および業務のご案内
※近鉄は上記の関西・京阪神エリアを参照

◆延長運転、終夜運転ともに実施しない(基本的に通常の土休日ダイヤ):JR東海、名鉄
熱田神宮、豊川稲荷、国府宮神社など
九州・福岡エリア
◆終夜運転実施:西鉄(天神大牟田線、大宰府線)
太宰府天満宮など
西鉄:~2026年の初詣は、渋滞知らずの西鉄電車で~ 天神大牟田線各駅~太宰府駅間の臨時電車を運行します
西鉄:年末年始のお知らせ(西鉄電車)
※西鉄は大宰府への初詣向けに、正月は臨時列車も運転

◆延長運転を実施:福岡地下鉄、JR九州(門司港&ハウステンボスでのカウントダウンイベント向けに臨時列車)
JR九州:門司港レトロ「KANMON KANPAI」イベントに合わせて 深夜の 臨時列車を 運転 ~ 0時55分 と 2時20分 の 2本 で 新年のお帰りをサポート ~ 
JR九州:「ハウステンボス カウントダウン花火」に合わせて 臨 時 列 車を 運転!
福岡地下鉄:「年越し参り」は地下鉄でどうぞ!◆年越し臨時列車を30本運行します◆
筥崎宮、櫛田神社、門司港、ハウステンボスなど
その他
◎JR西日本、岡山・広島
最上稲荷や宮島への初詣向けに元旦未明に臨時列車運転
JR西日本:2026年初詣臨時列車の運転について(広島・岡山エリア)
最上稲荷妙教寺、宮島厳島神社など

◎JR四国
金刀比羅宮や薬王寺への初詣向けに臨時列車運転(金刀比羅宮向けは大晦日深夜~元旦早朝に運転)
JR四国:冬の臨時列車運転のお知らせ
金刀比羅宮、薬王寺など
通常、鉄道と言えばメンテナンスなどを考慮して、深夜の運行が行われないことが基本となっていますが(世界を見れば、ニューヨーク地下鉄のように24時間運行が行われているところもありますが)、大晦日の年越しに関しては例外。初詣やカウントダウンイベントなど、夜通し利用が見込めることから、終夜運転や延長運転が行われることが多くなっています。
ただ、近年は時代の変化などもあり、大晦日~元旦早朝の風物詩とも言える、終夜運転や延長運転は削減傾向となり、コロナ禍によりさらにその流れは加速していると言えます。


関西・京阪神エリアに関しては、沿線に初詣スポットが数多くあることから、以前は終夜運転に積極的な社局が多かったですが、コロナ禍を機に、大阪メトロ・阪急・阪神などは終夜運転も延長運転も実施しなくなりました。
JR西日本の京阪神エリアに関しても、近年は概ね2~3時以降の利用が少なくなる状況を考慮して、終夜運転ではなく、3時頃までの延長運転に切り替わっていましたが、その延長運転も大阪環状線・ゆめ咲線・万葉まほろば線のみに大幅に削減。伏見稲荷などがある奈良線、春日大社などがある大和路線の他、利用者の多い京都線・神戸線ですらも、今回は延長運転すらも実施されないことになり、かなりの削減です。特に、今回からは阪神間や神戸市内、兵庫県内で延長運転や終夜運転を行なう路線が全くなし、と言う状況になり、生田神社への年越しの初詣やポートタワーでのカウントダウンなどへ、公共交通で行くことが実質不可能となります。
京阪神の主要路線では大幅に削減された一方で、万葉まほろば線だけは継続、さらに同じJR西日本でも、岡山・広島の最上稲荷や宮島への初詣向けの深夜の臨時列車は今回も継続となり、これもまた不思議に思えます。
また、南海に関しても、近年は住吉大社の初詣客向けに、南海本線の難波寄りのみ延長運転が行われていましたが、今回からは延長運転も行われないことになり、年越しの住吉大社への初詣に、公共交通で行くことはほぼ難しくなりました。ただ、深夜の関西空港到着便の利用者向けに、通常時の南海本線難波方面の終電は遅いことから、年越し時に行って、すぐに難波へ戻るのであれば、何とか可能とは言えますが、今回から延長運転が行われない点は要注意でしょう(難波行き終電・住吉大社0:48発)。

京阪と近鉄のみ、今回も引き続き終夜運転が行われます。
近鉄に関しては、春日大社、橿原神宮、伊勢神宮など、沿線に初詣スポットが数多くあることから、以前から終夜運転に関しては積極的であり、今回も伊勢神宮への初詣客向けに特急の終夜運転も行われますが、以前と比べると削減傾向は止まりません。特に、南大阪線・けいはんな線などに関しては、概ね2~3時台までの延長運転に変わっています。
また、京阪に関しては、伏見稲荷、石清水八幡宮、八坂神社、成田山等、沿線に初詣スポットが多く、以前から終夜運転には積極的で、さらに伏見稲荷等への初詣客を捌くため、正月は他社とは異なり、特別ダイヤで運転するほどの力の入れようですが、以前と比べると削減傾向であることには変わりません。これら両社とて、時代の変化などもあり、次回以降も継続されるとは限りません。



関東・首都圏に関しては、関西に比べると、沿線に初詣スポットが少ない、西武などは以前から消極的でしたが、コロナ禍を機に削減傾向が加速。東京メトロや都営地下鉄、小田急、東武などが終夜運転も延長運転も実施しなくなり、さらに川崎大師などがある京急ですら、終夜運転も実施されなくなりました。
今回、終夜運転が行われるのは、高尾山などがある京王、成田山などがある京成、そして山手線・京浜東北線・中央線・総武線などのJR東日本首都圏エリア(明治神宮、鎌倉、成田山などへの初詣客向け)と、多摩モノレールのみとなりました。JR東日本首都圏エリアに関しても、近年は常磐線が対象外、また京王に関しても相模原線や京王八王子、井の頭線は対象外になるなど、やはり削減傾向は止まりません。
そして、多摩モノレールは全線終夜運転実施と、頑張っている印象があります。沿線の初詣スポットは、同じく終夜運転が行われる京王線との乗り換え駅・高幡不動駅近くにある、高幡不動尊の存在は大きいのでしょうか。

地下鉄に関しては、関西・京阪神エリア、関東・首都圏エリアともに、終夜運転も延長運転も全く実施しない一方で、名古屋地下鉄だけが唯一終夜運転、福岡地下鉄は2時頃まで延長運転が実施されます。

その他のエリアを見ても、福岡の大宰府、香川の金刀比羅宮、広島の宮島など、沿線に初詣の有名スポットがあり、初詣の参拝客数が多いところは、やはり終夜運転などに積極的であることは変わりません。ただ、これもこれとて、次回以降は続かない可能性も十分あり得る話です。


大晦日の終夜運転が時代の変化などには逆らえず、削減傾向な点は残念なところですが、日頃はなかなか乗ることができない未明の時間帯に初詣などに行ける、年越しの風物詩とも言える、終夜運転はぜひ続いて欲しいところではあります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

2026年春のダイヤ改正:北陸新幹線・北陸エリア。新幹線は所要時間短縮や運転間隔の改善など。並行在来線三セクは地域密着の攻めのダイヤ?

2026年春のダイヤ改正を順次取り上げていますが、京阪神・近畿エリア、東海道山陽新幹線に続いて、今回は北陸新幹線・北陸エリアです。
北陸新幹線や特急列車はもちろんですが、並行在来線三セクも合わせて取り上げます。

北陸新幹線、E7/W7。敦賀駅にて。
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まずは、主な内容と気付いた内容を簡単に。


北陸新幹線・北陸エリア、ダイヤ改正の主な内容
ダイヤ改正日:2026年3月14日
JR西日本(全域版):2026 年3月14日 ダイヤ改正を実施します
JR西日本、北陸新幹線・北陸エリア:2026 年春ダイヤ改正について
JR東日本(全域版):2026年3月 ダイヤ改正について
JR東日本長野支社:2026年3月ダイヤ改正について
ハピラインふくい:2026年春ダイヤ改正について
IRいしかわ鉄道:令和8年春ダイヤ改正について
あいの風とやま鉄道:2026年春ダイヤ改正について

◆北陸新幹線関連
◎所要時間短縮
東京~福井2時間49分、東京~敦賀3時間6分、長野~敦賀1時間46分(最速”かがやき”503号の場合)

⇒敦賀延伸から1年経ち、利用状況などがわかり、ある程度の余裕を持たせていたが、今回その余裕を解消できる目途が立った?
◎最終繰り下げ
東京~福井・敦賀方面の最終”かがやき”517号の東京発を20:00に(現ダイヤでは19:56発)
⇒たかが4分、されど4分。下記の臨時快速廃止により、東京~福井の最終はこの”かがやき”517号一択に。
◎15時台に臨時”かがやき”を設定
⇒日中に”かがやき”の運転がなく、首都圏~北陸の速達性低下、”はくたか”に利用が集中すると言った問題が少しは解消?
◎大阪発19時台に臨時の”サンダーバード”&”つるぎ”を設定
⇒少し間隔が開くところが改善?敦賀乗換が必要になったとは言え、関西~北陸の需要は多いが、北陸の首都圏シフトが進めば、これもいつまで続けられる?
◎富山駅21時台発の臨時”つるぎ”を設定、平日は毎日運転
⇒大阪方面最終連絡となる”つるぎ”発車後、かなり間隔が開くだけに、それが解消?

◆その他、JR在来線
◎北陸線:米原~敦賀の臨時快速列車の運転を終了
⇒敦賀延伸前の特急”しらさぎ”の代替で、下記のハピラインふくいの臨時快速と合わせて運転され、始発・最終の特急”しらさぎ”利用者を救済、米原~敦賀~福井を移動することができたが、2年で廃止。やはり利用状況が良くなかった?
米原~敦賀に関しては、早朝は臨時快速より前に、深夜は臨時快速より後に普通列車を利用することが可能だが・・・。

◎七尾線:朝時間帯の特急「能登かがり火」と「かがやき」が金沢駅で接続、首都圏への所要時間短縮
◎氷見線の夜間工事時間確保のため、夜時間帯の列車本数・列車時刻を見直し
城端線・氷見線鉄道事業再構築実施計画に基づく地上設備改良工事に必要な時間を確保するため、夜時間帯の列車本数・列車時刻を見直し
◎城端線・氷見線鉄道事業再構築実施計画に基づき、城端・氷見線の全駅で交通系ICカー ドが利用可能に

⇒あいの風とやま鉄道移管に向けて、着々と準備が進む?地元自治体に公共交通に関して、熱意を示せば、ここまでJR側の手厚い協力が得られる、良い例に?


