ブログ記事、随時更新中。日本・関西地区を拠点に活動。これまで世界16か国を訪問。交通やまちづくりに関する研究も活かし、主に世界&日本の旅や交通、まちづくり、バリアフリー等に関する情報を中心に、時には楽しく役立つ記事を、時には将来像や社会提言などを発する記事など、様々な情報を発信。時々、他のことを発信することもあり。コメントやご意見はご自由にどうぞ(誹謗中傷は絶対にお止めください)。

JRグループ

JRグループ:この冬も青春18きっぷの発売決定。来年春以降はどうなる?

JRグループ:この冬も青春18きっぷを発売。
青春18きっぷ、この冬も発売決定
JRグループ:「青春18きっぷ」「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」 の発売について
スクリーンショット 2025-11-11 222351
▲上記リリースより
◎発売期間:2025年11/28~2026年1/10(5日用1/8まで、3日用1/10まで)
◎利用期間:2025年12/12~2026年1/12(この冬は1月の三連休に使えるよう、期間を変更)
◎ルールに関しては、今回は特に変更なし
参考までに、青春18きっぷ、昨年冬からの主な変更点
◎購入時に利用日を指定し、連続する3日間または5日間でのみ使用可能(バラバラの日程で使うことは不可能)。
◎新たに3日間用が登場
◎3日用:10,000円、5日用:12,050円
◎自動改札を利用可能
◎エリア関係なく、終電まで利用可能(以前は東京・大阪近辺のみ終電まで利用可能、その他は24時まで)
◎北海道新幹線のオプション券もあり(1人片道1回:4,650円)
以前は、青春18きっぷの発売予定は年度初めか、夏の発売前あたりに、その年度の発売をまとめて公表していたものが、近年は季節ごとに公表する形になり、毎回もう廃止になるのでは?、と言う噂が絶えない、青春18きっぷですが、この冬は発売されることになりました。昨年冬に大幅にルールが変更された青春18きっぷ。自動改札が利用できる一方で、連続した日程でなければ使えない仕様は、この冬も変更ありません。この冬の変更点は、1月の三連休に使えるよう、利用期間が後ろ倒しされた程度でしょうか。
青春18きっぷで、この冬の旅行を計画していた方にとっては、ホッと一息でしょう。

ただ、来年春以降の発売が決まった訳ではありません。特に、来年春はJR東日本の運賃値上げが控えていて、もし発売が決定したとしても、青春18きっぷも、さらなる値上げも十分あり得る話です。最悪、廃止になる可能性も否定はできませんが、あらゆる人に旅行に出るきっかけを作ってきたきっぷであることや、今やJRの会社跨ぎのきっぷが決して便利とは言えず、また日本人が利用できるきっぷでは、唯一JRグループ全国共通のきっぷでもあることなどから、廃止だけは回避して欲しいものです。

また来年春以降の動向にも注目し、また当ブログでも取り上げようと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。

JRグループ:4つのネット予約が初めて連携。ゆくゆくは高速バスネットのような一つに統合した予約サイトの構築を。

JRグループ:4つのネット予約が初めて連携。
主な内容
JR4社のネット予約サービス間の連携による利便性向上に 向けた取組み ~「えきねっと」「EXサービス」「e5489」「JR九州インターネット 列車予約サービス」をより便利にお使いいただけます!~
JR4社が運営するネット予約サービス(「えきねっと」「EXサービス」「e5489」「JR九州インターネット列車予約サービス」)間を連携し、お客様の 利便性を向上するための新たな取組みを実施
◎JRのネット予約サービス間の連携は初めての試み
ネット予約サービス間のシームレスな遷移(シングルサインオン)、他ネット予約サービスの予約情報の表示 ※連携する双方のサービスに会員登録のうえ、事前にユーザー本人の同意と サービス連携操作が必要
「EXサービス」と「e5489」間は、2026年度中のサービス開始を予定
◎先行して、「EXサービス」と「e5489」間で相互にログイン認証ができる サービスを2025年10月4日(土)より開始
◎その他については、2027年度以降、準備が整ったネット予約サービス間 より順次開始
◎例:仙台~新大阪を予約する場合、現在は仙台~東京はえきねっとで、東京~新大阪はEXサービスで、とそれぞれでログインして予約が必要だが、これをどちらか一つでログインすることで、シームレスに遷移することが可能。