並行在来線三セク(ハピラインふくい、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道)
◆ハピラインふくい
◎王子保~武生間で『しきぶ駅』が開業
◎武生商工高校の生徒の通学・帰宅時間に合わせたダイヤを設定
◎夕方の通勤通学時間帯の快速列車を『区間快速列車』に変更し、停車駅を増やすことで、 ご利用者の「乗れる」機会を拡大
◎ご利用状況に合わせて、土休日の列車の運行本数を見直し
◎北陸新幹線の始発・最終との接続に合わせて、早朝・深夜の列車時刻を見直し
◎臨時快速列車の運転を終了

⇒長距離移動が基本的に新幹線に移り、特急列車が廃止になった分、地域密着で快速・普通の本数を増やし、利便性向上を狙っているハピラインふくい。昨年は敦賀~福井の本数を増やしたり、敦賀での新快速の接続改善など、京阪神・中京~福井県嶺北の移動の利便性向上に向けたダイヤを組んでいる中、今回は新駅が開業し、この流れをさらに加速、攻めのダイヤに?
早朝・深夜の特急”しらさぎ”代替の臨時快速は上記のJRと合わせて、終了に。



◆IRいしかわ鉄道
◎金沢駅~大聖寺駅間で上り快速列車を1本増発とし、 快速列車の総本数が、2本から3本へ
⇒昨年は久しぶりの快速も設定。今回さらに増発。より地域密着で、地元利用者の利便性第一のダイヤ?
◎夕方通勤時間帯、15年ぶりに、北陸三県を跨ぐ、福井~富山間直通の普通列車を2本運転(上下各1本)
⇒福井~富山を普通列車で乗り通す、日常的な利用者はほとんどいないと思うが、金沢を跨いで移動する石川県内の利用者の利便性を考えると、福井~富山を直通させることが、ダイヤ上ちょうど良かった?福井県内の駅~富山県内の駅はICカードでは乗り通せないので、この点が問題になる?
◎20時台、21時台の時間帯において、金沢駅~大聖寺駅間で 上り普通列車を各1本増発
◎朝通勤時間帯に大聖寺駅~美川駅間で下り普通列車を1本延長運転。
◎午後時間帯に金沢駅~大聖寺駅間で1往復増発。
◎早朝時間帯に金沢駅~大聖寺駅間で上り普通列車を1本増発


◆あいの風とやま鉄道
◎富山駅~高岡駅間において「14時台~15時台」までの間、列車間隔の平準化 と、準パターンダイヤ化を実施
◎高岡駅~富山駅間での列車間隔の平準化に併せて、列車を増発
◎混雑が見込まれる多客期のほか、土休日にも増車日を拡大

⇒変化はやや少ないが、石川・福井県内と同様、地域密着を第一に、地元利用者がより使いやすいものに?
特急”サンダーバード”、敦賀駅にて
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ここからは、さらに掘り下げて取り上げます。

まず、北陸新幹線関連ですが、全体的には大きな変更は少ない、と言えるでしょうか。
主には、東京~福井・敦賀の所要時間短縮、最終繰り下げ、そして臨時でありながら、現状間隔が大きく開いているところの解消などです。
特に、金沢発福井・敦賀方面で見ると、大阪方面への最終連絡となる20:56発の”つるぎ”49号のあと、21時台が全く本数がなく、そのあとは22時台までないだけに、ここは改善されることになりそうです。
北陸新幹線の場合、東側は東京~大宮で東北新幹線等と線路を共有、西側は敦賀での特急列車との接続で京阪神在来線との兼ね合いなど、結構な制約を抱えているが故に、運転間隔が歪で少し使いづらいところがあると感じます。西側に関しては、大阪延伸が実現すれば解消することであり、さらなる制約を生まないためにも、米原で東海道新幹線に直通するルートではなく、完全な別ルートで大阪へ繋いでこそ意味がある、と改めて感じるところであります。

個人的には、やはり関西~信越方面の利便性を考えても、特に途中通過運転をする、速達”つるぎ”だけでも長野延長はぜひ実現してほしいところでしょうか。現状、特急”サンダーバード”と新幹線”つるぎ”は実質一体の列車とみなして、接続も必ず保証するダイヤとなっていますが、富山以東への移動はほとんど考えられていません。さすがに、”かがやき””はくたか”と接続していたら、東北新幹線等にも影響が及ぶので、難しいでしょう。



続いては在来線関連。
一番大きいのは、2年間運転されてきた臨時快速の終了でしょうか。この臨時快速は北陸新幹線の敦賀延伸に伴い、廃止された特急”しらさぎ”の救済列車として、途中敦賀乗り換えを挟んで、JRとハピライン双方で運転されていて、早朝は福井⇒敦賀⇒米原を、深夜は米原⇒敦賀⇒福井を移動することができましたが、今回で廃止になります。
これにより、東京から福井への最終列車は北陸新幹線の”かがやき”517号一択となります(現ダイヤでは東京20:12発”ひかり”663号の米原乗換で、福井まで行くことが可能)。敦賀に関しては、早朝はこの臨時快速よりも前に、深夜はこの臨時快速よりも後に普通列車があるので、こちらを利用することが可能ですが、利便性が低下することが否めません。個人的には、この臨時快速には乗車したことがありませんが、やはり利用状況があまり良くなかったのでしょうか。

ハピラインふくいの521系
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そして、氷見線・城端線では、あいの風とやま鉄道移管に向けて、全区間で交通系ICカードが利用できるようになるなど、着々と準備が進んでいる様子が見られます。これに関しては、また別の記事で取り上げようと思いますが、地元自治体が熱意を持って、公共交通維持への取り組みを見せれば、JRからもしっかりと協力を得られると言う、良い例を示していると言えます。

あとは、15年ぶりに北陸三県を跨いだ、福井~金沢~富山を直通する普通列車が運転されますが、石川県のIRいしかわ鉄道の車両が使われることでしょう。福井県側のハピラインと、富山県側のあいの風とやま鉄道は、それぞれ金沢までしか乗り入れないので。これに関しては、恐らくですが、石川県内の移動で金沢を跨いで移動する需要が一定数あり、その利便性に配慮した結果、ダイヤ上は福井~富山を直通させる方がちょうど良かった、と言うところでしょうか。普通列車で北陸三県を跨いだ、日常的な移動はほとんどないと思われますが、もしこの北陸三県を跨いで普通列車で移動する場合は、交通系ICカードで乗り通すことができない、と言う問題が生じます。現状、福井県内のハピラインからは石川県内まで、逆に富山県内のあいの風とやま鉄道からは石川県内までしか、交通系ICカードが使えないルールになっていますので。
ハピラインふくいからのICOCA利用可能エリア



整備新幹線開業に伴う、並行在来線の経営分離は、運賃値上げにJRの全国ネットワークからの分離など、何かとデメリットばかりが挙げられますが、北陸三県の三セクに関しては、長距離利用者が新幹線に移行し、特急列車が廃止になったことで、普通列車の本数を増やすことができると言うメリットをしっかりと活かし、地域密着路線で、地元利用者のことを第一に考えた、攻めのダイヤで利便性を高めている点は評価したいところです。
特に、ハピラインふくいに関しては、昨年は敦賀〜福井の普通列車を大幅に増発、さらには敦賀での新快速との接続を改善し、京阪神・中京〜福井県嶺北の移動も意識するなど、地元利用者の利便性を第一に、かなり攻めのダイヤと感じます。


以上、北陸新幹線・北陸エリアのダイヤ改正の話題でした。引き続き、ダイヤ改正の話題を更新してまいります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

2026年春のダイヤ改正:東海道山陽新幹線。ギリギリを攻めたダイヤに?

2026年春のダイヤ改正を順次取り上げていますが、続いては東海道山陽新幹線について。

N700S
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個人的には、一番気になった早朝の京都始発の臨時”のぞみ”については、既に詳しく取り上げていますので、こちらも合わせてご覧ください。


まずは、主な内容と簡単な気付いたことなどから。

東海道山陽新幹線、ダイヤ改正の主な内容
ダイヤ改正日:2026年3月14日
JR東海:2026年3月ダイヤ改正について
JR西日本(全域版):2026 年3月14日 ダイヤ改正を実施します
JR西日本・京阪神・近畿エリア:2026 年 3 月 14 日 ダイヤ改正を実施します
JR西日本・中国(山陽・山陰)エリア:2026年3月14日(土) ダイヤ改正を実施します
JR西日本・山陽新幹線・福岡エリア:2026 年3月14日 ダイヤ改正を実施します


◆”のぞみ”を一部時間帯で毎時13本へ
東名阪の需要の多さは凄まじい。まさにギリギリを攻めたダイヤに?


◆早朝に京都始発の臨時”のぞみ”548号を設定
◆最終列車のあとに、博多発品川行き臨時”のぞみ”206号を運転、品川行きは初めて(博多19:18発⇒新大阪21:45発⇒名古屋22:33発⇒品川23:59着)(九州新幹線”みずほ”610号(熊本18:41発)からも乗換可能)
◆最終列車のあとに、東京発広島行き臨時”のぞみ”号を運転(東京20:09発⇒広島23:59着)
◆名古屋始発の上り「のぞみ」の発車時刻を繰り上げ(名古屋6:28発を定期化)
◆山陽新幹線と直通する「のぞみ」と九州新幹線「さくら」を博多で接続し、中京圏と九州間の利便性を向上
◆東海道・山陽新幹線直通の「のぞみ」から、九州新幹線で増設される博多発 熊本行 の最終臨時「さくら」に博多で乗り換え可能とします。
◆九州新幹線で増設される熊本発 博多行の始発臨時「さくら」から、東海道・山陽新幹線直通の臨時「のぞみ」に博多で乗り換え可能とします。
◆岐阜羽島始発の上り臨時「こだま」を増設(岐阜羽島6:30発)
◆静岡行の上り最終「こだま」を速達化(名古屋発22:21に繰り下げ、静岡着は変更なし)
◆広島発 東京行の臨時「のぞみ」を増設(広島6:15発”のぞみ”110号)
◆夜間に岡山駅での”のぞみ”から”こだま”への乗り換え時間を短縮
◆三原始発列車の時刻を繰り上げ(三原発6:22、新尾道発6:28、2~3分繰り上げ)
乗継可能な駅の範囲は狭まるが、乗継可能な範囲内の乗客を少しでも、朝早くまたは夜遅くに選択できる機会を増やすことによる、到達範囲内の拡大、滞在可能時間の拡大、混雑緩和などが目的?法律上、深夜0時~早朝6時は運行できない制約がある中、ギリギリを攻める戦略?

ここからは、さらに詳しく。

◆”のぞみ”を一部時間帯で毎時13本へ
これを見て感じることは、とにかく東名阪の需要は桁違いに多く、凄まじいものがある、の一言です。
2003年の品川駅開業の際に”のぞみ”7本ダイヤとなって以降、年々拡大を続け、2020年にはN700系に統一とともに、”のぞみ”12本ダイヤへ拡大、そして今回さらに増えて最大13本運転となります。それだけ増やしても、ほぼ満席になる需要があるほどの路線です。それが故に、JR東海としても、桁違いに多い、東名阪の需要をいかに高速大量輸送して捌くかが最大の使命であり、そこへの限界に挑戦した結果が今回の13本への拡大でしょう。
下記の最終列車の件でも取り上げますが、増発した”のぞみ”の一部は品川発着となっている場合もあります。品川駅開業の際、大井車両基地への回送線の入出庫列車がある関係で、東京発着の列車が増やせないと言う制約がある中、一部は品川発着を走らせる計画だったのが、早朝を除いて、実現していませんでしたが、今回活用される形でしょうか。

そして、これを見ると、今かなりの議論になっている、北陸新幹線のルート問題に関して、米原ルートで東海道新幹線と線路を共有して乗り入れるなど、極めて困難なことがよくわかるものであり、実際に当のJR東海も過密ダイヤであることを理由に困難、と発言しています。

そして、東名阪の需要の多くを、60年ものである東海道新幹線一本に頼り切っていることも、最近は大雨や雪でダイヤが乱れることも多いことを考えたら、やはり東海道新幹線のバイパスの役割を果たす、リニアも北陸新幹線も、完全な別ルートで大阪までつなぐことが急がれます。



◆早朝に京都始発の臨時”のぞみ”548号を設定
◆最終列車のあとに、博多発品川行き臨時”のぞみ”206号を運転、品川行きは初めて
(博多19:18発⇒新大阪21:45発⇒名古屋22:33発⇒品川23:59着)(九州新幹線”みずほ”610号(熊本18:41発)からも乗換可能)
◆最終列車のあとに、東京発広島行き臨時”のぞみ”号を運転(東京20:09発⇒広島23:59着)
◆名古屋始発の上り「のぞみ」の発車時刻を繰り上げます。
(名古屋6:28発を定期化)
◆山陽新幹線と直通する「のぞみ」と九州新幹線「さくら」を博多で接続し、中京圏と 九州間の利便性を向上
◆九州新幹線で増設される熊本発 博多行の始発臨時「さくら」から、東海道・山陽新幹線直通の臨時「のぞみ」に博多で乗り換え可能とします。
◆東海道・山陽新幹線直通の「のぞみ」から、九州新幹線で増設される博多発 熊本行 の最終臨時「さくら」に博多で乗り換え可能とします。 
◆岐阜羽島始発の上り臨時「こだま」を増設
(岐阜羽島6:30発)
◆静岡行の上り最終「こだま」を速達化
(名古屋発22:21に繰り下げ、静岡着は変更なし)
◆広島発 東京行の臨時「のぞみ」を増設
(広島6:15発”のぞみ”110号)
◆夜間に岡山駅での”のぞみ”から”こだま”への乗り換え時間を短縮
◆三原駅始発列車の運転時刻を繰り上げ


上記のリンクより、京都始発の臨時”のぞみ”の記事でも取り上げましたが、新幹線と言えば、法律で深夜0時~早朝6時は運行することができません。よって、自ずと始発列車の発車時刻は必然的に朝6時発に、最終列車の到着は23時59着となります。しかし、この法律により、朝少しでも早く目的地に到着したい場合、深夜に少しでも多く目的地に滞在した場合、また航空機との対抗などを考えると、制約になったりすることもあります。
そこで近年の東海道山陽新幹線では、昼間のダイヤでは始発列車が存在しない駅から、早朝に始発列車を設定することにより、少しでも目的地への到着時刻が早くなるようにしている例が、いくつか見られます。
その例としては、羽田空港の航空便との対抗上、東京6:00発の”のぞみ”1号より、少しでも京阪神等への到着が早くなるよう設定された、新横浜6:00発の”ひかり”533号、品川6:00発”のぞみ”99号などが挙げられ、さらに東急・相鉄新横浜線開業に合わせて、新横浜6:03発の臨時”のぞみ”497号または97号も、設定されるようになりました。
山陽新幹線においても、神戸空港との対抗上、新神戸から首都圏への到着が早くなるよう、岡山発の”のぞみ”72号を待つことなく、西明石6:01発”のぞみ”66号、姫路6:00発”のぞみ”68号を設定している例などがあります。

また深夜に関しても、近年はこれまで通常の最終列車のあとに、臨時の最終列車を設定する例があります。例えば、東海道新幹線では新大阪21:24発・東京行き最終”のぞみ”64号のあとに、東京21:30発・新大阪行き臨時”のぞみ”488号の運転、さらに東京21:24発新大阪行き最終”のぞみ”273号のあとに、東京21:30発新大阪行き臨時”のぞみ”491号の運転の例があります。あと、北陸新幹線でも敦賀20:11発東京行きの”かがやき”518号のあとに、金沢21:06発東京行き臨時”かがやき”546号を設定している例などがあります。

これにより、通常列車よりも、乗継できる駅の範囲は狭まるものの、乗継可能な範囲内からの乗客に関しては、早朝は少しでも朝早い新幹線へ乗車すること、また深夜に関しては少しでも夜遅い新幹線に乗車できる選択肢を増やすことにより、航空機との対抗で優位に立つこと、並びに到達範囲の拡大、滞在時間の拡大等が狙いの他、通常列車の混雑緩和と言った戦略があります。


最後に、今回の東海道山陽新幹線は、繰り返しになりますが、少しでも輸送力を増やしたり、また少しでも滞在時間拡大などのために、とにかくギリギリを攻めたダイヤであることを感じるダイヤであると感じます。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

2026年春のダイヤ改正:JR西日本、京阪神・近畿エリア。全体的には大きな変化はなく、コロナ禍で減便したダイヤは戻らず?

2026年のダイヤ改正を順次取り上げますが、今回は私も普段から利用しているJR西日本の京阪神・近畿エリア。

東海道山陽新幹線や、北陸新幹線等に関することは、別の記事で取り上げる予定であり、今回は省略し、京阪神・近畿エリア内のことを取り上げます。

まずは、ダイヤ改正の主な内容と、気付いたことを簡単に。

JR西日本:京阪神・近畿エリア、ダイヤ改正の主な内容
ダイヤ改正日:2026年3月14日
JR西日本:2026 年 3 月 14 日 ダイヤ改正を実施します ~「手柄山平和公園」駅を開業します~

◆奈良線:稲荷駅に全ての快速が停車&みやこ路快速がJR小倉と新田駅に停車
実質は今の快速がみやこ路快速となる形に。京奈間(京都~奈良)の速達性は低下するが、伏見稲荷への増え続ける観光客を捌き、案内上のわかりにくさ解消に、城陽以北の利用者が多さ、近鉄の駅に近い立地の重要性などを考えると、停車駅をこうせざるを得なかった?

◆手柄山平和公園駅が開業。新快速はもちろん、特急”らくラクはりま”も停車
新たにオープンするスポーツアリーナや競技用屋内50mプールなどのほか、水族館などもある、手柄山平和公園へ駅直結の立地に。ただ、ダイヤはやや中途半端?

◆有料座席”うれしート”を新快速や環状線に拡大
正直、付加価値は確実に座れる、それだけ。用意するものは仕切りの暖簾だけで、投資の必要性はなく、失敗すれば廃止すればいい、との考えであったと思われる。でも、年々拡大傾向と言うことは利用状況は良好?一方で、新快速はAシート拡大はどうなった?

◆奈良線:臨時特急”いにしへ”を一部の土休日に運転
”まほろば”と同じく、徐々に運転日を増やして、将来的な定期化を目指す?

◆おおさか東線:JR野江駅に全ての直通快速が停車&平日夕夜の直通快速の時刻変更
2019年に開業した北側区間の利用者が増加傾向?これなら、快速を削減または廃止して、普通列車の本数を増やした方が、全体的には便利になる?

◆山陰線と湖西線の終電の行先変更
湖西線永原行き終電が絶望を味わうことになる、恐怖の終電に様変わり?京都⇒胡麻より先の福知山方面の終電が早まる?