主な私見
◎連携とは言っても、アカウントを連携し、2度のログインの手間が省ける程度。
◎肝心なところである、受取に関する制約は変わらず、チケットレスやQRコードでの乗車のさらなる拡大等に関する話はなし。
◎同じJRグループでも、高速バスでは既に高速バスネットと言う、共通のネット予約システムがあり。鉄道でも早期に、この共通のネット予約システムの導入で、日本全国どこでもチケットレス&QRコードでの乗車に対応することが急務。
現在、JRグループには上記の4つのネット予約サービスがありますが、各社がそれぞれバラバラに展開しているのが現状であり、各社のエリア内で完結する場合なら、それほど不便は感じませんが、会社を跨いでの利用となれば、正直不便さが際立ちます。その点は以前から指摘されています。
ちなみに、JR北海道とJR四国は、独自のネット予約のシステムを持っていません。前者はえきねっとで、後者はe5489で対応しています。

現在のところ、これらJR系の4つのネット予約、全て対応しているのは、JR西日本の北陸3県のみです。それ以外に関しては、何らかの制約が存在しているのが現状です。
JR西日本の北陸3県のみ唯一、JR系のネット予約、4つ全てに対応
20240913_054942

近年は、EXサービスが東海道・山陽・九州新幹線で使えるようになったり、e5489やえきねっとがJR東海の駅でも制約がありながらも、対応するようになったりと、以前よりは少しは改善されているものの、以下のようにJR西日本の京阪神エリアで度々見かける、えきねっとは対応不可能、と言う表示を見ると、まだまだ不便なことは否めません。正直、北陸では対応できているのに、なぜ京阪神では対応しないのか、とも言えます。
同じJR西日本でも京阪神エリアでは、えきねっとは非対応
20221010_212543

今回の合意内容を見ても、ログインの手間が省ける程度であり、正直なところ、受取箇所の制約解消に関しては何も触れらていないのは残念な点です。やはり、全国どこでも北陸3県のように4つのネット予約の受け取りに対応できるようにすることが必要でしょう。
そして、QRやチケットレスへの対応も急務と言えます。以前、アメリカのアムトラックに乗車した記事でも取り上げましたが、日本の新幹線や特急はチケットレスへの対応がかなり遅れていると言わざるを得ません。

その理由としては、自動改札への対応のために、一般には入手しにくい特殊な磁気券を使用している以上、自宅プリンター等できっぷを印刷して乗ったり、スマホの画面で表示して乗ると言ったことができなかったり、特急券だけはチケットレスでも、別に乗車券やICカードが必要になったりする点に、さらにきっぷの受け取りに関しても、上記のような制約が存在し、使い慣れていない人にはわかりにくいことが原因と言えます。これなら、ネット予約のチケットレス普及を妨げているのは明らかです。


他方、同じJRグループでも、高速バスに関しては、随分前からJRバスグループで共通のネット予約システム、”高速バスネット”があります。これを見ると、正直なぜ鉄道では各社バラバラなのか?、と思わざるを得ません。


NHKニュースの報道では、将来的には一つのネット予約システムに統合することも検討と述べられていますが、すぐにはなかなか難しいようです。

やはり、鉄道においても、高速バスネットのような、JRグループで共通して一つのネット予約システムに統合することは急務であり、また日本全国全てでQRコードやチケットレスで乗車できるようにすることが急務であると言えます。

今後も動きがあれば、また取り上げます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

JRグループ:秋の乗り放題パス発売。ほぼ同じ条件の青春18きっぷよりお得で、少し延期するのもあり?