◆きのくに線の快速・普通を全てワンマン運転に
駅ホームにミラー設置など、その動きが見られたが、今回ワンマン運転へ。


全体的には大きな変更は見られず、コロナ禍で減便したダイヤが今回も戻ることなし?
ここからは、上記の内容を詳しく見て行きます。

◆奈良線:稲荷駅に全ての快速が停車&JR小倉駅・新田駅にみやこ路快速が停車
数年前の正月に撮影した、快速が臨時停車する様子

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個人的には、日頃から奈良線にはよく乗ることがあるので、一番気になった件でもあります。
まずは稲荷駅の快速停車に関して。稲荷駅を降りてすぐ前にある、伏見稲荷大社へのアクセスとして利用されている駅ですが、トリップアドバイザーで取り上げられてから、千本鳥居などの人気が高まり、この10年で一気に外国人を中心に観光客が増加。正月の初詣だけでなく、年間を通して、観光客の増加が著しく、それに伴い、稲荷駅の利用者も大幅に増加。かつては正月の初詣の時期のみ、快速が臨時停車していたのが、近年は春と秋の観光シーズンにも臨時停車するようになるなど、臨時停車は明らかに増加傾向です。さらに、駅西側には龍谷大学の深草キャンパスもあり、通学の利用者も多いです。近年はホームに人が溢れる状況が続いていて、増え続ける稲荷駅の利用者を捌き、また時期によって臨時停車する・しない、と言う案内上の複雑さもあることなどから、今回全停車にして、わかりやすくすることが狙いと考えます。
そして、みやこ路快速に関しては、宇治市内にある、JR小倉駅と新田駅にも停車することになり、これら両駅には全ての快速が停車となり、実態は現在の快速がみやこ路快速になる形となります。ここに関しては、近年はニンテンドーミュージアムが開業した他、近鉄京都線の小倉・伊勢田・大久保が至近距離にあり、近年は近鉄の運賃値上げにより、転移などもあるのでしょうか。これにより、宇治・JR小倉・新田・城陽と4駅連続停車となります。
正直なところ、京奈間(京都~奈良)の速達性に関しては低下しますが、それよりも伏見稲荷への増え続ける観光客を捌き、案内上のわかりにくさ解消や、奈良線の利用者の多くを占める城陽以北を重視すること、また近鉄の駅に近い立地の重要性などを考えてのことでしょうか。
本当は遠近分離のために、城陽以北の普通列車の本数を増やした上で、快速停車駅は現ダイヤのままがベストでしたが、城陽以南の利用者が少なくなることを考えるとそこまでは、となったのでしょうか。


◆手柄山平和公園駅が開業。新快速はもちろん、特急”らくラクはりま”も停車
姫路駅の観光案内所にある、新駅のPR
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姫路市内のJRの駅では、この20年の間に、4駅目の新駅誕生です。新たにオープンするスポーツアリーナや、公式大会が開催可能な屋内50mプールなどへ、駅直結の立地となります。当ブログでも取り上げましたが、最近は姫路城でマルタの甲冑見物などで、姫路へ行くことがあり、駅の案内所に立ち寄ると、既にこの新駅に関するPRがありました。個人的には、日頃からジムやプールなどでトレーニングをしていて、時間があれば旅先でもジムやプールに行くこともあることなどから、ぜひこの新駅を利用して、この新たにオープンするジムや屋内50mプール等にも行ってみたいところです。

ただ、現ダイヤを当てはめると、毎時3本停車とは言え、間隔は歪でダイヤはやや中途半端です。要因は姫路~播州赤穂の便がコロナ禍で毎時1本に減便されたことであり、今回も毎時2本へ戻ることはなさそうなので、歪な状態が続くことになります。
新快速は元々姫路以西は各駅なので、停車は当然と言えますが、特急”らくラクはりま”の停車は意外と言えます。京阪神への着席通勤等を見込んでいるのでしょうか。


◆有料座席”うれしート”を新快速や環状線に拡大
うれしート開始のパンフレット
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正直、うれしートの付加価値と言えば、確実に座れる、ただそれだけです。用意するものは仕切りの暖簾だけで、設備投資の必要性はなく、JR西日本としても失敗すれば廃止すればいい、との考えであったと思われます(かつての関空特快ウイングがそうだった)。
ただ、実際にはこのように年々拡大傾向であることを考えると、途中駅からでも確実に座れる、と言うことだけでも、利用者が増加傾向であることが頷けます。実際に、私も利用してみましたが、大きな荷物を持っている時や、体調が優れない時、身体が不自由、ベビーカー利用者などにとっては、チケットレス乗車なら300円追加するだけで、途中駅からでも確実に座れる上に、大型荷物も気兼ねなく置けると言う点だけでも、安心感はあったものです。
今回からは新快速にも設定されるようになりますが、新快速には既にリクライニングシートなどを備えた専用車両、Aシートがある中での設定となります。京阪間では並行する京阪・阪急が専用の車両で有料座席車両を拡大する中、今のAシートの本数などはかなり中途半端な印象が否めず、将来的な拡大計画もありますが、今回は実現しませんでした。専用の車両としている以上、運用上の制約に、設備投資が必要な点など、制約が多いところがあるのでしょうか。個人的には、やはり有料座席を利用するなら、専用の車両で付加価値が充実している、このAシートをもっと拡大して欲しいところはあります。



◆奈良線:臨時特急”いにしへ”を一部の土休日に運転
秋に臨時運転された、”いにしへ”
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2025年から約35年ぶりに、奈良線を走ることになった、臨時特急”いにしへ”。
”まほろば”と同じく、徐々に運転日を増やして、近い将来、定期化を目指していることは間違いないでしょう。また今回の快速停車駅の増加を考えると、将来的には京奈間の移動を特急へと誘導させる意図があり得るかもしれません。当ブログでも2回乗車した件を取り上げていますので、こちらも合わせてご覧ください。




◆おおさか東線:JR野江駅に全ての直通快速が停車&平日夕夜の直通快速の時刻変更
近年はJR淡路、城北公園通と停車するようになったのに続き、今回は京阪との乗り換え駅である、JR野江に停車。2019年に開業した北側区間で停車駅の増加が続いています。実際に大阪府の統計年鑑などを見ても、JR淡路の利用者数が、JR河内永和の利用者数を抜くなど、北側区間の増加は顕著と言えます。

そんな中で、今回のJR野江への追加停車。正直、ここまで来ると、快速を削減または廃止して、普通列車の本数を毎時5~6本に増やした方が全体的な利便性は上がるのでは?、と感じるところもあります。それにしても、おおさか東線の本数は基本的に15分に1本は少ないの一言です。


◆山陰線と湖西線の終電の行先変更
現ダイヤでは、湖西線永原行き終電は、永原到着後、折り返し京都行き終電で折り返すダイヤであり、例え寝過ごしても京都まで戻ることが可能ですが、今回のダイヤ改正では近江今津までしか戻ることができなくなり、仮に近江今津より先まで寝過ごすと、絶望を味わうことになる、恐怖の電車に様変わりします。折り返して、近江今津行きの終電など、正直誰が利用するの?、と言う列車になりそうです。
電化方式を直流に変更し、新快速が敦賀まで乗り入れるようになってから、約20年ほど経ち、永原行きはかなり少なくなりましたが、近江塩津駅等が4両までしか対応していない都合上、現在も少ないながら、永原行きが残っているのが現状です。せめて、この永原行きが一駅先の近江塩津まで行ってくれれば、まだ敦賀・長浜・米原方面へと抜けることが可能なだけに、ここは何とかならなかったのか、と言うところはあります。とは言え、京都~堅田が4両では、明らかに輸送力不足となりますが。
そして、山陰線に関しては、現ダイヤの園部発福知山行きの終電が胡麻行きに変更となり、胡麻より先、福知山方面の終電が早くなるので、この点も要注意でしょうか。


◆きのくに線の快速・普通を全てワンマン運転に

最近になって、きのくに線の駅にミラー設置など、それを窺わせる動きがありましたが、今回のダイヤ改正からワンマン運転となります。これにより、きのくに線は特急を除き、全区間でワンマン運転となります。ただし、今回ワンマンとなる、和歌山~御坊に関しては、全ドアから乗降可能となり、乗降方法は変わりません。この区間に関しては、阪和線の車両を共通して使用していることが基本ですが、今後はワンマン運転対応に向けた改造などが行われることでしょう。


最後に、全体的に見ると、大きな変化とは言えず、今回もコロナ禍で減便したダイヤが戻る、と言うことはなさそうです。正直、毎時1本に減らされた区間に関しては、結構不便なところもあるだけに、早く戻して欲しいところはありますが、なかなか利用者数が元には戻っていないこと、また人員や車両の確保が難しいなどがあるのでしょうか。

以上、JR西日本の京阪神・近畿エリアのダイヤ改正の話題でした。引き続き、他のエリアについても取り上げてまいります。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。

2026年春のダイヤ改正:東海道新幹線で、早朝に京都始発の臨時”のぞみ”を新設。首都圏へ11分早く到着することが可能。どこから乗継可能?

12月中旬になり、来年春のダイヤ改正の情報が続々と発表されていて、当ブログでも随時取り上げようと思いますが、今回のダイヤ改正で個人的に気になったのは、東海道新幹線で早朝に京都始発の東京行き、臨時”のぞみ”548号が設定されることになった件。まずは、この件について取り上げ、どこからであれば乗継が可能なのか、詳しく取り上げることにしました。
N700S、新横浜駅にて。今回、京都からの臨時”のぞみ”548号運転日には、新横浜に朝7時台到着が実現する。
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JR東海:2026年3月ダイヤ改正について

まずは、その京都発の臨時”のぞみ”548号の時刻や運行予定などから。

◆臨時”のぞみ”548号の時刻
京都6:03⇒名古屋6:37⇒新横浜7:54⇒品川8:05⇒東京8:12
※月曜日、休翌日、土曜日、連休初日を中心に運転
※東京駅に11分早く到着することが可能

※参考:定期の新大阪発”のぞみ”230号の時刻
新大阪6:00⇒京都6:14⇒名古屋6:49⇒新横浜8:05⇒品川8:16⇒東京8:23
個人的には、首都圏方面へ行く際には、いつも京都駅から新幹線を利用していますが、臨時運転される日に限定すれば、新横浜には7:54着と、何と首都圏に朝7時台に到着することが可能になるので、これは大きなニュースです。11分早く到着となれば、後続の”のぞみ”230号と比べても、より早い列車への乗り換えも可能となり、到達範囲も広まったり、滞在時間も拡大することになるので、この11分の差は大きいと言えます。京都始発の設定も、首都圏到着が朝7時台になるのも、恐らく史上初でしょう。

新幹線と言えば、法律で深夜0時~早朝6時は運行することができません。よって、始発列車の発車時刻は必然的に朝6時発となります。しかし、この法律により、朝少しでも早く目的地に到着したい場合や、航空機との対抗などを考えると、制約になったりすることもあります。
そこで近年の東海道山陽新幹線では、昼間のダイヤでは始発列車が存在しない駅から、早朝に始発列車を設定することにより、少しでも目的地への到着時刻が早くなるようにしている例が、いくつか見られます。
その例としては、羽田空港の航空便との対抗上、東京6:00発の”のぞみ”1号より、少しでも京阪神等への到着が早くなるよう設定された、新横浜6:00発の”ひかり”533号、品川6:00発”のぞみ”99号などが挙げられ、さらに東急・相鉄新横浜線開業に合わせて、新横浜6:03発の臨時”のぞみ”497号または97号も、設定されるようになりました。
また山陽新幹線においても、神戸空港との対抗上、新神戸から首都圏への到着が早くなるよう、岡山発の”のぞみ”72号を待つことなく、西明石6:01発”のぞみ”66号、姫路6:00発”のぞみ”68号を設定している例などがあります。

これにより、後続列車よりも、乗継できる駅の範囲は狭まるものの、乗継が可能な範囲内の駅から来ることができる乗客を、少しでも朝早い新幹線へ乗車することにより、航空機との対抗で優位に立つこと、並びに到達範囲の拡大、滞在時間の拡大等が狙いの他、後続列車の混雑緩和などの戦略があります。
今回、早朝の京都始発の臨時”のぞみ”548号の設定も、同様の戦略でしょう。


そこで今回、京都発の臨時”のぞみ”548号に、どこからであれば乗り継ぐことができるのか、気になったので、以下のように調べてみることにしました。
今回、記載したダイヤは2025年12月時点の平日ダイヤとします。ちなみに、京都駅での新幹線との乗り換え標準時分はJR在来線は9分、近鉄・地下鉄烏丸線は10分と時刻表には記載されています。


◎十分乗継可能
◆京都駅に直接乗り入れる路線で、”のぞみ”548号に間に合う区間
・JR京都線:大阪~西大路(大阪5:00⇒京都5:46)
・琵琶湖線:野洲~山科(野洲5:08⇒京都5:41)
・JR奈良線:奈良~東福寺(奈良4:48⇒京都5:44)
・嵯峨野線:園部~梅小路京都西(園部4:44⇒京都5:26)
・近鉄京都線:新田辺~東寺(新田辺5:12⇒京都5:44)
・地下鉄烏丸線:国際会館~五条(国際会館5:18⇒京都5:37)
・地下鉄烏丸線:竹田~九条(竹田5:37⇒京都5:43)


◆途中駅乗り換えで、”のぞみ”548号に間に合う、路線&区間
・地下鉄東西線
:六地蔵~東野(六地蔵5:15⇒山科5:27、上記の琵琶湖線へ乗り換え)
・地下鉄東西線:太秦天神川~二条城前(太秦天神川5:20⇒烏丸御池5:28、上記の地下鉄烏丸線・国際会館発へ乗り換え)
・京阪本線:淀~鳥羽街道(淀5:15⇒丹波橋5:23⇒東福寺5:32、丹波橋で上記の近鉄京都線、または東福寺で上記のJR奈良線へ乗り換え)
・京阪本線:出町柳~七条(出町柳5:21⇒東福寺5:31、上記のJR奈良線へ乗り換え)
・京阪京津線:びわ湖浜大津~四宮(びわ湖浜大津5:10⇒京阪山科5:24、上記の琵琶湖線へ乗り換え)
・京阪石山坂本線:近江神宮前~石場(近江神宮前5:02⇒京阪膳所5:13、上記の琵琶湖線へ乗り換え)(近江神宮前~三井寺は、びわ湖浜大津で京津線に乗り換え、さらに山科で琵琶湖線乗り換えでも可能)
・阪急京都線:桂~大宮(桂5:01⇒烏丸5:10、上記の地下鉄烏丸線・国際会館発へ乗り換え)
・阪急京都線:京都河原町(京都河原町5:18⇒烏丸5:19、上記の地下鉄烏丸線・国際会館発へ乗り換え)
・叡山電車:修学院~出町柳(修学院5:09⇒出町柳5:16、上記の出町柳発の京阪本線、さらに東福寺でJR奈良線へ乗り換え)
・大阪環状線:京橋~天満(京橋4:49⇒大阪4:55、上記のJR京都線へ乗り換え)
・阪神本線:尼崎~大阪梅田(尼崎4:36⇒大阪梅田4:50、上記のJR京都線へ乗り換え)

やや厳しい?
・湖西線:近江今津~大津京(近江今津4:59⇒京都5:57)
・京阪本線:寝屋川市~石清水八幡宮(寝屋川市5:01⇒丹波橋5:37、近鉄京都線乗り換え・丹波橋5:45⇒京都5:57)

これを見ると、JR京都線は大阪駅から、琵琶湖線は野洲駅から、JR奈良線は奈良駅から、嵯峨野線は園部駅から、近鉄京都線は新田辺駅から、京都市営地下鉄は御陵~京都市役所前を除く、全駅から乗継が可能な他、京都市内の京阪・阪急などの私鉄の駅であっても、多くの駅は途中駅で乗り換えて、”のぞみ”548号への乗り継ぎが可能となります。京都市内はもちろん、宇治市・長岡京市・高槻市・茨木市・草津市・亀岡市などにある駅が、概ね射程圏内に入ります。
さらに、阪神本線の始発を使えば、何と兵庫県尼崎市の一部からであっても、”のぞみ”548号へ乗継可能です。ここは、阪神本線の始発の早さが際立つところでしょうか。少し場違いな感もあります。
ちなみに、阪急に関しては京都線・神戸線・宝塚線ともに、始発列車は大阪梅田に4:55に到着するダイヤとなっていますが、さすがに5分乗換では、JR京都線大阪5:00発の始発列車に乗り継ぐことは、少し厳しいでしょうか。


一方で、京都駅に乗り入れる路線の中では、唯一湖西線だけがやや厳しい状況になりました。
6分乗換であれば、速足で行けば、乗継は可能ではありますが、もし湖西線の到着が少しでも遅れると怪しくなります。ここは今回のダイヤ改正で同時に、湖西線の到着時刻をあと数分早める、時刻修正が行なわれることを期待したいところですが、この件が判明するのは、年が明けて時刻表が公開されてからでしょうか。さすがに、湖西線だけが乗継不可能になると、湖西線利用者から苦情が出ることも予想され、大変不味いでしょう。
湖西線に関しては、近江今津駅を4時台に発車するとは言え、京都駅に乗り入れる路線の中では、とにかく始発列車の到着時刻の遅さが際立ちます。これでもまだ、最近は朝5時台に京都駅到着のダイヤとなりましたが、以前は京都駅に乗り入れる路線の中では唯一始発列車の到着時刻が朝6時台となり、朝5時台に到着できませんでした。
同様に、京阪本線の八幡市・枚方市・寝屋川市の駅からであっても、6分乗換となり、近鉄の改札の位置が新幹線のすぐ前、と言う立地を考えると、何とかなりそうなところはありますが、少しでも遅れると怪しくなる点はあります。

あと、京阪宇治線と阪急京都線・桂~大阪梅田に関しては、一部駅を除き、前者は概ねJR奈良線の駅が、後者は概ねJR京都線の駅が近くにあるので、これらを直接使えば、ほぼ乗継は可能となります。


従来から設定されている、次の新大阪発の定期”のぞみ”230号を京都駅から利用する場合、琵琶湖線は米原から、近鉄は大和西大寺・奈良・天理から、京阪は樟葉・枚方市・寝屋川市などからでも、十分乗継可能なことを考えると、乗継可能な範囲は、やはり狭まりますので、11分の差とは言え、早朝の時間帯はこの差が大きいことも実感するところでしょうか。

今後、近鉄も来年春は五位堂駅に特急停車など、ダイヤ改正が決定していますので、その発表を待つとともに、またJR在来線も正式な時刻表が公開されれば、修正版などを出すことも考えています。

個人的にも、ぜひ一度はこの京都始発の臨時”のぞみ”548号には乗車してみたいところです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。

2025.3.22 京阪電車ダイヤ変更。15分間隔から12分間隔に変更となるが、必ずしもメリットばかりではない。

2025年3月22日の京阪電車ダイヤ変更について取り上げます。

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▲今回また昼間の快速急行は見れなくなる、万博ラッピング車両


2025 年3月22日(土)初発から京阪線のダイヤを変更します

リリースの主な内容
◆昼間は特急(淀屋橋~出町柳)・準急(淀屋橋~出町柳)・普通(中之島~萱島)をそれぞれ12分間隔・毎時5本に変更。宇治線・交野線も同様に12分間隔・毎時5本に。
◆淀屋橋・中之島~萱島の区間急行・普通は一部を除き、4両編成に
◆朝7時~8時台下り、区間急行・普通を計5本増発
◆守口市駅発下りの急行・準急の停車時間帯拡大(始発から7:43発準急までと、8:33発準急以降は全て停車)
◆通学時間帯の混雑緩和のため、8時台に淀屋橋発出町柳行き快速急行と、樟葉発出町柳行き普通を増発
◆夕方17~18時台上り、区間急行・普通を計5本増発
◆学生の夕方の帰宅時間帯に、快速急行(出町柳⇒淀屋橋)を増発、出町柳発の急行の行先を淀から淀屋橋に運転区間延長、枚方市発の準急3本を快速急行に変更
◆出町柳発のライナーの発車時刻を、17:55発から18:06発に変更
◆土休日も平日同様、特急・準急・普通を、それぞれ12分間隔・毎時5本運転
◆土休日午前の快速特急”洛楽”は1時間おきに変更(淀屋橋発8:00・9:00・10:00・11:00)、午後は4本に減便
◆大阪・関西万博期間中は、平日・土休日ともに中之島発着の臨時特急・快速急行を運転
◆中之島発の最終電車を23:50発から、23:54発に繰り下げ(平日・土休日ともに)