JRグループ6社は、秋の乗り放題パスを発売。
JRグループ:「秋の乗り放題パス」・「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」発売

JR東日本ニュースリリースのXより
秋の乗り放題パス、主なポイント
◎購入時に利用日を指定し、連続した3日間で使用可能
◎自動改札を利用可能
◎発売期間:2025年9/12~10/17
◎利用期間:2025年10/4~10/19
◎料金:大人7,850円、子ども3,920円
◎全国のJRの快速・普通列車、BRT、宮島フェリーが乗り降り自由
◎北海道新幹線に乗れるオプション券もあり(大人4,650円、子ども2,320円)
毎年秋に発売されている、秋の乗り放題パスが今年も発売されることになりました。
当ブログでは、同じようなきっぷである、青春18きっぷが昨年冬から大きく変わったことを取り上げました。

改めて、主な変更点をおさらいしてみます。
青春18きっぷ、昨年冬からの主な変更点
◎購入時に利用日を指定し、連続する3日間または5日間でないと使用不可能(バラバラの日程で使うことは不可能)。
◎新たに3日間用が登場
◎3日用:10,000円、5日用:12,050円
◎自動改札を利用可能
◎エリア関係なく、終電まで利用可能(以前は東京・大阪近辺のみ終電まで利用可能、その他は24時まで)
◎北海道新幹線のオプション券もあり
昨年冬の変更以降は、この夏までは特に大きな変更はありません。ただ、この夏は三連休から使えるように、1日早まり、7/19から使えるようになった程度でしょうか。
JRグループ:「青春18きっぷ」「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」 の発売について
やはり、バラバラの日程で使えなくなった点に関しては、不便になったことは確かと感じるところで、発売枚数が3割超減ったと、読売新聞は報じています。その一方で、青春18きっぷシーズンに混雑しやすい区間(熱海、大垣、米原、相生、黒磯など)では、人が少なくなったとの話もあります。



さて、この秋の乗り放題パスですが、昨年からの青春18きっぷ3日間用と、ほぼ利用条件は変わりません。それでいて、価格は2,150円安いとなれば、まだこの夏の青春18きっぷの発売期間と利用期間は残っていますが、1カ月ほど延期して、この秋の乗り放題パスを使う、と言う選択肢も十分あり得る話です。ただし、使える期間は青春18きっぷが1カ月以上あるのに対して、秋の乗り放題は2週間程度と短いので、その点には要注意でしょうか。

個人的には、昨年から大きく変わってから、青春18きっぷはまだ使ったことがありませんが、この秋の乗り放題パスでどこかに行ってみるのもあり、と感じたところではあります。
そして、将来的にはデジタル化した上で、アプリ上でQRコードを表示させる方式に変更し、青春18きっぷとともに、バラバラな日程でも使えるように戻すことだと考えます。ただ、ネット予約ですらJR各社で統一できていないところを見ると、そのようなことが果たして可能なのか、と思う一方で、関西の私鉄各社ではバラバラな日程でも使えるフリーきっぷも発売されている例もあるので、ぜひ実現して欲しいとも思います。


さらに言えば、少し値上げしてでも、もう在来線特急に関しては、別に特急券を追加するだけで乗れるようにすることも必要だと考えます(さすがに新幹線も、とは言いませんが)。近年のJR各社の在来線特急指定席化やチケットレス化、車内改札の省略等は皮肉にも、青春18きっぷ等で特急券を追加すれば、特急に乗れる環境を作り出している、とも言えます(本来は一部区間を除き、在来線特急には乗れません)。個人的には、決められたルールに違反するようなことは決してしませんが、上記のような状況を作り出している点は問題であると言わざるを得ません。

また冬以降の青春18きっぷはどうなるのか、気になるところもあり、動きがあれば取り上げる予定です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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