ここからはリリースと実際に公表された時刻表を見ながら、私見を述べていきます。また、後述しますが、上記のリンクから京阪電車のホームページを見ると、今回全線時刻表のPDFファイルの公開が復活しています。

私見の主な内容
◆昼間は特急(淀屋橋~出町柳)・準急(淀屋橋~出町柳)・普通(中之島~萱島)をそれぞれ12分間隔・毎時5本に。宇治線・交野線も同様に12分間隔・毎時5本に。ただし、必ずしもメリットばかりではない。
◆本線も4両編成に減車
◆万博や競馬の臨時列車
◆全線時刻表のPDFファイルでの公開が復活
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▲大幅に減少する快速急行

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▲快速急行のプレミアムカーも大幅に減少


◆昼間は特急(淀屋橋~出町柳)・準急(淀屋橋~出町柳)・普通(中之島~萱島)をそれぞれ12分間隔・毎時5本に。宇治線・交野線も同様に12分間隔・毎時5本に。ただし、必ずしもメリットばかりではない。

※参考:2023年ダイヤでは、特急(淀屋橋~出町柳)4本・快速急行(淀屋橋~出町柳)2本・準急(淀屋橋~出町柳)4本・普通(中之島~枚方市)2本・普通(中之島~萱島)2本


一番の大きな変更点は何といってもこれでしょう。基本的に15分間隔・毎時4本のところ、12分間隔・毎時5本に変更となります。2021年までは10分間隔・毎時6本が基本であったところを、15分間隔・毎時4本に変更となりました。コロナ禍以降、他の関西大手私鉄と比べても、あらゆるところでコストカットが目立つ京阪ですが、ダイヤに関しても例外ではなく、かなり思い切った大減便となっている状況です。
ただ、昨今のコロナ渦からの需要回復などを考えると、明らかに減らしすぎたところがあり、場合によっては混雑が悪化している例があること、さらに今年秋には運賃値上げの計画がある中、この大減便は利用者から決して受け入れられないのでは?、と思うところもあり、改善が求められていたところでしたが、今回は12分間隔・毎時5本に改善されることになりました。個人的には以前から、10分間隔・毎時6本は過剰だが、15分間隔・毎時4本は明らかに減らし過ぎなところがあり、12分間隔・毎時5本が落としどころと思っていたら、本当にその通りとなりました。

これにより、多くの駅では15分間隔・毎時4本から、12分間隔・毎時5本へと増えるとともに、3種別すべてが12分間隔・毎時5本となり、ダイヤもわかりやすく、スッキリしたように思えます。現状では15分間隔が基本としながらも、快速急行が2本入ることで、間隔が歪でスッキリしないところがありました。特に、京都市内で観光客の利用が多いが、準急(京都側では実質各駅停車)しか停車しない、伏見稲荷・東福寺・清水五条・神宮丸太町などではメリットが多い他、中書島での特急と宇治線との連絡の待ち時間も短縮されているなど、枚方市駅から京都側ではメリットが多いように思えます。
さらに、全線時刻表を見てみると、下りのみですが、準急は三条での特急待ち合わせ解消により、準急は出町柳~丹波橋で特急から逃げ切り、丹波橋・枚方市で特急の待ち合わせ、枚方市~淀屋橋も特急から逃げ切るダイヤとなっています。一方で、上りはこれまで同様、枚方市・丹波橋・三条で準急は特急の待ち合わせです。上下とも共通することは快速急行が間に挟まると、準急は深草でも追加で快速急行の通過待ちをするダイヤとなり、時間のロスになっていただけに、12分間隔への増便とともに、京都市内小駅への移動は大きく改善されると言えるでしょう。
また、枚方市駅~大阪市内(京橋・天満橋・北浜・淀屋橋)の利用者は、特急・準急ともに利用できることから、これまで通り毎時10本の乗車チャンスがあります。以前は準急が香里園で特急の通過待ちをしていた時もありましたが、これは個人的にも枚方市駅~大阪市内の実質本数の減少により特急に乗客が集中すること、また門真・寝屋川~京都方面へも時間ロスになるなど、明らかにデメリットが多いダイヤであり、今後も準急は淀屋橋~枚方市を逃げ切るダイヤを続けて欲しいと思います。

しかし、メリットばかりではない点も、また現実です。特に、香里園や寝屋川市に関しては準急5本のみでわかりやすくなる一方で、全体的な停車本数減便に、快速急行廃止で京都方面との行き来が不便になること、さらに普通はすべて萱島で分断となり、枚方・寝屋川~門真が直通で行けなくなるなど、枚方市駅から大阪側の途中駅はデメリットも多いように思えます。この寝屋川や門真は、沿線の地盤沈下や人口減少などの傾向が顕著な点も大きいと言え、この20年ほどはダイヤ改正の度に運行パターンの大きな変更を繰り返していることを見ても、なかなか落としどころが見つからないように思えます(一方で、枚方市駅から京都側では、基本的に特急(快速急行も含めて)と普通(準急も含めて)のみでほぼ安定している)。
さらに、門真市駅での大阪モノレールとの乗換に関しても、今回両社ともに毎時5本で運行パターンが一致するようになりますが、特に平日ダイヤの乗換時間は3~4分と微妙であり、今後改善が求められる他、将来的には内側線にホーム設置で準急停車も必要でしょう。

また、三条~淀屋橋など、京阪間直通の利用者にとっても、特急5本・12分間隔とわかりやすくなる一方で、直通で利用できる実質的な本数は減便となります。(2023年のダイヤでは間隔が歪だが、特急4本+快速急行2本)(参考までに京阪間の他社は、JR新快速は毎時4本(快速は必ず途中駅で追い抜かれるので京阪間の利用には使えない)、阪急京都線特急は毎時6本)


◆本線も4両編成に減車
これまで宇治線・交野線と、一時期存在した宇治線・交野線に直通する列車には4両編成や5両編成が存在しましたが、今回淀屋橋・中之島~萱島は基本的に4両編成に減車と言うことで、これまで7両編成か8両編成が当たり前だったことを思うと、なかなかの衝撃と言えます。それだけ利用者が減っていて、特に中之島線の低迷が顕著と言えそうです。一方で、今後は本線でもワンマン運転を開始予定もあり、まずはこの4両編成からとなるでしょう。
こうなると、混雑が悪化する懸念もありますが、そこは柔軟に本数を増やす対応が取られています。ただ、これで状況が変化して、需要が増えて、混雑が悪化することとなれば、運賃値上げと重なって、利用者からのブーイングが必至なので、さらに柔軟な対応が必要と言えます。


◆万博や競馬の臨時列車

まずは万博から。万博期間中、中之島駅から万博会場の夢洲への直行バスが運行されることになり、それに合わせる形で中之島に直通する臨時特急と快速急行が運行されます。万博会場への一番のメインとなるアクセスは大阪メトロ中央線となりますが、混雑を分散させる形で、中之島からのバスが運行されますが、どこまで利用者がいるでしょうか。そのバスは予約が必要です。

次に、競馬に関して。沿線には淀駅が最寄りの京都競馬場があり、競馬開催日は多くの人で賑わいます。この際、これまでは快速急行が淀駅に臨時停車する他、状況に応じて、淀始発の臨時急行や臨時普通などが運転されていましたが、快速急行が廃止になる今回のダイヤではどのような対応になるか、まだ公表されていません。さすがに多客が見込まれる時に、準急のみでは捌くことはできないので、臨時列車での対応となるでしょう。
ちなみに、これまでの京阪の対応を見ていると、特急の臨時停車は恐らくありません。特急は京阪間直通や主要駅の乗客向けで、競馬場への乗客とは明確に分離させるためか、これまで定期の特急が臨時停車した例はほとんどありません。また動きがあれば取り上げます。



◆全線時刻表のPDFファイルでの公開が復活

こちらのリンクを見ると、今回PDFファイルの全線時刻表の公開が復活しています。
この全線時刻表のメリットと言えば、一目で複数の列車を把握できることです。乗換案内アプリやホームページ等での各駅の時刻表では、特定の一列車しか目が届きません。
以前、京阪電車の全線時刻表は売店・書店などで発売されていましたが、これが後にホームページ上でのPDFファイルでの公開に変わり、そのホームページ上のPDFファイルでの公開も乗換案内のアプリ等の普及により、何年か前に終了したことが、京阪電車のホームページのよくある質問欄に記載されていました。
乗換案内アプリの普及があるとは言え、個人的にこれは明らかなサービス低下としか思えませんでした。コロナ禍以降、大減便ダイヤに券売機廃止、エスカレーターの撤去など、他の関西大手私鉄よりも、あらゆるところでコストカットが目立つ京阪ですが、PDFファイルの全線時刻表をホームページで公開することに関しては、大してコストカットにもならない上に、PDFファイルの全線時刻表をホームページ上で公開することに対して何の不都合があるのか、とかなり疑問に思っていたところでした。さすがに、以前のように紙の時刻表を駅で無料配布となると、印刷費などが嵩むので、そこまでは求めていませんが、この減便ダイヤとなっている状況を見ると、全線時刻表をPDFファイルの公開を復活するか、駅の改札やコンビニ等での有料販売復活を望んでいたところでしたので、これは良い方向への変化と言えます。

2025.3.15ダイヤ改正:JR東日本・首都圏エリア&長野エリア

2025.3.15のダイヤ改正。続いては、JR東日本の首都圏エリアと長野エリア。

2025年3月 ダイヤ改正について JR東日本 2024.12.13
2025年3月ダイヤ改正について JR東日本八王子支社 2024.12.13
2025年3月 ダイヤ改正について JR東日本高崎支社 2024.12.13
2025年3月 ダイヤ改正について JR東日本水戸支社 2024.12.13
2025年3月ダイヤ改正について JR東日本千葉支社 2024.12.13
2025年3月ダイヤ改正について JR東日本長野支社 2024.12.13
主な内容
◆中央線快速・青梅線でグリーン車サービス開始。”ホリデー快速おくたま”は東京発着に変更
◆特急”はちおうじ””おうめ”廃止。
◆中央線特急”あずさ””かいじ”は新宿16:30以降に発車する全列車が東京発に。
◆大糸線直通の特急”あずさ”を新宿~白馬に変更し、新宿行きの時刻も変更。臨時特急”はくば”を運転
◆中央線、早朝5:40甲府発の臨時特急”かいじ”を運転
◆常磐線特急を全て品川発着に
◆成田エクスプレスの千葉駅停車を拡大
◆横須賀線品川~東京の初電繰り下げ&終電繰り上げ
◆山手線・南武線・武蔵野線・日光線等で増発
◆東海道線、京葉線で一部輸送体系見直し
◆特急”あかぎ”の運転区間変更&土休日取りやめ
◆南武線、常磐線各駅停車でワンマン運転開始
◆特急”信州”を全席指定席に
◆篠ノ井線塩尻~松本で普通列車増発
いくつか個人的に気なったところを述べていきます。

◆中央線快速・青梅線でグリーン車サービス開始。特急”はちおうじ””おうめ”廃止。
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▲無料お試し期間に中央線快速のグリーン車に乗車
一番の目玉は中央線快速・青梅線でついにグリーン車が始まることでしょう。2015年に計画が公表されてから10年。12両対応のホーム延長などの工事延期に、半導体不足など、様々な要因が重なり、何度かの延期を経て、10年越しで、ようやくめでたくサービス開始となる中央線のグリーン車
さすがに、50編成以上あるものを全て一気に組み込むことは難しいので、昨年10月から順次組み込むこととなり、全編成の組み込みが完了するまでは無料お試し期間となっていましたが、それも3/14で終了です。
個人的にも、最近東京に行くことがあり、中央線快速のグリーン車に試し乗りしてきました。また近々取り上げる予定です。
グリーン車開始と同時に、通勤時間帯の着席列車となっていた、特急”はちおうじ””おうめ”は廃止に。東海道線などでは、グリーン車と通勤客向けの特急列車両方を運転している例はありますが、中央線ではそうはならなかったようです。中央線快速と言えば、過密なダイヤであり、少しでもダイヤのことを考えると、着席サービスはグリーン車で十分となったのでしょうか。

◆中央線特急”あずさ””かいじ”
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▲以前、たまたま白馬駅近くの踏切で撮影した、白馬を発車したばかりの南小谷行き、特急”あずさ”。まさかこのシーンが貴重なものになるとは。

個人的に大きいと思ったのは、大糸線乗り入れの特急”あずさ”が白馬止まりとなり、南小谷乗り入れが廃止になることでしょうか。白馬は登山やスキーのリゾート地として有名ですが、長野新幹線(北陸新幹線)の開業後は長野駅からバス利用が主体となり、大糸線直通の特急”あずさ”は大幅に減らされ、現在は1日1往復のみと寂しい状況ですが、区間短縮でより寂しくなりそうです。大糸線は糸魚川~南小谷の利用者が少ないですが、白馬~南小谷も人口が少なく、利用者が少ないので、白馬までに短縮となったのでしょう。

そして、甲府を早朝5:40発の臨時”かいじ”を運転に関して、これは定期化してもいいのでは?、と思うところがあります。中央線の場合、都内の区間のダイヤがあまりにも過密なこともあってか、朝の時間帯に特急が少なく、甲府・松本から朝に都内に着こうと思うと、不便な点が否めません。一方、常磐線などを見ると、朝の時間帯にも特急がそれなりに走っています。やはり、中央線の過密なダイヤが大きいのでしょうか。
あと、特急”あずさ””かいじ”の特急料金に関して、東京・新宿~立川・八王子に関しては上記のグリーン車より特急料金が安くなってはいけないと感じます(例:新宿~八王子、Suicaグリーン料金750円、チケットレス特急券660円。しかも前者は着席保証がないが、後者は着席保証あり。)。特急”あずさ””かいじ”は甲府・松本方面への長距離利用者向けの列車であり、東京都内区間の短距離着席利用者向けにはグリーン車へと分離させるためにも、この都内区間だけでも特急料金の値上げは必要です。

◆常磐線特急
上野東京ライン開業から10年。段階的に品川発着が増えて行った、常磐線特急。ついに今回全列車が品川発着となり、長年始発終着駅だった上野始発終着の列車が消えることを意味し、上野駅がますます中間駅と化すことになります。

◆成田エクスプレス
近年、成田エクスプレスの千葉駅停車が拡大する傾向にありますが、正直遅かったと言わざるを得ません。京成の成田スカイアクセス開通の頃から、始めたら良かったのに、と思うところがあります。千葉市内から直接成田空港へ鉄道でアクセスできるのはJRのみであり、さらに停車を拡大させてもいいのでは?、と思えます。今後、インバウンドの需要増大を考えると、なくてはならない存在となるでしょう。

◆山手線
山手線に関しては、近年は平日日中時間帯に5分間隔まで減便となっていますが、今回も平日昼間は5分間隔のまま。東京都心部の一番の中心路線としてはやはり少ないことが否めません。休日などでは混雑が悪化している例も見たほどです。

◆日光線
日光線に関しては、近年は新車置き換えと同時に両数が減らされ、混雑が悪化したことが、地元からブーイングを浴びるほどにもなっていますが、どこまで改善されるのでしょうか。


◆東海道線
東海道線に関しては、リリースには詳しいことが書かれていませんが、時刻表を確認したところ、沼津直通がまた削減となっていることが挙げられます。やはり、丹那トンネルを境に旅客流動が変化することもあって、現在ではJR東日本とJR東海の境界にもなっていますが、それを踏まえたものでしょうか。

◆京葉線
京葉線に関しては、昨年は通勤快速の廃止に、快速の大幅削減など、物議を醸しだし、ついには地元自治体から抗議が出るほどの騒ぎとなり、後にダイヤを修正する事態にまでなりましたが、京葉線は長距離利用もあることを考えると、やはり快速は終日ある程度は走らせる必要があるように思えます。

◆横須賀・総武快速線
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▲いよいよ引退?E217系。以前に横浜駅で撮影。
横須賀線は終電を繰り上げとのことで、この横須賀・総武快速線の都内地下区間、何かと保守に悩まされているところは、壁などを見ると何となく気付くところはありますが、その保守時間確保のための終電繰り上げでしょう。そして、このダイヤ改正で横須賀・総武快速線はE235系への置き換えは完了し、E217系は撤退すると言ってもいいでしょう(近年は一部のマナーを守らない者のせいで、ラストランの公開はしない傾向にある)。

◆南武線と常磐線各駅停車のワンマン化
これまで利用者が少なく、両数も少ない、地方路線や支線などでのワンマン運転は珍しいものではありませんが、都市部を走り、利用者も多く、両数も多い路線で本格的にワンマン運転はJRでは今回が初めてでしょう。人手不足や合理化などを考えると、ワンマン運転に踏み切らざるを得ない点がありますが、やはり寂しさも感じます。そして、ワンマン化とともに、消えるものが駅の発車メロディー。特に南武線の場合、川崎市も加わり、あらゆるご当地メロディーが流れていますが、これらが一気に消えます。車掌不在となれば、運転士が車載のメロディーを流すしかなくなり、これを駅ごとに変えることが難しいと言いますが、実際に他の私鉄などを見ると、車掌が何も操作しなくても自動的に流れていることもある他、接近メロディーで流すなど、いくらでも方法はあるのに、と感じます。恐らく、そのような手間を掛けたくないのでしょう。
今後、横浜線・根岸線・中央総武線各駅停車・京浜東北線・山手線・埼京線など、首都圏で近距離の電車とも呼ばれる区間(各駅停車が多い)では、ワンマン運転の計画があり、この傾向は広まるでしょう。来年春には横浜線でのワンマン運転が決まってます。
首都圏主要線区でワンマン運転を実施します 2024.11.6
さすがに、上野東京ラインや中央線快速と言った、中長距離の快速線ではまだワンマン運転とはならないようですが。



全国のJR・私鉄・三セクなど、多くの事業者でダイヤ改正日を迎えてしまいましたが、引き続き全国のダイヤ改正で個人的に気なるところを、あと数日程度は取り上げようと思います。

2025.3.15ダイヤ改正、北陸新幹線&北陸エリア

北陸新幹線と北陸エリアのJR・三セクの在来線を取り上げます。

◎北陸新幹線・JR在来線

2025 年春ダイヤ改正について、JR西日本北陸エリア 2024.12.13

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北陸新幹線の主な内容
◆東京行き定期最終”かがやき”より遅く、臨時最終”かがやき”を設定
◆朝の一部の”つるぎ”を富山始発に変更
◆平日の”つるぎ”7号の3号車を自由席に変更

昨年、金沢~敦賀が延伸開業し、大きな変化があったばかりなので、今回は小規模と言えます。東海道山陽新幹線と同様、こちらも定期最終のあとに臨時最終の設定が見られます。金沢開業から今年で10年。北陸と首都圏の移動が劇的に便利になった効果は絶大なものがあると言え、つながりもより強固なものになっていると言え、北陸の首都圏シフトがどんどん進んでいると言えます。
一方で、北陸と関西・中京は遠のいていることは否めませんが、こちらに関しては、ダイヤの設定も中途半端な点が否めません。例として、関西・中京への利用者向けの設定となっている”つるぎ”に関して、途中通過駅のある”つるぎ”が一部金沢止まりになっていたり、”サンダーバード”と”かがやき””はくたか”との接続は特段考慮していないこともあって、関西~信越(富山以東)の移動が便利とは言えない点など、イマイチ敦賀開業の効果が活かせていない点は残念なところであり、今後は一部でも”つるぎ”を長野まで延長するなど、改善の必要性があると言えます。

JR在来線の主な内容
◆城端線:午前中の時刻を変更、新幹線との接続が可能
◆高山線:夕方の時刻を変更
◆大糸線:夕方の時刻を変更し、新幹線との接続が可能

大糸線に関して、
関西から白馬への登山やスキーへの客を考えると、糸魚川~白馬直通があると便利と言えますが、沿線人口が少なく日常的な利用が見込めないことや、南小谷でJR東日本に変わることなどから、難しいのかもしれません。ただ、地元としては手をこまねいている訳ではなく、最近はJR利用と同じ扱いで利用できる、糸魚川~白馬直通の増便バスを運行するなどの手を打っているので、今後どう変化するでしょうか。


◎北陸エリア三セク

2025年春ダイヤ改正について ハピラインふくい 2024.12.13



令和7年春ダイヤ改正について IRいしかわ鉄道 2024.12.13


2025年春ダイヤ改正について あいの風とやま鉄道 2024.12.13

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主な内容
◎ハピラインふくい

◆敦賀~福井で12本増発。一部を除き、概ね毎時2本に。敦賀駅での特急・新快速・小浜線との接続を改善。新快速との接続は概ね5分に。
◆福井17:39発普通敦賀行きを毎日4両に増結
◆朝通勤・通学時間帯の利便性向上。一部で福井駅での乗換を解消

◎IRいしかわ鉄道
◆通勤時間帯に金沢~大聖寺に快速列車を運転(停車駅:金沢・松任・能美根上・小松~大聖寺各駅)。最短、小松~金沢21分、大聖寺~金沢38分。
◆通勤時間帯に普通列車を増発
◆10時台に普通列車を増発
◆金曜夜21時台に普通列車を増発

◎あいの風とやま鉄道
◆富山~泊で日中にパターンダイヤを実施、列車も増発(土休日は富山~黒部)
◆泊駅でのえちごトキめき鉄道との接続改善
◆高岡駅での氷見線との接続を改善
◆一部列車をワンマン運転
新幹線開業による三セク移管で、在来線の全国ネットワーク分断や運賃値上げと言う弊害がある一方で(個人的には上下分離で地元が施設等を保有し、実際の運行はJRが担う形が望ましいと考える)、特急列車が新幹線に移行したことで、地元利用者重視のダイヤが組めるようになり、地元利用者目線で考えると、本数が増えるなど、便利になったことも多いと言えます。
特に、福井県側・ハピラインふくいでは、昨年の開業時から普通列車の本数を増やしたり、一部時間帯には快速列車も設定するなどの積極策となっていますが、今回は敦賀~福井の本数が基本的に毎時2本に増発となり、関西・中京~武生・鯖江に関しては敦賀でハピライン乗換が便利なことなど、予想以上に利用者が多かったと言う状況を示していると言えます。また敦賀での新快速と福井方面普通列車との接続が、今回は5分の接続に改善されるなど(2024年のダイヤでは新快速が敦賀に到着する数分前に福井方面の普通列車が発車するダイヤであり、1時間近くもの待ち時間が発生)、かなり攻めに出た改正と言えるでしょう。
そして、石川県側・IRいしかわ鉄道に関しても、初めてIRでは快速が設定されるのが目玉でしょう。こちらもなかなかの攻めのダイヤ改正であり、長距離利用者が新幹線に移行し、特急列車が廃止になったからこそ、地元重視のダイヤが実現できたと言えます。
富山県側・あいの風とやま鉄道も同様に、地元利用者重視の利便性向上が重点です。
今後は、この三者が一体となって、利便性向上に向けた積極策を期待したいところです。既に共同で企画きっぷなどはありますが。

2025.3.15ダイヤ改正、東海道・山陽・九州新幹線&JR東海在来線

2025年3月15日のダイヤ改正。
次は東海道・山陽・九州新幹線の話題。最後にはJR東海の在来線も合わせて取り上げています。
主な話題は、万博対応等で臨時列車の設定、定期最終のあとに臨時最終の設定、”のぞみ”指定席の拡大などでしょうか。
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2025年3月ダイヤ改正について JR東海、2024.12.13


2025 年3月15日 ダイヤ改正を実施します ~山陽新幹線の臨時列車をさらに増設します~  JR西日本、2024.12.13



2025年春ダイヤ改正について JR九州 2024.12.13

主な内容
◆6時台の首都圏発の臨時”のぞみ”291号を1本増発(東京6:51⇒新大阪9:18)、最大14本運転。大阪・関西万博の開催期間の週末等、首都圏から関西方面へのご利用が多い日に運転。
◆最終列車の時間帯に東京発新大阪行の臨時”のぞみ”491号を増発(東京21:30⇒新大阪23:54)
◆山陽新幹線へ直通する臨時”のぞみ”を増発。 ご利用が多い時間帯に山陽新幹線へ直通する臨時”のぞみ”を1 時間あたり1本増発、定期 ”のぞみ”を含め最大8本運転
◆山陽新幹線へ直通する東京発博多行最終臨時”のぞみ”を増設します。 東京19:00発の新大阪行定期”のぞみ”203号を、山陽方面へのご利用が多い日には博多行臨時 ”のぞみ”として運転
◆”のぞみ”の普通車指定席を拡大。 東海道・山陽新幹線の全ての”のぞみ”の3号車を指定席に変更。 
◆新幹線車内のトイレの約半数を女性専用に。 東海道・山陽新幹線で使用している16両編成車両すべての車内共用トイレの約半数を女性専用に。(2024年12月から順次供用開始)  

◆鹿児島中央から新大阪に初めて9時台に到着する、臨時”さくら”574号の設定(鹿児島中央6:00⇒新大阪9:59)
◆利用が集中する時間帯に臨時”のぞみ”を上下各2本増発。博多行き定期最終”のぞみ”59号(東京18:51⇒新大阪21:23⇒博多23:51)より遅くに臨時”のぞみ”203号の設定(東京19:00⇒新大阪21:31⇒博多23:59)
◆N700Sで毎日運転する列車は、全てビジネスブースを設置

◆日中の博多~鹿児島中央の”つばめ”上下1本を”さくら”に変更し、速達化。同時に博多~熊本には上下1本”つばめ”を増発
◆”みずほ”615号を、熊本行きから鹿児島中央行きに変更

ここから、いくつか私見を述べていきます。

◎最終の新幹線
今回、定期最終のあとに、さらに遅い臨時最終の設定が目立ちます。何年か前から、新大阪⇒東京では、博多からの定期最終の”のぞみ”64号(博多19:00⇒新大阪21:24⇒東京23:45)より遅くに、新大阪発東京行き最終の”のぞみ”488号(新大阪21:30⇒東京23:51)を利用者が多い時期に設定するようになりましたが、それだけ週末などを中心に最終の新幹線は利用者が多いと言うことを示していると言え、24時の門限まで可能な限り走らせたい、と言うことでしょう。
ただ、定期最終より出発時刻が遅くなると、それだけ終着駅への到着時刻が遅くなると言うことも意味します。路線によっては臨時最終新幹線の接続まで考慮していないこともあり、その日の終電で帰れる範囲は狭くなりますので、この点は要注意でしょう。よって、臨時最終に乗っても、帰ることができる範囲内の利用者を中心に、新幹線最終電車の利用者を分散させたい思惑でしょう。

例として、臨時”のぞみ”491号で新大阪23:54に到着すると、23:56発おおさか東線の最終に乗り換えることはかなり厳しくなる他、また臨時”のぞみ”488号で東京23:51に到着すると23:56発中央線快速豊田行き最終に乗り換えることも少し厳しくなるなど(どちらも定期最終”のぞみ”であれば、十分乗り換え可能)、それだけ定期最終と比べて、臨時最終はその日の終電で帰れる範囲は狭まることを意味します。
そして、あと”みずほ”615号ですが、こちらは確か以前から新大阪20時前に発車し、熊本から先の鹿児島中央方面への終電だったと把握していて、いつからか忘れましたが、熊本行きに変更になり、新大阪から鹿児島中央への終電が繰り上がっていました。今回また新大阪⇒鹿児島中央の終電が以前とほぼ同じ時刻に戻ることとなります。

◎”のぞみ”の指定席拡大
スクリーンショット 2025-03-14 004309
▲指定席拡大の告知、JR東海のホームページより
東海道・山陽新幹線「のぞみ」号の普通車指定席の拡大について 2025.12.3
今回3号車が指定席に変更となり、自由席は1・2号車のみになります。既に繁忙期に関しては全席指定席となり、来年くらいには全席指定席化へと進みそうな気がします
ただ、これに関しては東海道と山陽では事情が異なる点はあると思います。”のぞみ”の場合、基本的には長距離利用者が多いと言えますが、東海道新幹線に関しては完全に東名阪の輸送に特化し、完全に長距離利用が主体なのに対し、山陽新幹線ではこまめに途中駅に停車する列車もあり、特に小倉~博多などで短距離利用もある点から、自由席を残す必要性もあると言えるでしょう。

私、個人の考えですが、過去にも当ブログで取り上げた通り、座席を有効活用するためにも、車両ごとに指定席・自由席の明確な区別をなくし、各座席に空席状況を示すランプを取り付けた上で、全車両指定席とし、空いた座席を活用して座席の予約がなくても利用できるようにすることです。これはJR東日本の中央線や常磐線等の他、世界を見るとイギリス・ドイツ・スイス等で実績があり、これを東海道・山陽・九州新幹線はもちろんのこと、全国全ての新幹線・特急列車に適用することだと思います。



◎女性用トイレ
これは賛否両論ありそうです。確かに、今まで東海道山陽新幹線の車両には女性専用のトイレが一切なかったので(山陽九州新幹線の車両にはあり)、必要性は理解できますが、果たして半数も必要でしょうか?個人的には1/3程度で良かったように思えます。ちなみに、山陽九州新幹線の”みずほ””さくら”向けのN700系8両編成の女性用トイレは5号車に1カ所です。





最後にJR東海の在来線も。
豊橋駅で、名古屋方面と浜松方面を、同じホームで乗り換えできる列車を増やし、利便性を向上。 
こちらはほとんど変更がないようですが、一つ豊橋駅で対面乗り換えできることが記載されています。個人的にも、青春18きっぷの旅などで豊橋駅で、名古屋方面と浜松方面との乗り換えは何度もしていますが、いつもホームが変わり、階段等の移動が必要なことが多いだけに、これは朗報と言えそうです。
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